みどりの野原

野原の便り

9月29日 高松塚周辺 キノコいろいろ 猿石裏表

2016年09月29日 | Weblog
下見で高松塚周辺を歩いた。
やっと雨が止んだ状態でうっとおしい天気

その中で生き生きとキノコたち 丘を占領されそう・・。


                サンゴのようなキノコ     


          卵から生まれたキノコ


              小人の傘ような小さいキノコ



     いろんなキノコがありますねえ。          1杯いかが?


吉備姫王墓の敷地内にある猿石の模造 
        右)現場では裏は見えないが、裏から見るとそこにもうずくまった1体の像が彫られている。
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9月28日 家の庭 カラスノゴマが咲きだした

2016年09月28日 | Weblog
2.3日前からカラスノゴマが咲きだした。

この”元”は、香芝?の山手で、何年か前の春、1群れの植物を見て、これはカラスノゴマに違いないと思い、端の1本を抜いてきて植えたもの。”当たり”でその年花を咲かせた。
数年たち、今ではこぼれ種でそこここに生えている。(1年草)

 
枝は左右に張り出し、草丈の割には小さい花、あまり見栄えはしないが、次々と黄色い花を咲かせる。


短い雄しべ(10本ぐらい?)・長い仮雄しべ(5本)がある。

最初見たのは吉野 次に香芝? 金剛山麓 その3か所でしか見ていない。

カラスノゴマについては何回も書いていると思うが、果実ができたら又紹介したいと思う。
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9月27日 ミズアオイ

2016年09月27日 | Weblog
以前、稲渕の棚田に植えられていたミズアオイがジャンボタニシによってダメになったと聞いた。
先日案山子を見に行った時には植木鉢に植えられたミズアオイが1鉢”置いて”あった。(9月23日ブログ)

移転先を教えてもらっていたので見に行ってきた。
場所がちょっとわかりにくく、一度目はわからず、もう一度聞いてようやくわかった。

 
       ちょうど満開 濃いブルーの花が美しい。

ミズアオイは昔は田んぼの雑草だったそうだ。
 
ネットでは『水路の改修や除草剤の使用などによって生息環境が悪化し、個体数が減少している』とのことで、環境省RDBでは絶滅危惧Ⅱ類』に。
奈良県では絶滅種となっている。・・ということは自然では完全になくなったと考えられているということ。
だから「植えたものしか見られない」ということ。

1年草なので種蒔きから開花まで世話がかかるだろう。
周辺の整備なども含め、地元の人のお世話があって美しい花を見られありがたいと思う。

ミズアオイは万葉集に4種詠まれているとのこと。
よく聞く歌に『醤酢(ひしおす)に 蒜(ひる)樢き合(か)てて鯛願ふ 我にな見せそ水葱(なぎ=ミズアオイ)の羹(あつもの)』があり、普段に食されていたようだが、あまりおいしくはなかったらしい。
その他『青紫色の花を摺り付けて染めた・・』との歌もある。
(小水葱、子水葱 水葱=コナギとの説もあるらしいが・・)

稲作と共に渡来した植物らしいが、奈良県にいつごろまであったのか? 飛鳥にも昔はあったのか?
知りたいがわからない。
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9月27日 山の辺の道 黒塚古墳~長岳寺~柳本郷墓~崇神天皇陵~景行天皇稜~巻向駅

2016年09月27日 | Weblog
柳本から纏向まで。よく歩く道だが、説明を聞きながらゆっくり歩いた。

 
黒塚古墳 3世紀後半~4世紀築造と推定される前方後円墳 後円部で長大な竪穴式石室が発見され、副葬品の33面の三角縁神獣鏡が発見され話題となった。纏向遺跡や箸墓古墳と共に邪馬台国畿内説の根拠とされる。
      黒塚古墳展示館にも入り、石室内の実物大復元模型や少しずつ形の違う三角縁神獣鏡を見学。
この辺りは江戸時代、柳本藩の陣屋があったところで、黒塚古墳や周濠も陣屋の一部として利用されたため今見る黒塚古墳は古代とは違っているとのこと。
陣屋の名残という石垣が見えた。
陣屋の建物の一部は橿原神宮に移築され文華殿(重文)として残っている。

