みどりの野原

野原の便り

3月31日 滝谷不動から千早赤坂 

2016年03月31日 | Weblog
痛めていた腰、今日のために調整し途中リタイアのことも考えて、途中のバス停やタクシーの番号も控えて友だち2人と合流。

 
滝谷不動 ちょうど花まつりの準備がしてあり、お釈迦様に甘茶をかけたり甘茶をいただいたり。
御加持水もいただいて出発。

 
ちょっと間違えて山道へ。おかげでモチツツジやヤマツツジが見れた。


シロダモの白い新芽が花のよう。

 
   オオシマザクラが満開 途中のバーベキュー広場周辺もソメイヨシノの花ざかり。

 
    お地蔵さま 登り道もいい感じ          葛城山 金剛山を見る。

 
ミツバアケビ もう花が咲いていた。

 
  初めて来た龍泉寺 今日は行程が長いので入り口まで。サクラが満開なのに静か。

 
民家の庭も花ざかり シバザクラ ムラサキハナナ ユキヤナギ ハナモモ モクレン

 
      田んぼ一面タネツケバナ      川へ下りる道 ツバキの花が道を飾っていた。

 
楠枇庵観音寺も入り口まで。大きいイチョウの木が見えた。黄葉はきれいだろうな

 
いい感じの尾根道 ちょっと間違えかけたけれど。
途中、セイヨウカラシナの蕾を摘んだり、ツクシも少し採った。家計の足しに・・

 
        いい感じの棚田                   ミツバツチグリ

 
  千早赤坂の棚田ってここのことなのか。田植えが済んだらいっそうきれいだろうな
                       右)探した「赤坂城址」は石碑だけだった。
  
 
   ヤマモモの雄花序が真っ赤できれい。         山を下って甲取橋
今日のコースの終点 森屋バス停はすぐ近く。 


橿原神宮前駅で、機関車が電車の車台?を積んで、運んで行くという珍しい光景に出合った。
本調子とはいかないが、12キロぐらいの行程を脱落せずに歩けた。
次に来る時には、お寺も拝観しよう。
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3月30日 オオツメクサ タコノアシ

2016年03月30日 | Weblog
しばらくおとなしくしていたが、家にこもっているのに飽きて、車に乗せてもらって気になっていた場所へ。
今年の正月、大発見?したオオツメクサはどうなっているか?

近くへ行くと、
   
何とそこらあたり一面にある。なーんだ。いっぱいあるじゃないの。 右)花(1月2日)
冬には花の咲いているところだけが目立ったのかも。
温かくなって一面に花が咲いたらしい。
でも、その辺一帯だけで少し離れるとないので、広がりは局所的なのかもしれない。


オオツメクサ種子 ルーペで見ると、周りに薄いひれ状のものが見えた。

 
タコノアシのあった所は昔の繁栄は何処へやら。しょぼしょぼと枯れタコがあっただけで、周辺にも少し広がりはあったが、風前のともしび。


枯れたタコノアシから細かい種が出た。 種子の周りに細かいギザギザが見える。
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3月29日 家の庭の花 ジロボウエンゴサク ムサシアブミ

2016年03月29日 | Weblog
家の庭も賑やかになってきた。
いつもより花に近づいて写した。


          ムサシアブミ        ウラシマソウ


          ツルジュウニヒトエ         トウダイグサ


シナレンギョウ? もう葉が出てきた。 長花柱  イヌノフグリ種が飛んであちこちに。


ジロボウエンゴサクも住みやすいところへ移って行く。       ニリンソウ

 
  ベンケイソウの仲間 多肉      


     多肉   左)葉        右)ひょろひょろと出た花茎の先に花が咲く。

  
        ヒメリュウキンカ 賑やかに         シラユキゲシ
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3月28日 知らなかった飛鳥 通り過ぎていた飛鳥

2016年03月28日 | Weblog
飛鳥 祝戸から稲渕あたりを案内していただいた。

何回も歩いていても見過ごしているもの、知らなかったことがたくさんあり、説明を聞くのは面白かった。

 
     今まで気が付かなかった飛鳥川から水を分ける堰 

飛鳥稲渕宮殿跡 
祝戸荘の駐車場を作る時の調査で石敷きや建物跡などが見つかった。
大規模なものではなく、中大兄皇子が難波宮から飛鳥宮に帰り一時期過ごした仮の宮殿「飛鳥川辺行宮」跡かもしれないとのこと。 

