いつも気になっている畑(放置)の土手。
先日偶然通りかかったら草がすごいことになっていて・・
今日息子と草刈りに行ってきた。
時間はそんなにかからなかったが、暑い!
帰ってエアコンの部屋に入ったら、もう出たくない・・
おかげできれいになって、気掛かりが解消した。
草刈り前 草刈り後
住宅のそばの用水路の縁にあるジュズダマ お手玉の中に入れて遊んだ。
右)黄緑色の若い実(苞鞘)から白い雌しべが覗いているもの・雄しべの黄色い葯がたくさん出ているものもある。果実はこの実のなかで熟す。
どこにでもあったジュズダマも少なくなっている。ここの前にある田んぼも宅地化の工事が始まっている。いつまでここで見られるか・・
ウマノスズクサがたくさんある。刈られてしまうのでなかなか花は見れない。
このあたりでは1回しか花を見たことがない。だいぶ前のことだ。
ジャコウアゲハはくるのだろうか?
右)穂が4つに分かれたエノコログサを見つけた。2本は前に見たことがある。
曽我川 この辺りは底が砂地できれい。
右)堤防のシャクチリソバ 依然見た場所よりだいぶ下流に広がっているようだ。
カルガモが10数羽 ダイサギ
木葉神社や川俣神社にも立ち寄る。
神社の手水鉢 カラスが水浴びにでも来てるのかなと近づいたが水はなかった。
カラスも当て外れでがっかりしてる? 右)川俣神社
植え込みのところで、地面に空いた穴を見つけた。
見ているとハチがやってきて、穴の外の土を掻き出した。 穴の中に入っていった。
しばらくして出てきて、又土を掻き出し・・どこかへ飛んでいったり・・
また戻ってきて、と言っても餌を持って帰るわけでもなく、又土を足で跳ね飛ばしたり・・
近くには同じような穴が何か所かあった。
アナバチの仲間か、ギングチバチの仲間かと調べたけれどわかりません。
わかったら、名前を載せますね。
穴掘りバチを長い間座り込んで見ていた。
田んぼのアオウキクサ
今日見た田んぼでは、先日見た帰化水草「ウキアゼナ」は見なかった。
ゆっくり歩きをすると、いろんなものが目につく。
ヤブミョウガが花盛り 長い雄しべがおしゃれ。両性花もある。
ヤブガラシのレストランは虫たちに人気。ハチの仲間・カメムシの仲間・コガネムシの仲間など、レストランは大はやり。
左手がムズムズするなと見ると、虫がもぞもぞ・・ ハチの仲間のような・・
振り払おうかと思ったが、刺す様子もないので、カメラを近づける。何してるの?
右)汗を舐めているの? 美味しいか?私の汗。
飛び回っていたミヤマアゲハと思われるチョウが地面に下りた。
石に止まって吸水しているのか・・すぐ近く。撮りたい!
吸水に夢中ですぐそばまでカメラを近づけた。右)青っぽい部分が混じる体色まで撮れたのに、ずっと翅を広げたり閉じたり、動かしっぱなしなので翅の模様が撮れず残念。
センニンソウ カワラマツバ 雄しべがチロチロ揺れる。
ササの葉の裏に付いていたカタツムリ。中央が黄色い。初めて見るカタツムリだ。
何だこれは・・ネットで見ると、コハクオナジマイマイ。黄色は殻の色ではなく、体色が透けているらしい。(詳しい方に確認したところ、間違いないようです)
元々は九州・四国・中国地方西部に分布している在来種だが、何らかの人為的な要因で分布を広げつつあり、国内外来種と呼ばれているらしい。
近畿地方も梅雨が明けた。
ベランダのモミジアオイ 今年は背が高くなって2m以上の高さで花が咲いている。
今年初めて植えたツルムラサキ(中ほどの丸い葉) 順調に生育して、3日に1度、このぐらい収穫できる。
家族が1回分食べるぐらいはあり、助かっている。
左のトロ箱はトウキ 花が終わって実をつけている。種が取れるかなあ。
少し歩いてこようと出かけた。
劒池(石川池)向こうに島のように見えるのは孝元天皇陵と言われている所。
島に見えるが島ではなく陸続き。お堀のように見える池は劒池を拡張したものらしく、土地の名から石川池とも言われている。 右)孝元天皇陵 中へ入れるようだ。
お手入れされたマツの植え込み、整備の行き届いた石畳を入る。
「孝元天皇 劒池嶋上稜」 宮内庁の看板が建っている。
ここで「看板」と書いたが、正式にはどういうのだろう。
ネットでお尋ねしたら、「高札」「御触書」「屋根付き案内板」「表示板」「はっきりした言い方はない」など・・いろいろ教えてくださったのだが・・
何か言い方があるに違いない。知っている方教えてください。
さて、石段を登っていくと・・・森の中に御陵が現れた。
5代天皇 孝元天皇 実在性は乏しいらしいが、静かでよい雰囲気のところだった。
和田池と呼ばれる溜池 今は夏で水鳥もいない。
右)池端のクサギ つぼみがたくさんついていた。
アブラゼミの抜け殻 雌
水辺の草に止まったトンボをダメもとで撮っておいた。
ウチワヤンマだった。うれしい! もう1か所で撮ったのは、タイワンウチワヤンマのようだ。(切り取って拡大) 腹部の団扇型の部分が黒一色
偶然にも両種が撮れていてラッキーだった。
もう少し足を延ばすつもりで来たのだが、暑さに参って早々に帰宅。
まだ少し風邪を引きずっている。
夏風邪もほとんどよくなって、今日が最終日という「伊藤若冲動植綵絵」を見に行った。
画家伊藤若冲の動植物を描いた彩色画を、西陣織で再現したもの。
離れて見ると、絵そのものに見えるが、それは細い糸で織られた織物なのだ。
会場入口に、織物をレンズで拡大して見られるようにしてある。
覗くと、無地に見えたところもたくさんの色糸が細かく織り込まれていることがわかる。
鶏や鶴や孔雀など鳥に植物や花をあしらったものが多い。鳥の動きのある姿がすごい。
1つ1つ見て回る。
今回はどれをもらおうかな・・(いつも最後に考える。もし、あげると言われたら・・)
一番は地味だけど「野菜を描いた涅槃図」次は「群鶏図」3番目にはシンプルな「棕櫚雄鶏図」がいいな・・
さて、帰りに最寄り駅近くで・・
以前に、マツバランを見つけて喜んでいつも見ていたら・・だいぶたって急になくなって・・誰かがちぎっていったのか?とがっかりしたのだったが、先日見ると蘇っていた。
こんなにしっかり繁っていた。よかったあ。 ふと近くをみると小さい新株を発見 うぉ~。
そして、側溝の入り口からは大きい新株が出ているのを発見。すごいすごい!