 
近くには家老屋敷などがあったという通り、商家が連なっていた通りもあり、その雰囲気も感じられる。
1万石の小藩で財政の苦しかった柳本藩は商人を執政に取り立てるなどし、士農工商の身分制度も形骸化していた面もあったらしい。

 
 有名な五智堂  長岳寺への道標や太神宮灯篭や庚申塚もある。


近くには猿田彦大神をまつる石碑が2か所にあった。
猿田彦は道案内の神だそうで、道祖神として祀られていることもあるそうだ。

長岳寺
室町時代が最盛期で江戸時代には規模がだいぶ縮小したが今の仏像がたくさん残っているとか。
山門の横に四国88ヶ所のミニ霊場があった。

柳本郷墓
 
江戸時代の記録では周辺10ヶ村の共同管理墓地。 神仏習合を示す2つの鳥居がある。
古い形式を残した墓もいくつか見られる。
「三昧聖」という言葉を初めて聞いた。

 
 文化元年(1804)行基1050年忌に建てられたという行基菩薩供養塔 前に棺台がある。
硬い石材を使用して彫り込まれた文字はくっきり残っている                     永徳3年の記銘のある墓石など他にも古い墓石が見られた。亀甲と書いた墓石もあったが何かな?

午後は柳本古墳群へ。

 
その1つ、考古学的には行燈山古墳といわれる山辺道勾岡上陵(やまのべのみちのまがりのおかのえのみささぎ)(10代崇神天皇陵) 

 
少し離れたところにある 渋谷向山古墳(12代景行天皇陵)

渋谷向山古墳を崇神天皇陵・山辺道勾岡上陵を景行天皇稜と逆に言われていた時期もあり、今のようになったのは幕末の「文久の修陵」と呼ばれる古墳整備事業以後のことらしい。
崇神天皇は168歳で亡くなったと古事記の記録がある。反対に言われていた。実際にはどうなのか?
どちらも陵墓として宮内庁の管理で立ち入ることはできない。

ところで、わざわざ恥をさらさなくてもいいんだけど、欠史8代とは1代から8代と思っていたバカな私である。2代綏靖天皇から9代開化天皇までのことだった。でもなぜ神武天皇が入っていないの?
間違いに気づいてよかった。

天皇陵が神格化されるようになったのはここ100年ぐらいのことだとか。
人々は御陵内の柴や周濠の水を農業用水に利用するなど様々な形で利用してきた。
文久の修陵の際、藩の要請で周濠を広げたり(崇神天皇陵)そばの溜め池を周濠に取り込んだり(景行天皇陵)しているそうだ。今も周濠は水利組合が管理しているとのこと。
景行天皇陵では文久の修陵の跡という石垣が垣間見えた。

その後、穴師大明神の鳥居・柿本人麻呂の屋敷跡を見て巻向駅へ。
柿本人麻呂の存在を疑問視する説もあるとのことを知る。

今まで見ていなかった細かいことも見聞きできてよかった。
私のことだから、いつものことながら、聞き違いや勘違いがあるかもしれない。
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9月25日 汐ノ宮から滝谷不動 キノコがいっぱい

2016年09月25日 | Weblog
石川に近い汐ノ宮あたりは段丘地形が見られる場所
下に見える公園は一番低い段で、崖の上には次の段があり・・といわれてみれば階段上の段丘の地形がわかる。
元の段からだんだん掘り進んでいくので、高い所ほど新しい地面。一番低い地面が一番新しい。
でき方の説明も聞いた。その時はふ~んそうかなるほどと思ったが、帰って資料の図を見ていたらだんだんあやふやになってきた。
川による平野の形成 海水面の下降 陸地の隆起?? 理解できてない。呑み込みが悪い。
ネットで探して高校理科のサイトで分かりやすいのがあった。
ちょうど私の疑問に答えてくれだいぶ時間がかかったがだいたい納得できた。(でもすぐ忘れる)


