緑には、東京しかない

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大手町二丁目地区再開発事業の進捗状況 2016年4月19日

2016年05月02日 06時01分00秒 | 再開発・千代田区


大手町二丁目地区再開発事業:工事進捗率4% 2016年4月19日
大手町のオフィスビル街の北端部に位置している東京国際郵便局や日本郵政公社東京支社、東京遁信博物館(ていぱーく)などが入っている遁信ビルや東京国際郵便局の建て替え工事です。2014年の夏季頃から、解体工事のための工事用フェンスの設置工事が始まっています。3つのオフィスビル跡地には、高さ179メートルと170メートルの2棟の高層オフィスビルが建設され、国内最高水準の通信環境を整備して「国際的なビジネスセンター」としての機能を強化することになります。

延べ床面積は34万6000平方メートルで、2015年6月の着工、2018年5月の完成を予定しています。

本事業の特徴
1)国内最高水準の通信環境の整備による国際的なビジネスセンターの機能強化
  1.国際最高水準の情報通信基盤の整備
  2.大手町地区の国際カンファレンス機能の強化
2)大手町地区の業務継続能力の向上
  1.大手町地区における地域冷暖房施設のループ化の実現
  2.災害時の業務継続を可能とする自立性の高い電源の導入(ガスコジェネレーション、非常用発電機)
  3.帰宅困難者を受け入れ支援する災害対応能力の強化(一時滞在施設、防災備蓄倉庫)
3)うるおいのある快適な都市基盤の創出
  1.大手町と神田をつなぐセントラルプロムナードと日本橋川を渡る人道橋の整備
  2.サンクンガーデンの整備等による魅力ある立体的都市広場の形成



再開発計画の配置図です。




断面図のイメージです。




南西側から見た完成予想図です。


再開発事業の概要
所在 東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
用途 事務所、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等
敷地面積 約19,900㎡
延床面積 約354,000㎡(A棟:約202,000㎡ B棟:約152,000㎡)
建物構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
建物規模 A棟:地上35階、地下3階 B棟:地上32階、地下3階
建物高さ A棟:約178m B棟:約163m
建築主 A棟:NTT都市開発㈱ B棟:都市再生機構
設計 A棟:㈱日本設計 B棟:㈱大林組
監理 A棟:㈱日本設計 B棟:日本設計・NTTファシリティーズ共同企業体
施工 A棟:㈱竹中工務店 B棟:㈱大林組
建築工事期間 平成27年5月15日~平成30年7月(予定)

再開発事業のスケジュール
2014年3月 権利変換計画認可(予定)
2015年6月 工事着手(予定)
2018年5月 建物竣工(予定)
2019年3月 事業完了(予定)

プレスリリース:NTT都市開発株式会社他発表の報道資料 2015年5月11日
大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事着工のお知らせ



南西側から、「大手町ビルディング」の敷地前から撮影した「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事現場の全景です。




大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業の再開発工事現場の敷地南側を通っている道路を、東側(日本橋側)へ向かって散策していきます。




再開発工事現場の敷地の南西側に「A棟」が建設されます。地上35階・地下3階建て、高さ約178メートルの規模となっています。




南側からA棟の工事現場を撮影しました。




A棟の工事現場の敷地南側に設置されている工事用資材搬入口を撮影しました。




「アーバンネット大手町ビル」の敷地前から「大手町フィナンシャルシティ」の高層オフィスビル群を見上げて撮影しました。




再開発工事現場の敷地南側の道路を東側(日本橋側)へ向かって歩いて行きます。




南東側からA棟の建設工事現場の全景を撮影しました。




再開発工事現場の敷地の南東角の交差点前にやってきました。すぐそばでは、JR在来線や東北・上越新幹線の鉄道高架橋が通っています。




再開発工事現場の敷地東側の工事用フェンス群を撮影しました。




南東側から「B棟」の建設工事現場を撮影しました。この場所には地上32階・地下3階建て、高さ約163メートルの高層オフィスビルが建設されます。




B棟の工事現場前には、モックアップ模型が設置されていました。




B棟の予定地前に設置されている工事用資材搬入口を撮影しました。大手町川端緑道の遊歩道は立ち入り禁止となっていました。




北東側からB棟の建設予定地の全景を撮影しました。




南東側から再開発工事現場の全景を撮影しました。




再開発工事現場の敷地南側を通る道路ですが、交通量が非常に多いです。




大手町地区と日本橋地区を結ぶ抜け道になっているからでしょうか。




再開発工事現場の地図です。

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大手町一丁目第3地区 B棟(星のや東京)の進捗状況 2016年4月19日

