みどりの野原

野原の便り

10月30日 交野周辺 秋の木の実 花

2015年10月31日 | Weblog
赤い実いっぱい。秋らしい山を楽しんできた。

 
           ミヤマガマズミ                ソヨゴ

 
                シロダモも多い。赤い実と薄黄色の花

 
             ウメモドキ                サルトリイバラ

 
           センリョウ(千両)             ヤブコウジ(十両)


            アクシバ

 
                ツルリンドウも何箇所か。花と実


     ヤブムラサキの紫色の実 


おいしい実 アケビ 高くて届かない。  だから残っている。

 
           ヤクシソウ、満開           ヨシノアザミあちこちに。

 
   見落として見に戻ったリンドウ              アキノキリンソウも

 
           モチツツジ返り花             のどかな山裾

観察会にしては距離があって忙しかったが、秋を満喫した。    
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10月25日 どんぐり くっつき虫

2015年10月25日 | Weblog
枚岡周辺でどんぐりや木の実 くっつき虫などのイベント
山陰では寒い日で、日向が恋しかった。

ベビーカーでの参加者もおられた。最年少ですねと言うほどの赤ちゃんを連れた方も参加。すごい。


アラカシの太い横枝に付いていたキノコ ハナビラニカワタケというキクラゲの仲間だそうだ。

 
子供が見つけたカメの脱皮の皮? 何ガメでしょうね? 近くに水辺はなさそうだけど。
                             右)トゲナナフシ

ジョロウグモの巣もあちこちにあった。たて糸はくっつかない。

アラカシどんぐりはまだ木に残っているものが多い。
ウバメガシ・スダジイ・シラカシ コナラ・クヌギ クリなどがあった。

どんぐりはクリと同じように「3つまとまって付くが、その内2つは成長が止まって正常に成長するのは1つだけ」とは初めて聞いた。クリは本来果実が3つあるのは知っているが・・
その痕跡が中に見られることもあるらしいが、今日は見ることは出来なかった。

 
     クヌギどんぐりが溜まっていた。   根と芽の出たものもあった。


スダジイ  今年は豊作なのかな?


        クサギ
ヤマコウバシやコクサギ へクソカズラなど匂いを嗅いだり、ムクノキの実を食べてみたり。
くっつき虫はアレチヌスビトハギやチヂミザサ ヒナタイノコズチ など。


大阪市内が見えた。見えているのは大昔は海だったところ。だんだん水が引いて陸地になったが、海辺にあったヒトモトススキが残っているところもある。海だったことを想像出来る景色だ。
お手伝いとはいえ今日も知らなかったことを教えてもらった。
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10月24日 長居公園 植物園

2015年10月24日 | Weblog
公園は冬支度の刈りこみも行われてさみしい。


こんな季節に咲くタイワンツバキ

 
    外国産ブナ科 大きく育っているがどんぐりは見たことがない。

 
           ヒメリンゴ                 アズキナシの実 

植物園
 
        コスモスが満開      花粉を食べているのか? オオタバコガの幼虫? 

 
キササゲ 鞘の中には毛の付いた種子がびっしり        サキシマフヨウ 満開 
 
チャンチンモドキ 実が落ちていた。熟したものは甘酸っぱい。

 
黒い実2種 ヒオウギ 黒く光沢のある種子  ヤブラン 薄い果皮は早くに脱落 種子の根元に残っていた。

 
ムラサキトウガラシ 大和の伝統野菜 熱を加えると緑色になってしまうのが残念
            右)ローゼル(アオイ科)ハイビスカスティーはこれから作るとか。    
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10月22日 ニホンザル 無駄な争いをしないサル 見習わねば

2015年10月22日 | Weblog
初めて行った「嵐山モンキーパークいわたやま」


桂川の近くからいきなり登り。階段や坂道を登り、20分ほどで標高160mにある「モンキーパークいわたやま」に到着。汗ばんだ。
 
途中には「眼を見つめない。さわらない。食べ物を見せない。与えない」「写真を撮る時の注意」などサルとふれあう時の諸注意の看板や「オサルクイズ」や体の特徴などの説明板が設置されている。

