一般的に言って、思春期の子は身近な大人に悩みを打ち明け、相談しにくいものです。
そこには人間関係の「しがらみ」もあります。
ところが、縁やゆかりの薄い第三者には、相談しやすいと思うことがあります。
そのときに利用しやすいのがネット空間です。めんどうな手続きもいりません。
ただ、悪意のある相談サイトに引っかからないような工夫をしなければなりません。
第三者に相談するのは、「もろ刃の剣」のようなものです。
そこで知り合ったことがきっかけで、連れ去られるという事件も起こっています。
でも、良質の相談サイトもあります。
たとえば、ニフティは安全のために前もって投稿や返事の内容をチェックしたうえで公開します。
ネット空間には、悪意のあるものだけでなく、親身になって相談に応じ、必要な場合には面談や専門機関につなぐNPOのサイトもあります。
このような活動を充実させるには「人」がいります。また資金もいります。この活動を支えていく社会のしくみづくりが求められます。
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