みどりの野原

野原の便り

4月26日 鹿華苑 周辺 クリンソウ シャクナゲ クマガイソウ ツツジ

2016年04月26日 | Weblog
多武峰バス停から歩く。

 
バス停そばに集められた五輪塔や石仏群 近くにも石仏がある。途中にあったお堂はお地蔵さま?

 
         シャガ               カキドオシの群生も美しい。

 
         ミヤマキケマン                 ムラサキケマン

 
ツルカノコソウも多い。 スジグロシロチョウが吸蜜に来ていた。
 右)イタドリハムシ イタドリの葉からころりと落ちて下の葉に止まったところを写した。  
テントウムシではない。触覚がのこぎり状だった。幼虫も成虫もイタドリの葉を食べる。
 

       サルトリイバラ 雌花 

  
鹿路の勧請橋 独特の下げものはどんな意味があるのかな?
      右)鹿華苑への分岐に置かれた「ろくろ亀石」造型芸術のようだが自然石らしい。

鹿華苑に到着
いっぺんにいろんな色が目に飛び込んできた。

 
            ツツジの仲間が満開

 
           中でもクリンソウの多さに圧倒される。

 
         スミレの仲間  紫の花              白い花

 
         色もさまざまなシャクナゲ ニホンシャクナゲもあった。

  
            オオデマリ               イカリソウの仲間

 
        クマガイソウ               山裾のムロウテンナンショウ
他にもケマンソウやドウダンツツジ ミヤマオダマキなど・・
お弁当も食べて花見を楽しんだ。


帰りに不動延命の滝に立ち寄った。
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4月24日 レンゲ畑 若いお母さんに拍手 (画像ナシ)

2016年04月24日 | Weblog
レンゲ畑の行事には多くの親子が参加された。
バスで同乗した若いお母さんどうしの話「前にゴキブリが出てね。たたこうとしたら、子供が「ゴキブリも昆虫やから殺したらあかん」って言うね。「カブトムシもゴキブリも同じ昆虫やろ」って」
昆虫少年のもっともな言葉。大人になるとなんとも思わなくなるね。

駅からバスで30分 レンゲ畑が広がる。
子供はレンゲ畑の中でお話を聞いたり虫を見つけたり花を摘んだり、のびのびと遊んでいた。

お父さんと子供 お母さんと子供。赤ちゃん連れの親子も何組かおられた。
お父さんが下の子を抱っこ。お母さんが上の子の手をひいたり・・

私の班にもお母さんが1歳になったばかりの子をベビーカーに乗せて、3歳の子を連れて来られてた。
少しは補助も要ったけど、えらいなあ。
私は子供がこんな小さい時は1人で子供を連れて出ることはできなかったなあ。

むつかしいことはわからない歳だけれど、3歳の子はタンポポの綿毛を飛ばしたり、お母さんにレンゲの指輪を作ってもらってはめたり・・
長い道のりに、「お腹すいたよ~」 帰りには「疲れた~」と言いながらも最後まで歩けた。
帰りのバスで立ちん坊だった子供の顔を見てコンペイトウを時々お口に入れてあげていたお母さん。

帰ってそんな話をしたら「小さい時に連れて行ってもらったり、歌ってもらったりしたことは覚えてるよ。いろんな所へ連れて行くって絶対大事やね」という話になった。

若くて体力もあるとはいえ、2人も連れて出かけられ、やさしく接していたお母さん。すごいです。
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4月23日 長居公園 植物園 ハルニレ果実 シナアブラギリ フジ

2016年04月23日 | Weblog
長居公園 
八重桜が満開。カワズザクラはサクランボが赤く色づいてきた。

 
       花弁が細いキクザクラが満開    早くもユリノキの花が咲き始めていた。


        アズキナシ 

 
          ハルニレ     木の周りにはびっしりと果実が散り敷いていた。

 
         オニグルミ   雄花序                雌花序

イチョウの高い枝に雌花が見えた。

植物園

 
          満開のポピー                    フジ


地面に張り付くようにトゲミノキツネノボタン 周りの草丈によっては草丈は高くなる。

 
カラタネオガタマ 遠くまでバナナの香りが漂う。
          右)今年初めて開花したイナゴマメ 豆は大きく成長するだろうか。

 
 シナアブラギリ満開 でもほとんどが雄花   右)葉の根元に丸く膨らんだ腺がある。
昨年夏、若狭で見たアブラギリ葉の腺には柄があり、カニの目のように飛び出していた。
(h27年8月30日若狭ブログ)

 
     シナアブラギリ 雄花   雌花 花弁の数が多かった。全部がそうなのか?