「モンキーパークいわたやま」
標高160メートル。野生のサルが暮らす公苑で広場と休憩所がある。後は山だ。
外国人の観光客が目立つ。

休憩所では中に人間が入って、外のサルに餌をやることができる。
餌は売っている。(持ち込み不可)
 
 
前は広場 餌場でもあり、ここで暮らすサルを近くで観察できる。  
                     右)京都市内が見渡せた。


休憩所の窓には金網が張ってある。サルを見ている? サルが見ている?


中で売っているリンゴやピーナツなどの餌を内側の台に置いて餌をやったり手から餌をやったり出来る。

登る前に、講師から近年起きている野生動物問題(サル害など)は人間が「してしまった」ことだと言われた。
①しっぽは? ない? 短い? 長い? ②手と足は同じ形?違う? ③毛がないのはどこ? の問題が出されている。そして、なぜそうなのかを考えてほしいと言われた。

餌をやったりしながらサルを観察して答えを探す。
今まで何回も見ているが、なんとなく見ていたなあ。      

 
              赤ちゃんが来た。かわいい。

センターの学芸員さんからニホンザルについてお話を聞く。
こんなに詳しくサルのことを聞いたのは初めてだ。
嵐山モンキーパークは1957年開設された。観光目的だったが、今は研究用にも使われている。
スタッフは10数人 常時4人はいるとのこと。

ニホンザルが113頭生活している。113頭全部に名前を付けて管理している。
名前はニックネーム(名字にあたる)の後に誕生年の西暦の下2けたもの。
モンキーパークにおられる職員さんたちはすべてのサルの名前を把握しているといい、3~4ヶ月で覚えられるとのこと。 ビックリポンだ。

開園当時にいたサルが、顔がクシャっとしているからクシャと名付けられ、
そのクシャが1959年に生んだサルが「クシャ‐59」
「クシャ‐59」が1971年に生んだサルが「クシャ‐59-71」
名前を見ると家族関係がわかるという。

ニホンザルはオナガザル科 日本は生息域の北限にあたる。
尻尾は短い(約10センチ)寒地に適応したものだという。(長い尻尾は体温を奪う)


頬袋 サルに餌を差し出された。口の中へ。また餌をやる。口の中・・次々餌をやるといくらでも口に頬張る。頬袋にため込んでいるのだ。その頬袋も満杯になって手で押さえているのは笑ってしまった。

頬袋にためた餌はまとめて食べる。小さいものを1つ1つ食べるよりは効率が良く、移動中でも食べられる。

尻だこ ニホンザルのお尻には硬い尻だこと呼ばれる部分がある。
 
 尻だこ  短い尻尾  雄のシンボル 尻には毛はない。        ウンコ

生まれた時からあり、神経葉は通っていない。硬い木の上で座って眠ったりするのも平気だ。


手 人と同じで親指が離れて付く。爪も人と同じ形(平爪)で、つかんだりつまんだり出来る。

 
 手 足  顔は毛がなく血管が透けて赤く見える。 
足も人と同じ形だが、サルは足でも物をつかめる。 人間は退化したのかも。

歯は32本 歯列も人と同じ。
 違うのは雄は犬歯が発達していること。
五感 色覚や嗅覚は人と同じという。
 おいしいまずいは別で、人間には生臭い生のダイズもサルは好物
聴覚は高い音域が聞けるらしい。
体重は 雄12~18キロ 雌8~10キロ 16キロ雌ザルがいるらしい。
寿命は約30年(野生では20年ぐらい)
 最高齢は1980年生まれの35歳の雌がいるという。

