緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

初秋の旧麻布区散策:国立新美術館前から東京ミッドタウンまで

2012年10月15日 12時49分25秒 | 城南・港区全域


国立新美術館前から再び六本木七丁目界隈の住宅地の中を歩いて旧防衛庁本庁舎跡地である「東京ミッドタウン」へ向かいます。外苑東通りへ向かって約100mほど歩けばミッドタウンへたどり着くことができます。標高20~30メートル前後の丘陵地帯の緩やかな斜面に密集している住宅地の中を歩いていきます。




中層マンションやタワーマンションが混在して建っている高台の住宅密集地の中を少し進めば外苑東通りへ到達できます。交通量はかなり多く、歩道の幅もあまり広くはないので散策するには少し注意が必要です。とは言っても東京の山手の都会的な閑静な住宅街の中を散策するのは非常に心躍ります。




中層マンション群の間を見るとこれから向かう東京ミッドタウンの「ミッドタウン・タワー」の巨大な建物がそびえ立っています。




外苑東通り「ミッドタウン西交差点」に到着しました。1990年代のこの辺りは市ヶ谷へ移転した旧防衛庁の重厚な雰囲気の塀が大通りに沿って続いていましたが、現在は跡地に再開発された東京ミッドタウンの巨大な建物が整然と建ち並んでいます。




交差点脇には東京ミッドタウンの広大な緑地帯である「ミッドタウンガーデン」の入り口があり、ここから緑地帯と一体的に再整備され直された檜町公園へ向かうことができますが、今回は外苑東通りを一度六本木通り方面へ抜けます。ミッドタウンの敷地の東側の道路を歩いて檜町公園へ向かってみたいと思います。




ミッドタウンの敷地内の西側に建っているのが「ガーデンサイド」と呼ばれている建物で、「プレッセ」と呼ばれる東急系列のスーパーマーケットや、赤坂見附から移転してきた「サントリー美術館」などが入居しています。




初秋の真っ青な青空の中にそびえ立っているのが「ミッドタウン・タワー」です。東京ミッドタウンの敷地の中央に建つ超高層ビルで地上54階地下4階・高さ248メートルと東京都内では一番の高さを誇ります。建設期間は2004年5月から2007年1月までで、2007年(平成19年)3月30日に開業しました。




比較的高層ビルが少ない六本木地区においては六本木ヒルズ森タワーと並んで、このミッドタウンタワーは大変目立つ存在です。同じ港区内の西麻布地区や南青山地区の住宅街の中を歩いていても、斜面の坂上などに立つとこの巨大な高層ビルが目の前にそびえ立っている風景を何度も見かけることは多いです。




外苑東通りから見てミッドタウン・タワーの西側に立っているのが「ミッドタウン・ウエスト」。地上13階地下3階・高さ67メートルの高層ビルで、隣接しているミッドタウンタワーのデザインに合わせています。東京ミッドタウン完成時に富士フイルムホールディングス(富士フイルム、富士ゼロックス)が西麻布から移転してきました。




反対の東側に建っているのは「ミッドタウン・イースト」。地上25階地下4階・高さ114メートルで、こちらの高層ビルもミッドタウン・タワーのデザインと一体的な雰囲気となっています。 地下1階~11階がコナミを始め、コナミグループ(コナミデジタルエンタテインメント・コナミスポーツ&ライフなど)の本社などが入居していて、上層階はマンションになっています。




東京ミッドタウンは旧防衛庁の敷地という東京都心部においては大変広大な敷地の再開発事業として建設が勧められ、「デザイン&アート」をコンセプトに街造りが進められました。そのため敷地内の建物の配置などはもちろんですが、一棟一棟のビルのデザインを見ても非常に洗練されていると思います。




3つの高層ビルに囲まれている空間が東京ミッドタウンのメインエントランス広場である「ガレリア」です。今回の散策では訪れなかったのですが、今後もう一度六本木地区を散策した時に訪れてみたいと思います。




六本木七丁目界隈の外苑東通り沿いは、以前は旧防衛庁の重苦しい雰囲気の塀や建物に囲まれていて誰も近づかなかったイメージがたいへん強かったですが、東京ミッドタウンの完成後は多くの人たちで賑わうようになり、大通りの雰囲気も一変したと思います。




六本木交差点北バス停の交差点から東京ミッドタウンの敷地の東側にそって続いている道路を進みます。この道路はこの先で緩やかな下り坂となっています。




上を見上げると「ミッドタウン・イースト」や「ミッドタウン・タワー」の巨大な建物がまるで壁のようにそびえ立っています。圧倒されながらも散策を続けていきます。




東京ミッドタウンの巨大な高層ビルと六本木四丁目の閑静な住宅街の間の緩やかな坂道を下っていきます。この道路は周辺の物静かな雰囲気と比べて意外と交通量が多いです。




「東京ミッドタウン西交差点」から緑地帯へ進むことができますが、今回の散策では外苑東通りを六本木交差点へ向かって歩いていきます。東京ミッドタウンや国立新美術館のあった場所は、1990年代まで旧防衛庁や東京大学生産技術研究所など繁華街である六本木のイメージとは正反対の施設が密集していたのです。

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