坂田寺
行かなかったが、ここから登った所にある。
最初の建物は土砂崩れで流されて全く残っていないが、豊浦寺と並ぶ飛鳥時代の尼寺。
傾斜地に建つ変則的な建て方だったよう。
東大寺大仏の腋侍は坂田寺の寄進によるものだそうで、当時の坂田寺の力を示す。

稲渕への途中
  
「太子の井戸」があったという場所。今も水がしみ出して、井戸があったというのも想像できるような場所だった。    右)その下方、道路の下は「太子の前」、川を挟んで「太子の向かい」という太子つながりの?地名が残っているとか。

稲渕

「勧請橋」から見た男綱 五穀豊穣と子孫繁栄 そして疫病などが入り込まないようにとの願いのこもった勧進縄「男綱」が架かる。  
中央には大きいシンボルが。うるう年の今年は横縄が13本巻かれている。 
神事が行われる下の橋は「神所橋」 シデコブシが満開だった。

この「男綱」の縄掛け神事が神式で行われるのに対し、上流の栢森の「雌綱」は仏式で神事が行われる。神も仏も関係ないおおらかさ。

 
勧請橋の欄干に「南淵請安先生講義図」渡来人で隋や唐に学んだ学問僧・南淵請安が中大兄皇子・中臣鎌足に講義をしている図。  右)反対側には「宮滝遊行女官図」があった。
この上流、栢森から吉野へ抜ける古道がある。この道を通ったのかどうか?

 
少し登り、高いところの山裾に「水路」が続いていた。棚田の水はここからひかれている。
飛鳥川上流、栢森から提灯で高低差を測りながらの水路作りは渡来人の高い土木技術によるものだという。

朝風峠の下に広がる棚田のあたりは、元は「朝風千軒」と言われる渡来人の集落があったそうだ。
この水路が出来て、日当たりのよいこの傾斜地は稲作ができるようになり、田んぼに当て、そこに住んでいた渡来人たちは住居を移転した。
稲渕 龍福寺にある石塔も、今は丘の上にある南淵請安の墓も朝風の集落から移されたものらしい。

渡来人なくして飛鳥の都作りはできなかったといわれるぐらい、渡来人の技術力は高かったという。

 
「朝風千軒」聞いて知ってはいたが、あらためて目の前に広がる棚田を見下ろして想像した。オーナー制度もある棚田 菜の花が植えられたり、稲藁を保存する「ススキ」が立てられたりして写真を取りに来る人も多い。
 
「朝風峠」から山道をずっと入って行くと「あさかじ地蔵」がある。ブロックのお堂は新しい。
国道沿いにある「みみなおし地蔵」と対をなすというのも初めて知る。
肩の部分が大きく欠けているのは、ある時、両地蔵が喧嘩をして「耳なおし地蔵」は耳をそがれ、「あさかじ地蔵」は肩を切られたという話が残っているとか。
地蔵菩薩が人間の身代わりになったとの話もある。
江戸時代には地蔵はすでにここにあり、今も毎年7月地元の人たちがお参りしておられるそうだ。

 
少し下った所にある「塚本古墳」壊されて原型をとどめないが、露出した石は石室の一部で、綱かけのある石棺の蓋部分は土に埋まっているという。
崩した石は石垣などにも利用されているとか。
ずっと下を見下ろすと、ピラミッドのような段積みの墳丘でニュースになった「都塚古墳」や「石舞台古墳」がある。
蘇我馬子の墓と言われる石舞台古墳 その父、蘇我稲目の墓かもと言われる都塚古墳
そして、この塚本古墳は馬子の弟、境部臣摩理勢の墓との説もあるらしい。(他説もあり)
蘇我氏の勢力圏であったのには違いないと思う。

飛鳥路も花ざかりの時期

 
          サクラの仲間                    スモモ?