3歳半で生理が始まり5歳で出産できるようになる。最高齢出産は26歳
交尾期は10月~2月 出産期は4月~7月 食べ物が豊富な時期で赤ちゃんの生存率も高い。
妊娠期間は6カ月  離乳は6カ月 離乳期もちょうど餌の豊富な秋にあたる。
産むのは1頭で双子はいない。

サルの妊娠はわかりにくいそうだが、
年1回春先に短い夏毛に代わる「毛代わり」の時期が妊娠していると遅れるそうで、それでわかることもあるとのこと。

サルは母系社会で夫婦関係はない。子供が生まれても父親はだれかわからない。
「乱婚 雑紺」
群の形は2重同心円構造
雄は群を出て行き違う群れに移行するが、ここでは出て行かないようにしているとのこと。
群を出て行くのは血が濃くなるのを防ぎ、遺伝子を広く残すためと言われる。
ここでは外からのサルの出入りもあるので血が濃くなる心配はないという。
外から入ってきて群に入るものもいれば、交尾して出て行くものもいる。
どんどん増えるのでは?との質問には避妊薬を使ったりして調整をしているとのこと。

順位 無駄な争いが起きないようにルールがある。
昔は「ボスザル」と言われたが、今は第1雄 第2雄・・と言う。

強いものが順位が高いと言うわけではなく、
雄は群に先に入ったものが第1雄になり、雌は母親の順位を受け継ぐ。(基礎順位)
第1雄が必ずしも持てるわけではない。
7・8年も第1雄のサルもいれば1か月も持たずに出て行った例もあり、第1雄というのもストレスがあるらしい。
餌も真っ先に食べ、雌も独占 横暴なボスザルのイメージ 払拭

雌は雄に依存することで順位が高くなることがある。(依存順位)
兄弟姉妹では下の子の方が順位が上、母は喧嘩の時下の子の味方をする。(末子優位の法則)

雄どおし雌どおしの順位を確認するのに、A・B 2頭のちょうど中間に餌を投げられた。
Aが餌を取った。次にB寄りに投げた餌もAが取りに行った。次にBのまん前に餌が落ちた。
さすがにこれはBが取るだろうとの予想は見事に外れ、Aが取りに行き、Bは逃げた。
逃げなくても・・と思ったが、これでは喧嘩になりようがない。
順位は争いを避けるためにあるのだということを納得。感心した。

サル同士のコミュニケーションの方法は声・表情・グルーミングなど。
声は37種類 その内人が把握できるのは数種類
表情 怒っている時の表情は上の歯は出さず 低い声を出す。
   恐がっているときは上の歯を剥きだして、笑っているような表情に見え、高い声を出す。
恐がっている時の顔は「笑いの原点」と言われるらしい。(相手と距離をとる)

グルーミングは毛に付くサルジラミや卵を取って清潔にすると共にコミュニケーションにも役立つ。 

交尾行動
雌同士行うマウンティングは興奮を鎮めるため(レズビアン行動)
雄同士は順位を確認するために行う。高順位が上に。緊張を緩和して喧嘩を防ぐ。
乱婚雑婚で後は雌任せ。

食べ物 モンキーパークのサルは約200種の食物を食べていることがわかった。
春は新芽 若葉 夏~秋には果実や種子 冬は樹皮など。肉や魚は食べない。
カメムシや昆虫は好きだという。
お腹の調子を整えるため?に赤土も食べる。
母が子に食べ物をあげたり、譲ったりはしない。冷淡なように思うが理にかなうところがあるのだろう。

集合写真を取る時は餌でサルを誘導 私たちの前でカメラ目線のサルが写っているはず。


面白い話をいっぱい聞いた後、山の途中まで行く。

赤ちゃんザルが何匹か、じゃれあったり走り回ったり木に登ったり枝にぶら下がったり・・
時々低木の陰の母ザルの元へ。 母の見守る中安心して遊んでいて、見飽きない。
後足を毛がしているらしい子ザルがいたが、治療などは行わないとのこと。

