12月も終盤
長居公園の花は?

ラベンダーが満開 こんなに寒さに強いとは。 タイワンツバキも見ごろ
サンシュユの赤い実 ヒメリンゴは上部にたくさん実が残る。
アズキナシも白味がかった赤い実が残る。

見上げればユリノキ 果実が残って花が咲いたよう。
花の時期には葉が繁って全部は見えなかったけれどこんなにたくさん咲いてたのね。

コブクザクラ ジュウガツザクラ
どちらも園芸種 小ぶりで控えめな色あい。見落としそう。
植物園
クスノキは今年は豊作。ここでは奇数年が豊作の年とか。
実がたくさんあるのに鳥は少なく、例年やかましいヒヨドリの声も少ない。
東日本も豊作で渡ってくるのも遅いらしい。
早い時には実は今頃なくなっている年もあるが、この様子では2月ごろまで実が残りそうとのこと。

クスノキの小枝がそこここに落ちている。
枝の切り口(折れ口)は粗い。切り口近くに嘴の跡らしい傷があるものも見られ、枝を落としたのはカラスらしい。
落ちた枝の実を食べることはあるが、食べるために落とすのではなさそう。
これぐらいの小枝を落とされてもクスノキへの影響はない。

エノキも落ち葉と共に小枝もたくさん落ちていた。
切り口はきれい。
残っている小枝を触ると簡単にポロっと取れる枝がある。
やってみるとこれも、これもと簡単に取れる。
切り口がきれいなことや取れやすいことから、これは鳥の仕業ではないようだ。
落ちた枝に果実が付いているものが多いことや、冬芽が少ないことから、不要な枝として木が落としていると思われる。
落ちにくい枝には冬芽が多く付いているようだ。
ムクノキも豊作だが豊作過ぎてたくさんの実が残ってひからびている。
人間にはおいしいムクノキの実も丸呑みする鳥には味はわからないらしい。
エンジュの下枝にはしなびた果実がたくさんついていた。
上の枝にはほとんどない。
長居植物園では他の木が豊作の年はエンジュは不作(裏年)なんだそうだ。
こんなにしなびてはヒヨドリは食べず、シメやハトしか食べないらしい。
ユズリハの葉に齧り跡(リップマーク)があったが、犯人はヒヨドリだという。
花や芽や実・・なんでも食べるヒヨドリだが、なぜか特にユズリハの葉を好むそうだ。
オオキバナカタバミは最近各地で増えている。

長い花茎 葉に紫っぽい斑があるのが特徴。
右)根の先に付いた鱗茎で広がるらしい。

イナゴマメ 少し膨らんできたように見える。
右)この豆の鞘や果肉を乾燥させて粉末状にしたキャロブパウダーで作ったお菓子はチョコレートそのもののような味だった。

サキシマフヨウ 毛むくじゃらの種子。

カラタネオガタマ 今にも咲きそう。

ロウバイ たくさんの葉に隠れて見えなかったが、葉を除けてみると満開だった。
朝はさほど寒いとは思わなかったが、風の冷たい日だった。
私のお出かけも今日が年内最後。
後は家のお片づけなどに励みます。