 
     トネリコについていたウシカメムシ?  
          右)ヒモワタカイガラムシ卵のう ケヤキについていた。     
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4月20日 ミツバツチグリ カナビキソウ モエギスゲ クロカワズスゲ ヒカゲスゲ 

2016年04月20日 | Weblog
久しぶりに調査地に行った。
まだ草丈が短くて入りやすい。草原状の地

 
          ヒカゲスゲ                クロカワズスゲ
モエギスゲは思い出したけど、何だっけ?が多い。


      ネザサの花

 
    ミツバツチグリ           根ほりを借りて掘ってみた。 塊状の根茎

ナツハゼ・サイコクキツネヤナギ・コガンピ・ソクシンラン・カナビキソウ花・ノギラン・キキョウ・リンドウ・アリノトウグサ 他いろいろ。

小さい湿地

 
周辺にクレソン群落 これはきれいだけど本当は邪魔       カマツカ


        ゴウソ

コウガイゼキショウ・サワヒヨドリ・アカバナの芽・ノグサも少し 他こまごま・・

行き帰り


まだ沢山実をつけているクロガネモチ もうすぐ花が咲きますよ~。

 
帰りに見つけた帰化植物 ハナヤエムグラ 薄いブルーの小さい花 
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万博記念公園 ツツジ満開 

2016年04月19日 | Weblog
久しぶりの万博公園
総会の後、午後から園内をまわった。

1970年千里丘陵を削って造成して開催された大阪万博、その跡地、人工地盤の上に作られた森。
木は成長したが、単層の高層林になり、いきものも少ないという。
この森を生物多様性に富む「自立した森」にするためにの実験地を何箇所かを見た。

 
『2000(h12)15m×15mの枠内の樹木の94%を伐採して中央にとった10m×10m
枠をさらに16分割してその8区画に北摂自然林の表土のまき出しを行った』というところ。
90%を伐採されたというが、年月が経って鬱蒼と繁っている。  
     右)2014(h26)の実験地 伐採した後に植樹されている。今後どうなるか・・
人工の森とはいえ最近ではキツネも繁殖しているらしい。
実験の研究成果は出ているのかな?
光が林床にも届き、いろんな生き物も住める多様性に富む森になるだろうか。

  
水草の池ではミズバショウがまだ咲いていた。
               右)シロダモの新芽 ふわふわ絹毛は頬ずりしたくなる。

  
      ユズリハ 雌花が開花中               イチョウの雄花序

 
ツツジ満開 「クルメツツジの園芸種」の表示 たくさんの品種があるらしい。
面白いお話を聞いた。クルメツツジは花が二重になるものが多いらしい。
そう聞いてみて見ると、二重の花ばかり。 一重と二重が混じる株もあるらしいが、見たのは二重ばかり。これは雄しべが花弁に変わった八重とは違い、ガクが弁化したものらしい。
その証拠に二重の花にはガクがない。 今まで全く気がつかなかった。


タブノキ 伸び出した枝 葉 花序には花も見えた。

 
            キクモモ 満開          右)八重桜 満開   

 
     フジも咲き始め      美しさでは負けていません ムラサキサギゴケ群生

   
キッコウチク 面白い亀甲模様は下の方だけ。タケノコの節も歪んでいるのかなあ。
                     右)のびのびと枝を伸ばしたケヤキの新緑
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4月17日 イヌノフグリ フラサバソウ タチイヌノフグリ

2016年04月17日 | Weblog
草ひきがてら、ベランダの植木鉢に生えているイヌノフグリとフラサバソウとタチイヌノフグリを観察。

 
イヌノフグリ果実 球ををふたつつなげた形 フラサバソウよりくびれが深い。
(右)膨らみのそれぞれに窪みのある舟型の小さい種子が5.6個 合計10個以上?入っている。


     今日咲いていた花   今年は肥料分が不足したのか花色が薄いように思った。

 
フラサバソウ 球の先がくぼんだ果実  果実の膨らみ毎に1個大きい種子。膨らみ3つなら3個
種子には深い窪みがありエライオソームらしいものが見える。


タチイヌノフグリ 果実は2つつながった扁平なハート形  
種子を見ようと思ったらどこかへ行ってしまった。

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4月16日 家の庭 スパラキシス サクラマンテマ ミヤマオダマキ