午後からは自然の館で「京のサル」の講演を聞く。
建物の東北の角を鬼門という(陰陽道)
鬼門を護る猿
「京都御所」の鬼門の方角には猿の彫刻があり、築地塀はその鬼門の隅だけ切り取った形の猿が辻と呼ばれている。
御所から東北の「幸神社(さいのかみのやしろ)」にも木彫りの猿の神様が鬼門を護る。 
新日枝(いまひえ)神社の狛猿 日吉神社の西楼門の四隅を支える猿 山王神社の神猿
庚申堂にも猿  人は猿に護られている。
「丑寅(鬼門)の反対の方角が未申であるところから鬼門避けに猿を祀ったりする」ということらしい。

動物は昔は畏怖の対象だったが今は動物に対する尊敬の念も消えているのではないか。
人が繁栄する理由。人とは何か?と考えることの大切さを話された。             
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10月21日 植生調査法 淀川 カヤネズミ アカハネオンブバッタ

2015年10月21日 | Weblog
講座のお手伝いというよりは勉強に行ったようなもの。(忘れているので)

場所は例年と同じ、淀川の堤防や河川敷

堤防に着いてみると、大きい草刈り機による草刈り真っ最中

 
ちょっと外れたところで先生の説明を受けていると、草刈り機がこちらに向かってきた。

少し猶予してもらって1か所調査の説明を受ける。

後は場所を移動した。

今日は、5班に分かれて、それぞれ、1m×1mの中の出現植生を調査票に書き出し、後、被度(どれぐらいの面積を占めているか)や群度(生え方)や調査地の硬度や水分量 傾斜角度 方位 緯度経度などを記入するところまで。

①チガヤ ヒメムカシヨモギなどの生える堤防の斜面 ②アキメヒシバやギョウギシバの生える河川敷
③セイタカアワダチソウやオギの生える河川敷 ④ ヨシ原の中 の4か所を実習 

 
     調査地①細かい植物が密生         調査地④ ヨシの中に分け入って・・

講座生は、次回の講座で群落常在度表や群落組素表を作る練習をする。(これも忘れてるなあ・・)

 
       セイタカヨシ                 オギ 銀色の穂がきれい。

 
      カヤネズミの巣があった。            ノイバラ 赤い実がびっしり。


アカハネかな? と捕まえてみたら、やっぱりアカハネオンブバッタ 河原には多いらしい。

去年は帰りにウマノスズクサを食草とするジャコウアゲハのサナギがいっぱい付いているのを見たが、今年は全くいない。幼虫が草と共に刈られたのか?? ジャコウアゲハよどこに行ったのか?
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11月20日 名張から山添 夏見廃寺 毛原廃寺 

2015年10月20日 | Weblog
バスの中で今日の行程に関係のある壬申の乱や聖武天皇の彷徨5年のお話を聞きながら、最初の目的地の夏見廃寺に向かう、

夏見廃寺 名張市夏見にあるので夏見廃寺と呼ばれている。
 
飛鳥時代から奈良時代にかけて存在した寺の跡地で、国の史跡になっている。
「薬師寺縁起」に記載のある「大来の皇女が亡き父天武天皇を偲んで建てた昌福寺」ではないかと考えられているが謎の寺。火災で焼失したらしい。
表向き天武天皇を偲んでとのことだが、本当は非業の死をとげた弟大津の皇子を弔う意味もあったのではとの見方もあるらしい。

斜面に金堂跡や講堂跡 見なかったが塔跡や掘立柄の跡もあったようだ。
ゆっくり見る時間がなかった。
空き地にはメリケンカルカヤが生えさみしい。

そばの夏見廃寺展示館へ

        寺の配置の模型   

 
  金箔の跡の残る出土した専仏から再現した金堂内部の壁。


        金堂 創建瓦 

山添村へ。
 
生涯学習施設となっている旧東豊小学校 お弁当を食べ、地元山添に伝わる狂言を目の前で見て楽しむ。
山添村は町村合併を拒否して村として残った。 文化活動も盛んらしい。
田舎の良さを活かして、外国からのお客様も増えて来ているとか。