 
            コブシ           ノアザミの大株
レンギョウ シロバナタンポポ タンポポ スミレの仲間 これからますます野も山も色どりを増す。
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3月26日 長居公園 植物園 花と芽吹きの季節

2016年03月26日 | Weblog
長居公園
 

ロードレイア 満開  「ド」の付く派手さ。あでやかさ。
花は5個が集まったものだとか。赤い花弁に見えるものは総苞片とのこと。
花弁(状のもの)が散った後に5つの子房?が見えるものもあった。

 
ロードレイアとは対照的なハルニレの花 よく見ると赤い雄しべの葯、ピンクの雌しべの花柱(2裂)が見える。

 
     ベニスモモ(ベニバスモモ)満開         コブクザクラ  
冬も咲いていたコブクザクラ、やはり春が好きなようだ。雌しべが複数あるものは少ない。

 
アーモンド 濃い花色 実はなるのかな?  
        右)ニオイザクラの樹名板があったが、匂うような匂わないような・・


イスノキ 雄しべの葯が見えている。後もう少し。

長居植物園
花と芽吹きの季節。

 
       ピンクのツバキ                   ヤブツバキ

 
        黄色い キンカチャ           白くて小さい キクカチャ

 
          アンズ                 オオシマザクラ

 
    マグノリア園 モクレンやコブシの仲間            シキミ


           カツラ 雌花                 雄花 

 
クスノキは常緑樹だが春に葉を入れ替える。 柔らかい新芽が伸びてきた。
木によってほとんど古い葉を落として全部新葉に入れ替えた木もある。


 トネリコ 冬芽の中に詰め込んでいた枝と花序を伸ばし始めた。

 
          クヌギは花序を        アベマキは葉と花序を同時に出す。
今の時期にしか見ることのできない芽出しの様子を観察。
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3月25日 早春の鵜殿は広い 絶滅危惧種も外来種も 

2016年03月25日 | Weblog
鵜殿ヨシ原
毎年2月に行われる野焼き 今年は予備日も含めて条件整わず、野焼きは中止になったらしい。
以前は立ち枯れたヨシ原に火を放っていたが、周辺への火の粉などの飛散のこともあり、今は事前に刈り倒したヨシを焼いている。
今年は刈った後、焼けなかったので、ヨシは刈り倒したままだ。
鋭く尖った根元が残り、枯ヨシが覆う。踏み入る時には十分気をつけるように注意があった。

他の季節はヨシやオギやセイタカアワダチソウなど背の高い草に阻まれて見通しが悪い。
他の季節に比べ、見られる花数は少ないが、こんなに見通せるのもこの時期ならでは。

 
                  広い広い  どこまでも・・

 
一番の見ものは黄色も鮮やかなノウルシの群生 島状に生育
              花のつくりは複雑で花のように見えるものは花ではない。

他、オドリコソウが数本花をつけていたし、数種類のスミレも咲いていたが、他はまだ芽出しの時期。

 
        ミゾハコベ      アズマツメクサ 花が咲いていた。極小の世界。 

 
うちの方ではたまにしか見かけないコイヌガラシも一面の群生。
 右)シロザの幼苗 ルーペで見ると「白い粉粒物」粒粒はアイスプラントのよう。
       
 
         トネハナヤスリ(シダ類)       カンハタケゴケ(コケ類)
カンハタケゴケは稲作が行われない3カ月ほどの期間(秋から冬)に生育する短命のコケとのこと。 
初めて見た。気が付いていないだけかもしれない。


       帰化植物コゴメイ 


エゾノギシギシに産みつけられたコガタルリハムシの卵
高い空で長い間ホバリングするチョウゲンボウ 草むらにひそむ小動物を狙っているのか。
メンバーには鳥好きも多い。

大きく成長した姿、花が咲いた姿ではわかる植物も、小さい芽出しでは「何これ?」
「え~っ。なんでわかるの?」と思うものがたくさんあった。
いずれヨシの脅威となるカナムグラも双葉の時期はあどけない?姿だった。