2016年04月16日 | Weblog
  
         スパラキシス       サクラマンテマ 去年種をいただいたもの。
サクラマンテマとは初めて聞く名だったが、フクロナデシコのことだった。 
シレーネ・ペンジュラともいうらしい。種から咲いたものなのでうれしい。

 
          ウラシマソウ                  ムサシアブミ
 
  
        ミヤマオダマキ        ホタルカズラが1輪 ブルーが涼しげ。

 
ベランダのプランター3個に種をまいた菜っぱ      若葉を収穫 サラダで食べます。
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4月15日 樹木調べ訂正に

2016年04月15日 | Weblog
葉のない木に無理無理付けた樹名板
気になって何人かで点検に。

案の定 間違いがいくつか見つかる。
葉が出たら一目瞭然のものも。 やっぱり葉のない時はむつかしい。

今日でまだ確認できないものもあり、今後も継続観察が必要だ。
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4月14日 万葉文化館周辺 間違い訂正します。 気になった花

2016年04月14日 | Weblog

万葉文化館周辺を歩く。

はじめに訂正します。
飛鳥坐神社横で、奥の上方に咲いていた白い花が咲いていた木


「ウチワノキと思う」と言いましたが、帰って写真を確認したところ、シロバナレンギョウのようです。
レンギョウに白花があるのは知りませんでした。ぱっと見は似てますが、全く違う物です。
メンバーからもメールで教えてもらいました。よく見たらわかったはずなのに、失敗です。
近くにいた方、訂正お願いします。

万葉文化館から酒船石の方へ、午後は小原の方を歩く。

さて、万葉文化館の前庭も花が咲き進んできた。
 
           サトザクラ               イカリソウ

 
         ドウダンツツジ              ヤマブキ
万葉文化館の下には万葉文化館建設に先だって発掘された「飛鳥池工房跡」が地下に眠る。和同開珎より古い時代の通貨「富本銭」を作っていた工房が発見された。ガラスの工房も見つかり、原料からすべてここで作っていたことがわかった。他、金銀銅の工房や、日本で初めて「天皇」と書かれた木簡が見つかり、大君とかすめろぎなどと呼ばれていた君主がこのころには「天皇」とよばれていたことが確認された。
歴史を塗り替える大発見の場所だ。

飛鳥は何処へ行っても史跡だらけ、その分歴史に詳しい人も多く、今日も要所要所で説明をしてくださった。自然観察だけではすまないのが飛鳥。


酒船石 飛鳥の謎の石の1つ。写真の右端には石を割ったノミ跡がある。どこかで使われているのだろう。その用途についてはわかっていない。酒造り、占いなどの説は聞いたことがあるが、他にも薬作り・油作り・太陽の通り道・殯や復活に関わる?などたくさんの説があるらしい。
わからないのだからいろいろ想像してみるのも面白い。

下の方にある亀形石造物や登ってくる途中にあった石垣跡(復元)や酒船石などを含めてこのあたり一帯を今は「酒船石遺跡」とよんでいる。

この丘は斉明天皇が作らせた人工の丘の可能性があるとか。丘には他にも石垣跡が見つかっているそうだ。
ここは両槻宮(ふたつきのみや)の候補地の1つでもあるらしい。

ウワミズザクラは花はひとつふたつ。見ごろはもう少し先だ。

午後
飛鳥坐神社前 
このあたりにはきれいな湧水があったらしい。飛鳥井の説明板があった。

斉明天皇が石の丘を作るために天理から石を運ばせるのに作った運河 それに費やした膨大な労力と費用を民衆は「狂心の渠」とそしったという。
そんな運河が近くを通っていたらしい。

 
         (左)御衣黄               (左)ハナモモ 
シロバナハナズオウ(上記)など山裾の木を見ながら小原へ。

小原の里(大原の里)
このあたりは、後に大職冠という最高位を授かった藤原鎌足の誕生地といわれる。

鎌足の母、大伴夫人の墓という小山もある。お誕生山とも言われるそのあたりで、飛鳥大仏鋳造の際に使用した粘土を採ったとか。

 
大原神社 前に天武天皇と藤原夫人の万葉歌碑がある。  
          右)奥、草の坂を下りたところに「藤原鎌足産湯の井戸」がある。 
草むらの中にウラシマソウやマムシグサの仲間やホウチャクソウがあった。