2016年05月02日 06時00分00秒 | 再開発・千代田区


大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業B棟 工事進捗率90% 2016年4月19日
2012年10月に竣工した大手町フィナンシャルシティの敷地の西側に広がっている街区の再開発工事です。かつてこの場所に建っていた公庫ビル、新公庫ビルと旧日本政策投資銀行本社ビルは現在は取り壊されていて、既に新しい高層オフィスビル2棟の建設工事が始まっています。2013年10月28日に東京都は、三菱地所が千代田区で高層ビル2棟を建設する「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の施行を認可しました。三菱地所は2014年3月に権利変換計画認可を取得した上で、同年4月の着工、16年4月の竣工を目指します。

大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業について
2003年1月に都市再生本部において決定された「都市再生プロジェクト(第5次決定)に基づくもので、大手町地区の再生を目的として取り組みが始まりました。旧大手町合同庁舎1・2号館跡地を種地として活用し、独立行政法人都市再生機構の施行による区画整理事業の換地の手法を用い、場所を変えながら複数階にわたり段階的かつ連続的な建て替えを推進し、にぎわいのある国際的なビジネス拠点としての大手町地区の再生を目指すものです。

プロジェクトの概要
新設する高層ビル2棟のうち、事務所棟はSRC・S一部CFT造地下4階地上31階建て(最高高さ約168メートル)となります。宿泊施設棟はSRC・RC一部S造地下3階地上18階建て(最高高さ約88メートル)で、免震構造を採用します。2棟の総延べ床面積は20万5354平方メートルの規模となります。設計・監理は三菱地所設計・NTTファシリティーズJV、施工は戸田建設が担当します。宿泊施設棟は「高級旅館」をコンセプトとし、敷地内で掘削して温泉を引き込みます。総事業費は1139億円となっています。

1.国際競争力の強化に資するビジネス支援施設の整備
海が行き量の進出を支援する「(仮称)海外企業等支援センター」や、国際水準の宿泊施設を整備します。宿泊施設は、世界に向け日本文化の魅力を発信する星野リゾートの最高級ブランド「星のや」が、同社初の都市型施設として進出します。

2.高度防災都市づくりへの取り組み
上記宿泊施設を免震構造とし、災害時の災害活動要員等の滞在スペースとしての役割も持たせるほか、電力と水(上下水道)の自立型システムの構築、温泉掘削、帰宅困難者等の受け入れ機能の強化を行います。

3.良好な都市基盤・都市環境の構築
丸の内仲通り機能の延伸や、約700台収容の駐輪場の整備等を行います。

宿泊施設棟には、軽井沢の高級旅館「星のや東京」が進出予定
2013年の3月末、京都、軽井沢、沖縄に日本旅館を展開している「星のや(本社は軽井沢)」が、この再開発施設内の宿泊施設棟内に出店する報道発表がありました。地上18階地下3階建て、高さ約90メートルの高層ビル内には84の純和風客室や日本食レストランなどを備え、天然温泉の浴場も設けられます。



神田鎌倉橋方面からの外観イメージパースです。




B棟(宿泊施設棟)の外観イメージパースです。

計画概要
所在地 東京都千代田区大手町1-5-5(地番)
主要用途 事務所・宿泊施設・店舗・駐車場・地域冷暖房施設等
敷地面積 約11200㎡
延床面積 約205000㎡
階数 
A棟(事務所棟):地下4階、地上31階、最高高さ 約170m
B棟(宿泊施設棟):地下3階、地上18階、最高高さ 約90m
新築工期 2014年度~2016年度(予定)
事業手法 土地区画整理事業、市街地再開発事業

プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2013年3月15日
丸の内再構築「第2ステージ」第6段プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」始動
プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2014年4月2日
丸の内再構築「第2ステージ」第6段プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」着工



大手町フィナンシャルシティと、大手町フィナンシャルシティグランキューブの間を通っている遊歩道を南へ向かって歩いて行きます。




「星のや東京」の高層ビルの敷地前にやってきました。北東側から低層階部分を撮影しました。




南東側から星のや東京の高層ビルを見上げて撮影しました。




南東側から低層階部分を撮影しました。低層階部分もパネル壁やカーテンウォールなどが整備されていて、既に完成しているように見えました。




低層階部分をズームで撮影してみると、障子の仕切りが設置されていたりと和風旅館を彷彿とさせます。




中高層階部分の壁面をズームで撮影してみると、幾何学模様の素材で壁面が構成されていました。この旅館には窓はないのでしょうか。




星のや東京の敷地東側の遊歩道部分を撮影しました。街路樹の木々が植えられています。




星のや東京と、大手町フィナンシャルシティの間を通っている遊歩道を南側から撮影しました。




「東京サンケイビル(産経新聞本社ビル)」前から撮影した星のや東京の高層ビルの全景です。




同じ場所から低層階部分を撮影しました。




再開発工事現場の地図です。

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