今、芽出しや幼苗が見られる植物も花の頃にはヨシや背の高い草が繁り、咲いているのか確認もできないことも多いとか。

河川改修の後、ヨシ原を保全するために淀川の水をポンプアップして河川敷の水路に流したり、ヨシ原を切り下げたり、いろんな試みがされている。
水のぬるむ4月10日ごろにはポンプアップが始まるらしい。
水の入る前に花を咲かせ種を実らせる植物もある。制限時間つきの必死の攻防。

特異な環境で、他では見られないような絶滅危惧種が生き残っていたり、新たに見つかったり、でもそこにも外来種との闘いもあり、せめぎ合いながら維持されている。
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3月24日 寒かったけれど・・春の山 

2016年03月24日 | Weblog
花冷えというのか今日は気温は低く冬装束で山へ。

でもちゃんと草木は春の到来を知っていました。

 
  ヤマネコノメソウ花が咲いていた。     タマゴケもみずみずしく胞子嚢を立ち上げて。

 
山裾にはカンスゲの仲間が花粉を飛ばし         上を見ればキブシのスダレ 

 
見ものは 咲き始めたショウジョウバカマ(白花)    右)葯の紫が美しい。
ショウジョウバカマの白花と白のショウジョウバカマがあるようですが、堅いことは抜きで・・ 


ヤマルリソウも咲き始め。花弁が好物の虫がいるようで、結構齧られていた。

道なき道に分け入ると・・


シカの物らしい骨が2か所に・・自然死なのかしら・・

帰り道

 
枝打作業をしている人がいた。細い1本梯子     右)きれいに枝打されたばかりの杉    
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3月23日 ツクシのグラッセ 作ったが・・

2016年03月23日 | Weblog
たくさん摘んできたツクシ、昨日も卵とじやご飯に載せたりして食べた。

思いついて茹でたツクシの「頭」だけをグラッセにした。

砂糖で煮詰めて、干して、グラニュー糖をまぶした。

 
         頭だけを集めた。                 出来上がり。
う~ん。上出来とはいえない。
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3月21日 お墓参り ツクシ採り

2016年03月21日 | Weblog
午後からお墓参り。
ついでに(どちらが?)ツクシ採り

ちょっとうろうろしたが2か所で採る。
人間は細めがスタイルがいいけれど、ツクシは太いのがいい。
ハカマが少ないのがいい。と思ってもなかなか思うようにはいかない。

もう時期も少し遅い。
後のことを考えつつも、目に付けばつい採ってしまう。

ツクシってなんやろな。別に美味しいわけじゃなし、めんどくさいし。
なのにツクシ採りに行くってなんでかな?
ハカマを取りながらのおしゃべり。

季節を感じたいだけ? 春になった喜びを感じたいだけ?
なんかわからんけど、この時期毎年ツクシを探しに行く。
ハカマがなければいいのに・・なんて文句を言いながらハカマ取り。

「ツクシは食べない」という若い人もいるらしいけど、家はみんな好き。
なんでかわからないけど。

 
          いっぱい採った。         娘は厳選
 
 田の畔には コオニタビラコ ハハコグサ         ノミノフスマ

 
      フキノトウ 2個見つけた。           今にも咲きそうなサクラ
やっぱり、春はうれしいな。
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3月19日 雨上がりの洞窟めぐり 恐かったけど面白かった。

2016年03月19日 | Weblog
川上村のイベントに参加
雨覚悟で上から下まで完全武装で来たけれど、幸いにも着く頃にはすっかりやんでありがたい曇り空。
雨なら変更もあるとのことだったが、予定通りのコースで行うとのことでホッ。

2班に分かれ、私たちは先に(後で聞いたら 幡竜の窟というらしい)へ。
登り口近くまでマイクロバスで送ってくださる。

ヘルメットと軍手・ヘッドランンプを借りて身に付ける。

案内は地域おこし協力隊の若者
山道で石が転がったり落石があった時、「ラク!」と大声で叫ぶように言われる。
「ラク」とは「落」のこと。
危険を知らせることはとても大事なことで・・みんなで「落!」と言う練習をした。


いよいよ山へ。国道から山へ木の梯子がかけられている。濡れていて滑りやすい。
慎重に登って山道へ。
山道・・といっても、もともとここに道はなく、幡竜の窟へ行くために梯子やロープ・鎖などを最近(去年?何年か前?)整備をされたらしい。