石川の河原に下りて石伝いに中州に渡る。

 
1500万年、マグマの活動でできた汐ノ宮火山岩が露出していた。柱状節理が見え、5角形6角形がよくわかるところも。    右)その横にある黄色っぽい岩は火山活動より前からあった礫岩とのこと。

今日のコースではキノコがたくさんあった。


昼休みに並べられたキノコ これでも今日見たキノコの一部

今日見た中で印象に残ったキノコ 覚えられたらいいなというキノコ 可愛いキノコ・・

 
駅前に生えていたオオシロカラカサタケ このごろよく見られるキノコだ。
毒キノコで「お腹の中の血管が溶けます」子供向けのやさしい解説 恐い恐い。
柄の途中につく「ツバ」は可動式だという。今度試してみよう。
   
 
今日一番インパクトのあった アカヤマドリ 太くしっかりした柄 イタリア料理に使われるキノコの仲間とのことで食可。              右)ケショウハツ うす紅色のきれいなキノコ

 
アカハテングタケ ヒダは赤みがかかる。ツボ・ツバがある柄の長いキノコ
   右)テングタケ 傘部に白い粒々 森の小人 これは幼菌 テングタケの仲間は毒キノコが多い。

「毒キノコ」は他にもあったが、ドクササコという毒キノコのお話では、食べてから何日か後に症状が出るというが、その症状たるや「針金を爪の間に突っ込んだような」痛みが長期間続くという。
ネットで見たら、味も匂いもいいらしいが「苦痛はこれにかなうものはない」・・ゾ~っとした。

 
群馬福島あたりでは人気の食用キノコ。チチタケ。チタケうどんという郷土料理もあるらしい。
傷つけると白い乳液が出る。手が汚れるのを防ぐために「チダケサシ」の茎に刺して持ち帰ったのだという。
へえ~。これがチダケサシに刺したキノコなのか~。

 
 シロオニタケ カサの上やツボにトゲトゲがある白いキノコ
             右)スミレホコリタケ これもよく見るが、似たものがありそう。


カサの裏がヒダではなくスポンジ状のキノコ コガネ?キクバナイグチ 割るとたちまち黒っぽく変色する。

これぐらいは覚えたいなと思うが、成長具合で感じが違って見えたり・・
ベニタケの仲間、とかイグチの仲間になってしまいそう。 キノコもむつかしい。


途中で見つけたカタツムリ(種名は不明)薄紅色であまり可愛くつい連れて帰ってしまった。
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9月24日 長居公園 植物園 ハマナスの実は カシワ コナラ オモチャメロン

2016年09月24日 | Weblog
いつも通る道なのに気付かなかったカキノ木に実が付いているのに気が付いた。

 
小さい実を付けたカキノキ 何ガキ?        フェンスに絡まるリュウキュウアサガオ

植物園

ハマナスの赤い実
 
完熟の実は少し甘みがある。これは果実か? 割ってみると中に種のようなものがたくさんある。
タネ状のものの先にはよく見ると柱頭が付いていた。だからこの粒粒が果実。この中に種子がある。
外の赤い部分は花托が膨れたもので、ナシ状果といわれる偽果

どんぐりが落ち始めている。
野生では見られないカシワ 大阪に3本ぐらいしかないとか。
 
植物園に2本あるカシワも胴吹きしてあまり樹勢がよいとは言えない。   
                  右)どんぐりは少ししか落ちていない。柱頭が長い。


カシナガの被害を受けて高い所で伐られたコナラ 伐られたところから芽吹いて枝葉を茂らせていた。
「生きているぞ」と叫んでいるようだ。 

 
枝葉が伐られてギャップができ、空が大きく見え、その下には草が他の場所より一段丈高く繁っていた。

雨上がり、植物園の中にはたくさんのキノコが生えていた。

  アンズタケ フランスでは有名な食用キノコだとか。 食べたことはない。
他にもいろんなキノコがあった。

おもしろいものがあるよというのでついていった。

 
何じゃこれは。 オモチャメロンの札があった。粗いとげとげ。細かいとげとげが密集しているもの。
オモチャカボチャというのは目にするが、なぜメロンなの?中はどうなっているの?
ネットでは「実には毒性がある」とあった。