どうぞ誰にも持っていかれたりちぎられたりしませんように・・
六甲山高山植物園へ。電車・バス・ケーブル・バス・・遠いなあ。
皆さんより一足早く着いた植物園前にはニッコウキスゲが花盛り。「ニッコウキスゲが見頃です」の看板あり。
ガイドさんの説明も受けながら園内をまわった。
見ごろのものあり・果実になったものあり・まだこれからのものあり・・。何回も来ないと見切れませんねえ。
満開のニッコウキスゲ群落 カンザシギボウシ 花が上の方に固まって付く。
オカトラノオも満開群生。
キレンゲショウマ 咲きかけもあったがまだまだつぼみの方が多い。満開になればどんなにきれいだろうと思う場所もあった。
右)レンゲショウマ なんて清楚な・・まだ丸いつぼみもある。
可憐なヒメユリ ユウスゲ 昨日夕方咲いた花
初めて見たバイカツツジ 葉陰でひそかに咲いている感じ。
右)カンザシギボシやニッコウキスゲ・・花にはハナアブやチョウなどいろんな昆虫も来ていた。
東屋から池とロックガーデンが見渡せる。 クサレダマ 後ろは、カライトソウ
「食虫植物の秘密展」
ハエトリソウ・モウセンゴケ・サラセニアなどたくさんの植物を展示
他たくさんの植物を見て、植物園を後にした。
庭の何か所かにオニユリが咲いている。
ムクゲ 八重 タカサゴフヨウも咲きだした。
タカサゴフヨウは繁殖力が強いので要注意。
花は付けていないが、これはイチビのように思う。正解かどうか・・見ていこう。
果実が面白いので、何年も前に植えてその後絶えていたが、今になって芽生えたのか?
見栄えのする花でもない。年月が経ってまた出てきたのは面白い。眠っていたのだろう。
庭の木も繁ってきてまた散髪しないと・・一人ではできません・・
2年ほど前に公園の隅にあった大きい葉のスミレは、後でアメリカスミレサイシンと分かった。
先日、その時に一緒だった人に、花咲いた?と聞かれたが、そういえば花を見たことがない。
どんな花が咲くのか見たくてその時に小さい株を1つ持ち帰ったものが木のプランターいっぱいに広がっている。花も咲かないまま忘れそうになっていた。 大きい葉は手のひらよりも大きい。
葉をかき分けて根元を見ると、ちゃんと種子をつけている。 若い果実も2つ見える。
葉の陰で、閉鎖花をつけていたのに違いない。
抜いてしまおうと思って、よいしょと1株抜いた。しっかり根を張っている。
右)抜いた株の葉に2匹もツマグロヒョウモンの幼虫が付いていた。
まだ2㎝あまりの幼虫。他の株にもいた。
花は見れないけどこの子たちの食糧になっていたのか。
仕方ない。抜くのはこの子たちがいなくなってからにしよう。
娘婿が私を呼びに来た。
みんな、何か変なものがあると私を呼ぶ。でもうれしい。
野鳥のヒナだ。さっき、ドンと音がしてどこかにぶつかり、庭に落ちてきたのだそうだ。
見に行った時には、コンクリート塀の上に止まっていた。
その後、2m程飛んで、裏のお宅の自転車に止まった。
あなたはだあれ?ムクドリ?ヒヨドリ?イソヒヨドリ? 全くわからない。
さっそく鳥に詳しい友人にメールで問い合わせたところ、イソヒヨドリのヒナでしょうとのこと。尋ねる人がいるのはありがたい。ありがとうございました。
イソヒヨドリは近くでも見たことがあるが、家の近くで営巣していたとは・・
しばらくは自転車に止まっていたようだが、次に見た時にはいなくなっていた。
あの後、お母さんに会えたかな?餌も捕れたかな? うまく育つように祈るしかない。
後日、17日、斜め向かいの門扉にとまっていたのを偶然写真が撮れた。
これは色もはっきり出て、私でもイソヒヨドリと分かる。
若鳥なのか成長なのかまではわからない。
きっとあのヒナも生きていけるような気がした。