 
 
足元が悪い。石がごろごろ。
手も足も使ってロープや木や石につかまり、四つん這いになったりしながら・・きつい。
登るのに精一杯の中、隙を見て(後の人に迷惑にならない範囲で・・)写真は撮りたいし・・
ドロドロの軍手でシャッターを・・


「幡竜の窟(ばんりゅうのくつ)」に到着。「こうもりの窟」とも言うらしい。 
帰って調べたら、幡竜とは「とぐろを巻いた龍のことで、地面にうずくまってまだ天に登らない龍」の意味だとか。なぜそんな名がついているのかはわからない。

入り口から1人がやっと通れるような狭い石の隙間を通り、かがんで通らないといけない低い天井・足元も悪く、水溜まりを避けて・・ヘッドライトとスタッフが照らしてくださる明りでこわごわ進む。

 
自然度いっぱいの洞窟だ。

コウモリが近くに付いていることもあるので気をつけて。といわれたように、すぐ近くにもぶら下がっていたが、何しろ暗いのでピントが合わない。
実は、コウモリを見るのを楽しみにして来たのだ。

一番奥の少し広くなっているところに来た。

懐中電灯に照らされた天井の岩にコウモリの集団が黒い塊となっていた。
あ~~写真はうまく撮れない・・
石の仏像があった。修験者が来ていたのかもしれない。

帰り道も近くのコウモリを何度か撮影に挑戦してみた。
せめて1枚でも姿のわかる写真が撮れりたい・・


これ1枚がなんとか姿がわかる写真 
可愛い~。1匹連れて帰りたい~。
わずかな爪先だけをひっかけて、よく落ちないものだ。
近くで話をしていてもビクとも動かない。熟睡? 知らんぷり?
キクガシラコウモリとのことだが、顔は見えなくて確認できない。


「幡竜の窟」出口 この洞窟がそのぐらいの奥行きがあるのかもわからない。

帰りの下り道がまた恐い。
 
けがをしないように、石を落とさないように、這いつくばって・・


横には切り立った岩が。

山の中から柏木の方に行く道があったらしい。
とても道があったようには見えないが、修験者が洞窟へ行き来していたのかも。

その危なっかしい下り道、へっぴり腰で下りながら・・

 
       ツゲ             オニシバリ 黄色っぽい花
キジョランの幼苗が足元に、少し離れたところにクロモジかアブラチャンかダンコウバイか? 黄色い花をつけた木が見えた。ゆっくり眺めている間はない。

無事、下の国道へ降りてホッ!

バスで不動滝へ。


不動滝入り口の茶屋「ホラ!あな」ここでお弁当タイムとなる。

午後からは不動滝へ。
県の天然記念物に指定されている。
不動窟へは来たことがあるがもうだいぶ前のこと。


     整備された階段を下る。

 
           入り口の近くの「窟不動尊」にお参りして、入洞

 
   足元を気にしつつ奥へ。      右)天井にたくさんのコウモリが付いていた。
さっきと同じキクガシラコウモリなのか、他の種類なのかはわからない。 

 
        左に不動の滝            ごうごうと音をたてて流れる川 
流れる先は見えない。 どこへ流れ出ているかはわからないらしい。

 
 「せいたかどうじ」と名付けられた石筍        鍾乳洞らしい鍾乳石

洞窟内には一の門 二の門 綱かけ石 胎内くぐり 天の窟 地の窟・・といった名称が付けられている。


一番奥? 薬師如来と名付けられた石筍    

入り口に戻る。


アブラチャン?の黄色い花

 
茶店近くから、吉野川の下流側 鍾乳洞からの水が湧きだしている風にも見えない。
あの水はどこへ?                 右)吉野川 上流側。

険しい山の上り下りの緊張に、足が筋肉痛になるかもしれないな。
急な山道こわかったけど、無事に降りてしまえば、スリル満点でおもしろかった~。
川上村にはまだ知られていない洞窟がたくさんあるらしい。
案内お世話係のスタッフの方のお蔭でいい経験が出来た。
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