 
    千成瓢箪  右)ヘビウリ つる首瓢箪  他にゴーヤやヘチマなどツルものが絡まっていた。
  
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9月23日 飛鳥 案山子 ヒガンバナ 橘寺 猿石 マルバアサガオ

2016年09月23日 | Weblog
今にも降りだしそうな空模様。稲渕までタクシーを利用。

勧請縄・男綱を見てから案山子ロードへ。案山子コンテストが始まって今年は21年目だという。
テーマは「棚田でオリンピック」
まだ見ていなかったのでちょうどよい機会だ。ヒガンバナは見ごろを少し過ぎていた。

 
今年のジャンボ案山子は「真田幸村」 棚田にイノシシやシカやアライグマが出没して被害を及ぼしているとか。
それらに目を光らせてもらい、案山子コンテスト「棚田deオリンピック」も見守ってもらおうという狙い。 
         右)案山子にもイノシシを扱ったものが何体かあった。 竹で造ったイノシシ

 
最優秀賞は「棚田のマーメイド」リオオリンピックで活躍したシンクロナイズドスイミング乾・三井組
         右)「背負い投げで1本」アトランタ・シドニー・アテネと柔道で3連覇した野村選手

 植木鉢に植えられたミズアオイ。   
何年か前ミズアオイが植えられていたところはジャンボタニシにやられたらしい。

 
奈良県でただ一つ棚田百選に選ばれている美しい稲渕の棚田

案山子のルーツは古事記で「山田のそほと(そほど そほづ)」として登場する久延毘古神らしい。
歩くことはできないが知恵者の神で、田の神、農業の神とされている。

その後、坂田を通って橘寺へ。
 
いつもそばを通るばかりの橘寺へ今日は入山。フヨウがたくさんうえてあった。
正式には「仏塔山上宮皇院菩提寺」というらしい。
「聖徳太子の誕生寺」との言い伝えがあり、本尊は聖徳太子座像(重文)
川原寺と対をなす尼寺として創建された古い寺だが、当時の堂塔は残っていない。

境内の黒駒像 聖徳太子は黒駒に乗って斑鳩から飛鳥へ通われたという。(写真は裏側からです)
像の裏側に「昭和29年に奉納された」と書いてあった。
その時は、稚児行列などあったのを覚えている。
1代目の像は傷んで、今あるのは平成12年に再興した2代目らしい。

ここへ来た目的は「ニ面石」

 
飛鳥時代の石造物で「右、善面 左、悪面と呼ばれ、我々の心の持ち方を現したもの」と書いてあったが、
それは現在の見方なのではといわれる。
元々人類の始まりは同じ神から生まれた兄妹で、背中がくっついた神だったが、神によって切り離し、再結合したところから子孫が生まれた。との説もあるらしい。 (ちょっとあやふや・・)
背中合わせのこの二面石も切り離してほしいのだろうか?  
裏側が平らなのは角石として使われたのではとのこと。

兵火を避けて多武峰のご神体、鎌足像が橘寺に一時預けられたことがあり、嘉吉元年、鎌足像が戻ったのを喜んだ人々により、嘉吉祭が始められたという話も聞いた。


垂仁天皇の命を受けて田道間守が常世国持ち帰った不老長寿の秘薬「トキジクノカグノコノミ」これを当地に蒔いて芽がでたのがタチバナで地名「橘」の由来となっている。  青い実を付けたタチバナ 

次は川原寺へ。
橘寺と共に歴史のある寺だが、ここも堂宇は焼失し再建されたが、それも又焼失して、今のお堂はその後に建ったもの。
建物の柱跡を示す作り物の礎石が芝生に並んでいる。


