恵理の日記帳

平凡な日々の中で、ささやかな出来事を書いています。

2歳の次男が抗議

2022-12-24 16:44:44 | Weblog

 仙台の東北大学病院に検査入院した37年前・・当時2歳の次男と付き添いの母(私)は、同じ病気の幼い子供さんやお母さんたちと同室になって2週間を共に過ごしました

2歳の誕生日を迎えて喜んでいた次男の胸に、柔らかい丸い膨らみができてしまったのです

それが何なのか・・袋状のような膨らみの中には何が溜まっているのかを検査するための入院でした

 付き添いのお母さんたちとは仲良くなって、消灯後の9時になると病室の真ん中に集まって、様々なお喋りを小声でして過ごしました

         

 次男の検査当日は、迷うほどの立派で広大な大学病院の建物から・・さらに迷路のような通路を通って、木造の薄暗い古い病棟に入っていきました

都会的な仙台に比べて田舎者の私の眼には、そこが「何か研究室か実験室」のように映りました

医師たちや教授は、私に部屋の外で待つように言いました

暫くすると、次男の泣き叫ぶ声がしました! 私は胸が押しつぶされそうになりました!

20分ぐらいして、ようやく次男が外に出されてきました

 教授は「やはり袋の中には、胆汁が溜まっていました」「治療方法は、これから考えましょう」と仰いました

私は、涙目の次男をギュッと抱きしめました

 

翌日、私たちの病室に、医師が朝礼(?)に訪れました

子供と共に、私たち母親もベットの横に立って、医師の御話を聞くのです

病室の前部は教壇のように少し高くなっていて、医師が座る椅子が置いてあります

「おはようございます」と皆が挨拶をして、医師が座ろうとした・・その時!

私の横に立っていた次男が、トコトコトコと前に向かって速足で歩いていきました

そして、医師が座ろうとしていた椅子の上のクッションを掴んで、投げ飛ばしたのです

皆が「唖然としている」中、次男は何事も無かったかのように私の隣に戻ってきました

医師は、驚きながらも、飛んだクッションを拾って椅子に戻しました

私も、本当にビックリしたのですが・・・

「マー君(次男)は、昨日の痛みと恐怖の検査を行った医師に怒りの抗議を行ったのかも知れない」と、私は思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする