絵手紙教室の先生が推薦する映画『モリのいる場所』を、母と共に観に行くことにしました
伝説の画家・熊谷守一さん(通称モリさん)は、軽い脳出血に罹ってから30年間も自宅の敷地内から出なかったそうなのです
(でも、好奇心にかられた時には外に出かけてみえたらしく・・姿を見かけたという近所の方も)
好きな植物や花を取ってきては自宅の庭に植えて、日々、眺めて過ごしたそうなのです
実際に『モリのいる場所』を観た感想は・・「素晴らしい!」「本当に良い映画だった!!」
「(母は)たぶん途中で居眠りするかも?」と、私は思っていたのですが、最後までスクリーンから目を離さなかったのです
時々、母も笑い声をたてていました(他の数名の御客さん達も笑っていました)
有名な画家さんだったのに、毎日のようにやってくる客人が「これ以上増えては困る」という理由から、二度の勲章などを辞退されたそうです
モリさん役の山崎さんも素晴らしかったですが、奥様役の樹木さんの演技も「凄く重みがありました」
絵は「自分が思うまま、自然に描く」「絵が上手だと、それ以上の上達がない」「ヘタも味のうち」ということなのだそうです