今の本堂の周囲には本物の「瑪瑙の礎石」が28個残っているそうで、かなりの数見られる。
瑪瑙とは大理石のことで、遠くから運ばれた貴重な石、加工にも技術が要ったらしく高度な石工の力があったとのことで、当時の川原寺の格式がしのばれる。

飛鳥は昔の建物が見えないので、イメージすることが大事といわれた。

天武持統天皇陵へ。

 
 近くにソバ畑が広がっていた。      天武持統天皇合葬陵「桧隈大内陵」野口王墓ともいわれる。
持統天皇は初めて火葬にされた天皇。

御陵は鎌倉時代に盗掘に会い、その時の勅使の詳しい検分記録により、被葬者が特定できた数少ない陵墓だという。

鬼の俎板・雪隠を見た後、欽明天皇陵へ。

檜隈坂合陵・平田梅山古墳ともいわれる欽明天皇陵(異説あり)明日香村最大の前方後円墳
吉備姫王墓にある猿石は天皇陵の近くの田から見つかったと聞いている。

 
吉備姫王墓の石囲いの中に猿石4体がある。みんな個性的な顔かたち。
左から僧 男性 女性 山王権現

猿石は元は5体あったらしい。あとの1つは高取城への登山道の途中にある猿石ではないか?ともいわれている。

飛鳥駅近くの豊年橋を渡り、岩屋山古墳を見て解散となる。
近くではあるが、知らないことも聞けてよかった。

植物チェック
 
       ヒメクズが満開     花はしぼんでいたが明日香で初めてマルバツユクサを見た。
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9月21日 昆虫講座 マツムシ カンタン ツチイナゴ 

2016年09月21日 | Weblog
近場の橿原神宮から甘樫丘麓が実習場所

雨上がりの草むらで虫の観察・・といっても虫だけでなくなんでも観察


カンタン 細くて儚げ。 いい声で鳴くらしい。

 
        マツムシ 雌                         雄 
在来のマツムシをちゃんと見たのは初めてだ。雌雄で翅の付け根の模様が違うことを教わった。
チンチロリン と歌に歌われるマツムシの声 聞いてみたいなと思うが聞こえるかどうか。
夜に来るとクツワムシも聞けるとのこと。同じような?翅から違う音色。不思議だな。
クツワムシは昔、1回だけ家の庭で鳴いていたのを聞いた。とにかく昼間は鳴かないそうだ。
夜の山裾歩きはちょっと勇気がいるなあ。

日ごろ見ているものをよく見ることの大切さを話されたのが心に残った。(虫だけじゃあないなあ)

顔を見ればわかるツチイナゴを今日はしげしげと眺めてみた。

 
     前脚の間にある突起 のどちんこ        雌の腹端


  脛節の外側の鋭いトゲ  膝に当たる部分の丸いものは何かな? 
これが跳躍の元になっているのかもしれない。 

 
        エビガラスズメ           スミレ類が好物のツマグロヒョウモン幼虫
カラムシにつくフクラスズメ幼虫は前にある3対の歩脚の他にもいぼ脚があってしっかりと植物に掴まる。

幼虫の食べ物、成虫の食べ物。虫を見つける時には植物の知識も必要だ。

お昼には恒例のハラビロカマキリのハリガネムシ実験
細い針金状のハリガネムシ。尾と頭の形は違っているのはわかった。
ルーペで見てみたが、口はあるのだろうか?