次の毛原廃寺に向かう。

毛原廃寺   国の史跡
 
金堂跡、中門跡、南門跡、食堂跡などの礎石が残り、塔が外に配置された唐招提寺様式の寺だったらしい。
礎石はすごく大きく、切れ込みなどの細工がある。
奈良時代前期(説明板には後期と書かれていたが)の寺院跡とのこと。
ここも謎の寺で寺名もわかっていない。焼けたのではないらしい。
毛原廃寺で出土した瓦は、先の夏見廃寺の瓦とともに、後で見た岩屋瓦窯(跡)で焼いたものだそうだ。


道路工事の際に見つかったという岩屋瓦窯跡 説明板があった。 


旧春日小学校 講堂 明治の学校建築として奈良県指定文化財になっている素晴らしい建物だった。
ここは波多野公民館・歴史民俗資料館として利用されている。
山添村は山や水に恵まれ、早くから人が住んでいたという。
珍しい押型紋土器の模型?や日本最古の土器 サヌカイトの石器など縄文遺跡(大川遺跡)の展示もあった。
また山添の木材は水運を使って奈良の都にも運びだされていたという。(杣)

帰りに野菜などを買って帰った。 
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10月18日 生駒から矢田丘陵~東生駒

2015年10月18日 | Weblog
4人でハイキング 春に下見で友達と歩いたが、秋の景色はどうかな?

バス停をちょっと手前で降りてしまったが、そう距離はないので大丈夫。

山への道は秋の雰囲気たっぷり。

 
池のそばのハンノキもう雄花の準備をしていた。   湿地にはマアザミ クワイも。

 
       小さいヤマガキがたわわ。              リンドウは蕾 惜しい!

前に来た時、気になっていた畑の周りを1周しているレール
今日はおじさんがいたのでそばへ行った。


 
立派な機関車 手作りだという。石炭を入れて動かせるそうだ。 
            右)箱型の客車とつなぐと人を乗せて走れる。
幼稚園児が乗りにくるそうで、喜ぶことだろう。畑の周りにはどんぐりがいっぱい落ちていた。


        クコの花
湿地を過ぎると登り山道 

尾根までは急な登り。


尾根に出ると歩きやすい平らな道になる。

 
ところどころにカシナガ被害木が見られる。
      この木は葉が抹茶色になっていたので枯死するようだ。
まだ緑色の葉を付けていた何本かは生き残れるかな?


カシナガ対策なのか?研究なのか? 巻いたスポンジ状の上下の隙間はボンドで塞いであった。
タンクにつなげてあるのはどういう意味? 聞く人はだれもいない。


赤い実が落ちていた。ウラジロノキのようだ。タカノツメが多い。

 
    クチベニタケ おちょぼ口が並んでいた。 1つ抜いてみたら根がしっかりしていた。

登り下りもある尾根道。ハイキングマップがあるが現在地がわかりにくい。

 
   ササクサ くっつくとチクチクして厄介だ。      コメナモミこれもくっつき虫

車道に降りてまた登って展望広場まで。


青空  モミジも少し色づいてきた。
ここで戻って、東生駒駅へと下る。
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10月14日 橿原神宮の森の昆虫 いきもの サワガニやオニヤンマのヤゴも

2015年10月14日 | Weblog
昆虫のオープン講座に参加。場所は橿原神宮の森


        キノコ 
今は駐車場などが出来て風通しがよくなって少ないが、昔はもっとキノコがあった。

 
        リスアカネ                    クビキリギス
クビキリギスは噛みつくと放さず、無理に放そうと引っ張ると首が千切れてしまうという。
「ギュッと掴まずにそっと手に乗せてください」昆虫をつかまえるときのこつを聞く。

