みどりの野原

野原の便り

7月31日 庭の木を剪定してもらった

2011年07月31日 | Weblog
「手伝ってね」と頼んでいた植え木の剪定を息子がしてくれるという。
気の変わらない内にしてもらうことに。

ハサミとのこぎりを持って裏庭に出たら、シャーシャーシャー間近にクマゼミの声。
あら。家の木で鳴いてる? そこに止まってると指さす方を見ると、ライラックに2匹。今は人の気配に鳴きやんでいる。あわててカメラを取りに入る。


町ではうるさいクマゼミも家の庭では珍しい。1匹でもすごい音量。
手を伸ばすと元気に飛んで行った。

サラサウツギ・ライラック・ヒメノウゼンカズラ・ヤマブキなど高くなって手の届かない木、太くて手に負えない木など。

「どれ伐るの?」 「この枝とこれも根元から、これと・・」
太いのはのこぎりで。私なら10回ぐらい曳く所をゴリゴリっと2、3回ぐらいで終わり。
早~。

その代わり「この枝の節の上で」とか芽の出そうな所を残してとか細かいことは「これかゴリッ」「ああもうちょっと上で切ってほしかったけど・・」
まあ細かいことは目をつむろう。また伸びてくるだろうから。
来年の花付きの悪いのはちょっと覚悟。

うっそうとしていたのがスッキリした。

後の始末も早い早い。あっと言う間に切り刻みゴミ袋へ。
これだって私1人なら午前中はかかる。

大助かり。
細かい庭の片づけはいっぱい残っているが、ボチボチに・・

 
   裏庭 東の隅 わかるかなあこの違い。
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7月30日 京都1周トレイル⑤大原 戸寺~二ノ瀬 

2011年07月30日 | Weblog
降水確率50/70 まあ何とかなるか。 雨の準備は万全にして。

予定通り戸寺バス停着 近くの道の駅のようなところで野菜のてんぷらを買う。
雨の気配もなく順調に歩き始める。ちょうどいい曇り具合。

歩き始めて 30分もすれば山の麓道  この辺りアカジソ畑が多いのは「しば漬け」と関係があるのかな? 
 
シカ避けゲートを開けて入る      小橋を渡り 江文峠への登り道が続く


車道に出た。金毘羅大権現が祀られている。金毘羅山の登山口にもなっているようだ。ここが江文峠 
バス停があったが春から秋の1日数本しかも土日だけしかない。

ここから道を横切って山道へ。
すぐに目立たない左の細い急坂があった。「ここ覚えてるわ」と友達が言う。
前に瓢箪崩れ山へのハイキングの時に反対側から来てこの寒谷峠へ坂を通ったらしい。そういえば少し思い出した。今日はここから直進してそのハイキングの逆コースを歩く。

 
木陰の道 こんな道ばかりだと歩きやすいのにね ミゾホオズキ マツカゼソうの群落も。

集落に出た。サルスベリがきれい。

 
       シャクチリソバ     アメリカネナシカズラ?黄花コスモスに

車道から薬王坂へと歩きはじめて少し空が暗くなってきたと思ったらいきなりの大粒の雨。
ちょちょっと待ってよ~。大慌てでちょうど畑の横の小屋の軒先で雨具をつける。降るっていってたもんね~。

土砂降りで道路は川のよう。靴はすぐビシャビシャに。
お昼は?「静原神社の公園があったね」

公園には先客のグループがいた。でもベンチではとても食べられそうにない。
幸いにも横の静原神社で屋根のある建物を見つけそこでゆっくりと昼食を食べた。

  
お世話になった静原神社 イザナギノミコトとニニギのミコトを祀るという。しめ縄の張った神木の他にも大きい杉が何本もあった。

弁当を食べているうちに日がさしてきて出発。

 
薬王坂の登りの途中にあった石仏「弥陀二尊板磚」

途中でまた夕立が来た。さっき脱いだカッパを叉着る。

 
薬王坂を登りきったところ。    水が流れる山道を鞍馬へ下る


大岩が崩れたところもあった

 
雨も止んでやっと鞍馬へでた。  鞍馬川      鞍馬寺 今日は素通り

川沿いに下って今日の終了地点「北山46」を確認した後二ノ瀬駅へ


  叡山電鉄二ノ瀬駅 

出町柳の喫茶店で着かえてさわやかに帰路に・・靴だけはしょうがないな。
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7月28日 「朝鮮半島 暮らしの石もの」展

