
馬車道通り沿いに建っている「神奈川県立歴史博物館」の建物ですが、元々は「横浜正金銀行本店本館」の建物でした。歩道には説明板が設置されています。

1900年(明治33年)に着工し、1904年(明治37年)に完成しました。妻木頼黄が設計、遠藤於菟が工事監督を務めた古典主義様式建築となっています。

馬車道商店街と「南仲通り」が交差する交差点前にやってきました。本町通りと交差している本町四丁目交差点までは、あと50メートルほどの距離です。

南仲通りとの交差点前に建っている「馬車道大津ビル」の建物の全景を撮影しました。横浜市歴史的建造物に認定されている現役のオフィスビルであり、1936年に竣工しました。

関内地域と横浜港を結ぶ道路のうちの1つとしてこの道は開通しました。外国人はこの道を馬車で往来しており、当時の人々にその姿は非常に珍しく、「異人馬車」などと呼んでいたことから、この道は「馬車道」と呼ばれるようになりました。

神奈川県立歴史博物館の敷地前に設置されている「国指定重要文化財 旧横浜正金銀行本店本館」出会ったことを示す石碑の全景を撮影しました。

石碑のそばには、1996年3月に神奈川県教育委員会が設置した説明ボードもありました。

「ルネ横浜馬車道ビル」「あいおいニッセイ同和損保横浜ビル」の敷地前を通り抜けていきます。

北東側から撮影した「神奈川県立歴史博物館」、以前の「旧横浜正金銀行本店本館」の建物の全景です。敷地の北東側に建っているドームが特徴的です。

神奈川県立歴史博物館の敷地北側を通っている「南仲通り」の道路を撮影しました。

壁面部分のデザインを眺めていると、東京駅の丸の内駅舎の外観にも似た部分が多いですね。

馬車道大津ビルの敷地前にも説明板が設置してありました。元々この建物は「旧東京海上火災保険ビル」として使用されていた建物であり、地上4階・地下1階建ての構造となっています。

1936年(昭和11年)に建設された建物であり、2000年(平成12年)に横浜市認定歴史的建造物に指定されています。

馬車道大津ビルの敷地前から振り返って、JR関内駅方向(北側)を撮影しました。

横浜正金銀行本店本館の建物ですが、1947年に横浜正金銀行は東京銀行へと変わり、「東京銀行横浜支店」として使用されていました。その後の1964年に神奈川県に買い取られ、博物館として生まれ変わることになりました。

本町四丁目交差点の南東角に建っている「東京芸術大学馬車道校舎」の敷地前にやってきました。敷地そばにも、建物の説明板が設置されていました。

現在の東京芸術大学の校舎の建物は、以前は「旧富士銀行横浜支店」として使用されていました。この建物の全景の写真については、次回の記事にて。