万葉文化館に戻って解散となる。

途中には春の草花がたくさん見られたが、その中で、気になった花
畑の畔に咲いていた花、一見した時、園芸種の逃げ出しでは?と思った。
どこかで見たような気がする。
「ホソバオオアマナ」という人もいた。それは私は見たことがない。
後日、メンバーが見せてくれた図鑑のオーニソガラム(別名オオアマナ)私が思っていたのはこれかも。別名がオオアマナというのは知らなかったが、コモチオーニソガラムを育てたことがある。
ただ、オーニソガラムというのは属名で多くの種類があるらしいのでオオアマナはオーニソガラムの仲間ということか? 他の地域でも見られるのだろうか?
帰って、両種を調べて見たが図鑑にはなく、ネットの記述もいろいろ。

  
          花               花被片の裏は緑色が入る。

  6つに分かれた果実はオオアマナ? 
でも別の記述ではオオアマナは不稔で子房は枯れるとあり・・ 調べ中です。
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4月12日 大河原から笠置 春の山 枝垂れ桜満開

2016年04月12日 | Weblog
JR大河原駅からスタート

木津川にかかる大河原橋 通称・恋路橋 増水時に水没するのを見越して作られた沈水橋 

 
その名も心ひかれる 恋志谷神社  祭神は後醍醐天皇の側女・恋志谷姫神 
後醍醐天皇が戦いに破れ隠岐へ流されたと知り、失意から自害したとの伝説が残る。
横にある天満宮社の方が本社で、ここは境内末社らしいが、名前の威力でこちらに目が行く。

木津川沿いに歩く。
 
十一面観音磨崖仏 横に見逃しそうな小さな阿弥陀仏石仏  右)木津川辺地蔵菩薩石仏


JR関西本線の鉄橋の下をくぐる。

 
これも沈水橋 地図には潜没橋と書いてある。 近くで弁当を食べた。
生活道で何代も車が通った。欄干がなくて橋は車の幅ギリギリのように見える。
この橋がなかったらずいぶん遠回りしなくてはならないのだろう。  右)八重桜咲きかけ

川から離れる。タンポポやムラサキサギゴケなどいろいろな野の花を見ながら歩く。

JR関西本線 飛鳥路踏切 
このあたりは飛鳥路という地域らしい。
ここを通るたびに奈良の飛鳥と何か関係があるのかしらと思うがわからない。

 
布目橋 通行禁止の看板があったが、そばの人に尋ねたら通れるとのこと。よかった~。
                   右)路肩が大きく崩壊しているところがあった。

布目川の甌穴群(ポットホール)は有名
川底の岩の窪みに落ち込んだ小石が窪みに渦巻く流れによって回転し、岩を削ってできる。
ポットホールができるには数十万年とか数百万年の気の遠くなる年月がかかる。

 
       これもポットホール?         流れに深く抉られた岩盤
今の水量は少なくて、とてもポットホールを作る力は感じない。
昔はもっと水量も多く、流れも激しかったのかも。 


JR関西本線の鉄橋 1両だけの車両が通った。

 
   布目川は木津川に合流        やさしい春色の山

 
突然現れる巨岩のゴロゴロしている河原      日陰を探して休憩 
対岸にも岩壁が見える。あんなのが川に崩れてこの巨岩の河原ができたのかな。

遊びカヌーの発祥地の看板があった。もう少し下流でカヌーに乗ったことがある。

笠置駅近くの公園

 
枝垂れ桜が満開 やさしい色合いにうっとり。  可愛い緑の葉を出していた。

今日は寄らなかったが、笠置山には笠置寺(平安時代以降、弥勒信仰の聖地として栄えた)元弘の変では合戦の舞台となった。
駅前には絵巻を描いたものや笠置合戦を表した像がある。近くに寄れば、上から弓矢で射られそうなリアルさ。

来る時の電車は2両あったが、帰りには1両だった。

出会った花
 
     ミヤマキケマン     マムシグサの仲間(ムロウテンナンショウ?)多い。

 
        ミヤマハコベ                  ヒトリシズカ

   
         スミレ
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