林床も渇き気味。苔のついた木 ナメクジの這い跡 木肌にひそむもの・・
虫だけでなく生き物の気配を探しながら歩く。
コオロギの仲間など・・虫の鳴き声も聞こえるらしいが、私は聞こえない。


探す時の注意を聞いて、講師の用意してくださったスコップなどを使って土の中のいきもの探しで、周辺に散らばる。
そして集合


トレーの中にはミミズやムカデやヤスデの仲間 オサムシや オオゴキブリ コガネムシの幼虫 クチキムシ 成虫で冬越しをするというコクワガタも。
決して気持ちの良いものではないが、これらは死んだ動物や落葉などを分解してくれるもので「いないと困るものです」と言われた。

講師のいきものに対する尊敬と愛情を感じるためか、むやみに怖がる参加者もない。


       ゴミムシ

参道の横の朽ちたこの葉の溜まっている細い水路に手を入れた講師がとりだしたものは・・


        
何とこんなところで、サワガニの子供とオニヤンマのヤゴ・・・これにはビックリした。


虫好きがわかるのか? 初めから終わりまでずっと講師の帽子にとまっていたオオカマキリ

最後は、恒例の? ハラビロカマキリからハリガネムシが出てくるのを観察
恐いもの見たさに身を乗り出す参加者。
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10月13日 樹木しらべ 楽しみは秋の草花

2015年10月13日 | Weblog
3回目で、予定の場所はだいたい済んだようだ。

少しわかりにくいものもあったが季節を変えたりして確認が必要だと思う。

 
          コウヤボウキ                 ミヤマガマズミ?

 
            ヤクシソウ                 ヤマハッカ

 
          ヒヨドリジョウゴ                  ノダケ            
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10月12日 竹の内街道歩き① 堺駅~河地松原駅

2015年10月12日 | Weblog
竹内街道を歩くことになった。
今日は第1回 南海堺駅から歩き始める。

 
駅近くで目に付いたのは 塀やバスのラッピングに見られる南蛮ムードの図柄

堺は港町で南蛮貿易で栄えた町。商業の中心地として物資が集まり、堺を中心に各地へ通じる街道が発達した。

 
市制100周年記念のマンホール 平成元年   政令指定都市移行記念のマンホール

ウォーキング地図を見ながら歩く。


通りかかった堺市役所の展望塔へ。

最上階21階の展望ロビーは360度パノラマが楽しめる。ここの高さは80m

 
 
日本最大の仁徳天皇陵(大仙古墳) いつも見るのとは裏側から見る二上山 葛城金剛
六甲山方面・・ ボランティアさんが説明してくださる。 火縄銃などの展示もあった。
西側は夕日も楽しめる夕日スポットになっている。

30分ぐらいで降りた。


街角のお地蔵さま 横の道標には高野山女人堂と書かれていた。

『竹内街道は古代には「丹比道(たじひみち)」と呼ばれ、西の起点 大小路付近から竹内峠を越えて飛鳥の都に至る道路で政治経済外交の重要なルートであった』

ところどころに新しい「竹内街道」の道標は有るのだが、わかりにくいところもあり、迷いつつ・・
金岡神社に到着

 
金岡神社『起源は仁和年間(885年)と伝えられ、住吉三神 素盞嗚尊 大山昨命などの神々と共に日本画の祖と言われる巨勢金岡を祀る』     右)狛犬はシンボル付きだった。

 
境内には堺市指定保護樹木になっているクスノキの巨樹が3~4本あった。

田畑の残る地域も通った。稲刈りをしているところもあった。

 
葉牡丹の苗 今から正月に向けての栽培   秋を感じされてくれるはずのイチョウもこれだけ切られれば、
何のために植えられたのやら。


天王寺大阪城 阿倍野 住吉などを示す道標。
いつしか松原市に入っていた。


近鉄河地松原駅に到着

今日のルートは街道らしい雰囲気は感じられなくなっていた。
次に期待。
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