2011年07月28日 | Weblog
テレビで見て面白そうと思い天理参考館に行ってきた。

参考館の前はいやに賑やかだった。鼓笛やバトンの練習をあちこちでやっていてテントや架設トイレも。こどもおぢばがえりの催しがあるらしい。

参考館の中はひっそりとしていた。午前中は団体客もいたらしいが、静かに見れた。



朝鮮半島は岩盤の上に成り立つ「石の国」らしい。
石を利用して暮らしの道具が作られそれを生活に用いてきた。そんな石の文化は今も残っているらしい。

デザインが面白い道具たち。

 
双兎文薬研 生薬をすりつぶすもの  薬水の玄武形吐水鉢 口から水が出る     

 
薬草用碓 ラッコかと思ったら怪獣らしい  蓋を開けて上から見た所

 
古墳を守る 鎮墓獣 口を閉じたのと開いたのとで1対      獅子像
日本の狛犬とも関わりがありそう。 

 
携帯用の茶竃と茶瓶 重そうだが可愛い。どうやって運ぶのかな? 右)碁石  黒い石は自然形 白いハマグリもカケラを削ったようないびつな形だった。


硯石 縁の模様の繊細なこと。とても石に彫刻したとは思えない。

他の所も少しだけ覗いた。 聞いたことのある帝王紫の織り糸と貝が展示されていた。


貝紫で染めた織り糸とヒメサラレイシガイ
貝の中にあるパープル線から出る体液をつけ太陽にあてると鮮やかな紫の色になるそうだ。
ネットによると、1束の糸を染めるのに1000個もの貝が使われるらしい。
希少価値のあるもので高貴な人しか身に付けることが出来なかった。
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7月25日 久しぶりに金剛山麓 

2011年07月25日 | Weblog
2か月ぶりの金剛山麓 少し降っていた雨も止んで出発。

 
マタタビの葉の白も消えて実が出来ていた。虫こぶの実 
 右)風に運ばれてきた匂いの元は? 何ケ所かに咲いていたヤマユリ。
   つつましくも力強い。自生を見れるのはうれしい。

 
        キツリフネ            タケニグサ       

  
クマイチゴ もちろん食べた。酸味が喉の渇きをいやす    クマシデ

 
オカトラノオも花が残っていた  道路の水溜まりに落ちていた実 多分・・                           ・・・やっぱりサルナシ 切り口はキウイそっくり   

 
小型なのでコクワガタと思ったが・・図鑑を見るとコクワガタは内角が1本。だから違う?? 正解はスジクワガタの♂だそうです。コメントで教えていただきました。            右)セマダラコガネ パッと開いた触覚が可愛い!
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7月24日 ベランダの花

2011年07月24日 | Weblog
ベランダの花

 
ベランダのモミジアオイ    メハジキも花が咲き続いている

庭はうっそうとなっている。その内に散髪せねば・・
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7月23日 箕面公園 昆虫

2011年07月23日 | Weblog
今日は昆虫目線で・・といいつつちょっと周りも気になったりして・・

役の行者の建立と伝わる聖天宮

 
ニイニイゼミが止まっていた。        泥の付いた抜け殻 
町にはあまりいない。環境がいいのかな?

山の上の方ではニイニイゼミの抜け殻がいっぱいあった。こんなにたくさん見たことがない。

「なんでニイニイだけ泥がついてるの?」抜け殻の下を見ても特に湿ってはいないのに。
すると1人のメンバーが「ニイニイは小さくて前足の力も弱いので唾液を出して土を柔らかくして出てくる」と教えてくださった。なるほど納得。
帰ってネットで調べたら、幼虫が生存するのに湿った土壌が必要なので泥が付きやすい。体表に体毛が多い。木の低い所で羽化するので外敵から身を守るために目立たぬように。乾燥を防ぐなどの説があるらしい。


