緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

渋谷区役所と渋谷公会堂の建て替え計画の進捗状況 2016年5月5日

2016年05月11日 06時01分00秒 | 再開発・城西


渋谷区役所と渋谷公会堂の建て替え計画:取り壊し率50% 2016年5月5日
渋谷区宇田川町地区内に建っている渋谷区役所と、隣接する渋谷公会堂の建て替え計画です。現在の庁舎と公会堂がある渋谷区所有の敷地の一部に70年間の定期借地権を設定します。敷地内に三井不動産などの民間事業者が分譲マンションを建てるのと引き換えに、区は新庁舎と新公会堂を無償で建設してもらう形となっています。

ニュースリリース:ケンプラッツの特集 2014年12月14日
【開発】マンション2層増で39階に、渋谷区庁舎建て替え

建て替え計画の経緯について
2012年12月、渋谷区は現在の渋谷区役所の庁舎の耐震強度不足を理由に、民間から事業スキームを含めた建て替え計画の提案を募集します。応募した5グループの中から三井不動産と三井不動産レジデンシャル、日本設計の3社で構成するグループを選定し、日本設計が中心となって基本設計を進めてきました。計画では、敷地の南側に新庁舎、東側に新公会堂、北側に分譲マンションをそれぞれ個別の棟として建設するというものです。

1.渋谷区役所新庁舎
地上15階・地下2階建て。地上1階と15階を区民交流ゾーン、2階と3階を窓口ゾーン、4階~12階を事務室ゾーン、13階を2層吹き抜けの議場などがある議会ゾーン、14階を会議室ゾーンとします。免震構造を採用するほか、自然採光や簡単に開閉できるサッシを使った自然通風なども導入します。

2.渋谷区新公会堂
地上4階・地下2階建て。現在とほぼ同じ計2000席規模の客席を3層にわたって設けます。地下2階に防災備蓄倉庫を配置するなどして、災害時に帰宅困難者を受け入れられるようにします。

3.民間分譲マンション
三井不動産が新庁舎建設地の北側に当たる定期借地敷地4565平方メートルに計画している高層分譲マンションで、当初はRC造地下1階地上37階建て延べ約4万5300平方メートルとしていた提案から、階数を39階建てに変更する方向となっています。


新庁舎と新公会堂の完成予想図です。


3棟の配置図です。



南東側から、公園通りの歩道から撮影した「渋谷区総合庁舎・渋谷区役所」の解体工事現場です。建物の高さは半分以下にまでなっていました。




渋谷区総合庁舎の敷地南側を通っている道路を撮影しました。




渋谷区総合庁舎の建物の西側に隣接して建っている「渋谷保健所」の建物も解体工事が行われています。




公園通りの坂上にある「渋谷区役所前交差点」前にやってきました。交差点前から渋谷区総合庁舎と渋谷公会堂の解体工事現場の全景を撮影しました。




渋谷公会堂前の広場内に立っている時計塔だけはまだ残されてました。この時計塔も解体されるのでしょうか。




「渋谷公会堂」の跡地の全景を撮影しました。公会堂の建物はすっかり解体されていて、現在は工事用プレハブ小屋が設置されていました。




渋谷区役所と渋谷公会堂の地図です。

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渋谷駅地区 道玄坂再開発計画の進捗状況 2016年5月5日

2016年05月11日 06時00分00秒 | 再開発・城西


渋谷駅地区 道玄坂再開発計画:取り壊し率100% 2016年5月5日
JR渋谷駅の南口、東急バスや京王電鉄バスなどが発着しているバスロータリー前に建っている東急グループのファッションビル「東急プラザ渋谷」の建物の建て替え計画です。東急プラザ渋谷は1965年(昭和40年)の6月に「渋谷東急ビル」の名称でオープンしました。 1969年(昭和44年)の11月より「渋谷東急プラザ」に名称変更され、2012年(平成24年)の4月に現名称へ再変更されています。高度経済成長期に建てられたビルであり、既に50年近く経過していることになります。

本事業の特徴
1.交通結節機能の強化と利便性・安全性の向上
・民地の一部にバスターミナルを導入し、渋谷駅西口交通広場の再編に貢献することで、渋谷中央街等の西側の街へとつながる歩行者ネットワークを強化します。
・駅施設及び周辺市街地をつなぐ縦動線アーバン・コア、歩行者デッキの整備を行います。
2.国際競争力強化
・クリエイティブ・コンテンツ産業等や外国系企業の進出を促す産業進出支援機能を導入します。
・国際空港へのアクセスを強化する空港リムジンバス発着場の整備や、国内外の来街者を対象とした観光支援機能を導入します。
3.防災機能の強化と環境への取組み
・災害時の帰宅困難者支援機能を確保します。
・高効率で自立性の高いエネルギーシステムを導入します。
・屋上緑化等をはじめ、環境負荷の軽減に取組みます。

「渋谷駅地区道玄坂街区開発計画」
事業計画の概要
事業名称 道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業
施行者 道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合
施行地区 東京都渋谷区道玄坂一丁目2番地・8番地
施行面積 約0.6ha
敷地面積 約3,330㎡
延床面積 約58,900㎡
階数 地上18階、地下4階
高さ 約110m
用途 店舗、事務所、駐車場等

事業の経緯及び今後のスケジュール
2008年7月 市街地再開発準備組合設立
2013年6月 都市計画決定告示
2014年4月 市街地再開発組合設立
2014年度 権利変換認可(予定)
2015年度 着工(予定)
2018年度 竣工(予定)











道玄坂街区の開発計画は、民地の一部にバスターミナルを導入し、渋谷駅街区土地区画整理事業、渋谷駅地区駅街区と一体的な交通広場の再編を行うことになります。渋谷東急プラザのファッションビル前のバスターミナルの頭上にも新たな駅施設が建設されます。新しい再開発施設は地上17階、高さ約120メートルを整備し、1階の一部に国際空港へのダイレクトアクセスを可能にする空港リムジンバス発着場を含むバスターミナルを設ける他、高層部にハイグレードオフィス、中低層部には世界から集客し街の賑わいに貢献する商業施設を配置し、2018年度の開業を予定しています。

プレスリリース:東急電鉄他4社発表の報道資料 2013年6月17日
渋谷駅周辺地区における都市計画の決定について
プレスリリース:東急電鉄他4社発表の報道資料 2013年6月17日
『道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合の設立認可』 ~渋谷駅西口における再開発事業が本格始動~



JR渋谷駅の南口前から撮影した「東急プラザ渋谷」跡地の全景です。この1年間の間に解体工事が進み、すっかり更地状態となっていました。




渋谷駅南口前のロータリー上に架橋されている歩道橋を渡り、再開発工事現場へ近づいて行きます。歩道橋の上からは、再開発工事現場内を見渡すことができます。




JR渋谷駅南口前の駅前広場内の一角でも工事用機械が展開していて、何か工事が行われていました。




東急プラザ渋谷本館の敷地南側に立っていた別館の建物も解体されていて、更地状態となっていました。




再開発工事現場内は、工事用クレーなどの機械が展開していました。




再開発工事現場の敷地北側を通っている「渋谷中央商店街」の道路を撮影しました。アーケードの設備なども全て撤去されていました。




東急プラザ渋谷の地図です。

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