1つ泥を洗ってみたが毛があるようなないような・・オスだとはわかった。

ヒグラシの鳴き声も今年初めて聞いた。

 
        ヒグラシ               ヒグラシの抜け殻

アブラゼミもクマゼミもいたがクマゼミは数がすくないように思った。


オオミズアオが 3匹もいた 写真では透明感が出ていないがきれいな蛾だ。

 
       センチコガネ          スジコガネ

弁当を食べて休憩後、上をブーンと飛ぶ光ったものが・・「タマムシだ」
元昆虫少年の動きは速い。網を高く降りながら1mほどの石垣から飛び降りざまに網を振りおろす。少しの所で取り逃がしたがその動きにびっくりするやら感心するやら。
またまた現れたタマムシに網を持って飛び上がったり振り回したり・・うまいもんだ。
「昔と同じと違うで~」と忠告の声も。
でも結局は4匹のタマムシを捕まえたのだった。すごいタマムシの宝庫。
元昆虫少年なしにはとても捕まえられない。


網に捕らえられて死んだふりのタマムシ  今の内・・写真に収めた。

見本を残して無罪放免 元気で子孫を残してね。

 
                望海展望台

 
その下にアリ地獄のすり鉢があった。
小さいすり鉢はアリを入れても動きはなかった。特大のすり鉢に入れると一瞬でアリは捕まってしまった。 右)他のすり鉢に虫(ウスバカゲロウの幼虫)が見えた。

夢中で見ていてハッと気がつくとみんな下りかけていた。慌てて追いかける。
急な階段を下りると川に出た。水遊びの親子の姿 涼しそう。

私たちは駅前で反省会 かき氷を食べたら寒くなってきた。
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7月22日 大阪市大 付属植物園 & シンガポールボゴール報告会

2011年07月22日 | Weblog
久々の大阪市立大学理学部付属植物園
1時間ほど案内していただき、午後は①水草コース ②日本産樹木園・竹コース③森林浴コースの3班に分かれて園内を回った。

植物園案内

S25年に研究施設として発足して今年で62年目になるという。
他の植物園と違って花は少ない。樹木中心で、特に日本産樹木の収集保存や希少水生植物の保護育成に力を入れている。
温室は品種の保存が中心で1品種3鉢植えてあり、夏場外でも育つものを外へ植え替えているとのこと。外にはインドボダイジュなどあった。

税関で検疫に引っかかったものを預かることもあるらしい。

ムクゲや花ハスの品種も多い。

 
ネッタイスイレンは日本の冬を越せない。11月末には掘り取って温室で乾燥休眠させるという。葉の縁にキョシがあること、夜咲きのものがあることやブルー系の花が咲くのはネッタイスイレンだけとというのも初めて知った。

 
シンボルツリーになっているメタセコイア 発見者の三木茂氏はここの園長だったそうだ。写真の右から2番目の木が初めて東京御所から配られた挿し木苗だそうだが、あまり太くなかった。右)懐かしい百葉箱は今もずっと現役で60年間毎日手書きで記録されているとか。右側の機械も気象観測用。

樹木には1本1本ナンバープレートがつけられ、5年に1度樹高や幹回りなど計測されるそうだ。


アオノリュウゼツラン  めったに花が咲かないことからセンチュリープランツと言われるが、実際には30・40年ぐらいで花をつけるそうだ。本土では珍しいので時々ニュースになる。
奄美大島だったか?では山の斜面一面がアオノリュウゼツランで、花もいたるところで見れた。

 
去年花が咲いたそうだ。すっかり枯れていた。 右)枯れた根元にはちゃんと子苗が用意されている。花茎が伸びる頃に1つ芽をつけるそうだ。

 
日本産樹木見本園でチャンチンモドキの実が落ちていた。 ヒョウタンボク(毒)

 
午後は森林浴コースへ。フィトンチッドを吸いながら植物園の外側を1周。 

 
       ユリノキの果実            ツチアケビ        

 
   テングタケの仲間            イグチの仲間
キノコも多かった。


落葉を調べるトラップがあった。市立大学だけでなく多くの学生さんの研究の場所だ。

下りてきて水草コーナーへ。

 
        オニバス花                  アサザ

花ハスは約70品種あるという。
 
花の咲き方もいろいろあるが「出べそ」の実が面白い。

植物園終了後、反省会をし、夜7時からある「シンガポール・ボゴール植物園の報告会」にはまだ時間があったので、ウィンドーショッピングやら、この間見た映画「小川のほとり」を本屋で立ち読みしたりして時間をつぶした。

報告会では3人の方と先生が報告された。写真を見ると「あれは見てない」というのもいくつもありその時私は何を見ていたのやら・・
今日は私は聞いていればよかったが、全員に報告書の提出を求められている。まだ書きかけだ・・・ その後叉反省会 今日は2回も反省して、帰ったら12時前だった。風呂に入ったりゴソゴソしていたらあっという間に2時過ぎに・・
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7月21日 馬見丘陵公園 花から実へ ヤブデマリの赤い実

2011年07月21日 | Weblog
小雨の中を歩きだしたがすぐに止んで散策には絶好の曇り空。

花盛りの春から実盛りの夏へ・・

 
今日の一押しはヤブデマリ 真っ赤に色づいた実。1つ2つ黒い実が混じっていた。やがて黒くなるらしい。    右)ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)の実

 
ミズキ 実は少し紫っぽくいろづいているのもあった。 コブシは立派な実と共に早くも花芽が準備されている。少し暑そうな毛皮をまとって。

 
         トサミズキ実                古池
ヴォー ヴォー とウシガエルの声がするので寄って行くとあっちからこっちからアカミミガメが寄ってきた。数えてみたら10数匹も。餌を期待してるのかな?
公園になる前は森の中に古墳とこんな古池がたくさんあったらしい。「小学校の頃、よく探検に来た」今は大きくなっている子供は懐かしそうにいっていた。

 
満開のオミナエシは虫のレストラン 隣にはハギやキキョウや(右)オトコエシ

 
     ツマグロヒョウモン♂         ツマグロヒョウモン♀
他にもアカスジツチバチ・モンキチョウ・モンシロチョウ・イチモンジセセリ・ハエの仲間・キムネクマバチなどがお食事中

 
ミソハギも虫に人気 オミナエシに集まっていたのと同じようなもの。特にモンキチョウが多かった。   右)冬と違ってさみしい池だが可愛いカルガモの親子が見れた。子供は一羽。
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7月16日 曽我川緑地公園

2011年07月16日 | Weblog
いつも遠くにばかり行っているので、たまには近くの草を見ようとお茶持参で徒歩5分の曽我川緑地公園へ。

近くなので日傘をさしていたからか前半は暑さを感じなかった。
ウォーキングの人と違ってのろのろと外側を半周とグランドを1周した。

 
         外周遊歩道         グラウンドの縁沿いに1周     

ウォーキングの人が去年歩いていて熱中症になったと話されていた。
さすがにお昼を過ぎると暑くなってきて、お茶も尽きた1時に終了。

特に珍しいものがあるわけでもなかったが70種あまり記録した。
特定できないカヤツリグサの仲間などがあり、もっとお勉強が必要です。


      ハマハナセンブリ

 
公園へ行く途中のスベリヒユ

朝9時40分ごろは満開だったが、帰り1時前には全部花が閉じていた。
こんなに早く店じまいするんだとわかっただけでも出かけた甲斐があった。
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7月14日② ユウスゲを見に

2011年07月14日 | Weblog
サークルの後、車に乗せてもらって着いたところでは、先客がおられ映像の途中。まもなくそれも終わったのだが、後方でよく見えないし聞こえなかったが気になったのが「ミョウガの実」 実なんて見たことがない。そこのところよく聞きたかったなあ。


帰ってネットで調べてみたら、写真があった。
後で「ミョウガの実」は見られますか?と聞いたが見られないとのこと。
実を付けるのには条件があり実を見るのはむつかしいそうだ。見たいなあ。


 
        ツチアケビ        ケンポナシの花は終わったところ

田んぼの方へ。山裾にもいろんな花が見られ自然豊かなところとわかる。
自然を守るのに大変力を尽くされているよう。

 
田んぼ道を歩いて山の斜面に薄黄色の花が見えた。たくさんある。花は夕方4時ごろに咲くのだそうだ。

 
草丈はひょろっと高く 薄い色の花は涼しげ。 野生でこんなに花を見たのは初めて。

 
多分ハラビロトンボ    右)セミの抜け殻があった。まさかのクマゼミ ♂ 「入ってきてます」とのこと。こんな山の近くにもと驚く。 アブラゼミの抜け殻もあった。

ひと回りして車まで送ってもらった。時間は遅くなったがユウスゲはよかった。
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