先生が途中で捕まえてきたというヘビ(ジムグリやヒバカリの幼蛇)も観察。
家にはアオダイショウも住まわせているなんてお話を聞いたりして、虫に限らず生き物や自然に愛を込めたお話に引き込まれる。

雨上がりの甘樫丘はキノコがいっぱい。

 
 
 
 
卵のような幼菌からもう分解しかかっているもの、傘のような可愛いキノコ、斜面にフェアリーリングを作っていた白いキノコ・・名前はわからないがたくさんの種類のキノコがあった。


甘樫丘展望台から西の眺め 金剛山 葛城山から二上山 右手には生駒山や矢田丘陵 手前に畝傍山 ずっと西に耳成山 香久山


        ヤブミョウガの果実 

 
道中で見た マルバアメリカアサガオ            アメリカアサガオ

講座が終わってからお墓参りに行き、ホテイアオイを見に行く。

 
ホテイアオイ真っ盛り。ヒガンバナも真っ盛り。 例の鳥も見ることができた。
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9月16日 オミナエシ キキョウ リンドウ ナンテンハギ ヤマハッカ

2016年09月16日 | Weblog
片道2時間の遠出はちょっとしんどいが・・近くでは見かけなくなったものをいろいろ見ることができた。

 
      稲刈り真っ最中の田んぼ        コスモスが揺れて 秋だなあ。 でも暑かった。

 
           オミナエシ                    ヤマハッカ

 
       久しぶりに見たナンテンハギ             ツリガネニンジン

山裾ではササユリの果実・キキョウ果実・リンドウ・カワラナデシコ残花・キクバヤマボクチ果実・ママコナ花・クルマバナ・・など希少になったものも残っていた。
きっと草花に気を配って草刈りなどの世話をしている方たちがおられるのだろう。

 
大きいトノサマガエル この普通のカエルが減少しているらしい。絶滅危惧種になっている地域も多いとか。
               右)ツクツクボウシの抜け殻 ミンミンゼミは鳴き声が聞こえた。

最寄駅から家への帰りい道 暗い空に赤っぽい一六夜の月が出ていた。
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9月15日 二上山麓 マメアサガオ マルバルコウソウ ガチョウ オオセンナリ(ホウズキ)の園芸種? 一五夜

2016年09月15日 | Weblog
二上山麓を歩く。

 
お彼岸も近く律儀なヒガンバナが咲きだしている。 道端には右)オオニシキソウやコニシキソウ
アレチニシキソウというのもあるらしいが見たことがない。ニシキソウも少ない。

 
         マメアサガオ                   マルバルコウソウ

 
      クズの花のいい香りが漂っていた。    右)クコ 果実は今はやりのゴジベリー

 
     ヤブツルアズキ 花と若い果実        コミカンソウ 粒々の果実 

大池のガチョウ
以前に調べたことがあって、ガチョウにはサカツラガンを原種とする中国系とハイイロガンを原種とするヨーロッパ系があること。顎の下のベロベロはニワトリにある肉垂ではなく喉嚢(こうのう)であることなど思い出した。
・・が肝心の中国系なのかヨーロッパ系なのかを忘れている(困ったものだ)
ノートを探すのも面倒だし・・とネットで調べていたら、あらら、以前のh16.2.16の私のブログが出てきた。
 
ヨーロッパ系の内のフランスで品種改良が重ねられたツールーズという種類のようだ。
(シナガチョウはくちばしの上にコブがある)      右)喉嚢という喉のたるみがある。
粗食に耐え短期間で成長し、肉質が優れ、良質な羽毛を備えるというガチョウだが、ツールーズは肉よりも肝臓を肥大化させたフォアグラで有名
「ガチョウは警戒心が非常に強く、見知らぬ人間や他の動物を見かけると金管楽器を鳴らしたような大声で鳴き・・番犬代わりにされた」との記事もあった。
確かに大きい声だが、ここのは餌をもらって人なれしていて番犬代わりにはならなさそう。

庭先の植木鉢にブルーの花が咲いていた。

ブルーの花を見てオオセンナリと思った。
同行の友達が植えていると聞いていたので尋ねると「葉に黒い点があるのでクロタネホオズキと言ってもらった」とのこと。
ネットでクロタネホオズキはあまり出てこず、クロホオズキの記載が多かった。
オオセンナリの園芸種 というところらしい。花の基部は黒い。ガクは元が尖って翼がある。
クロホオズキは実が黒っぽく熟すらしい。熟したホオズキを見てみたいものだ。
ホオズキつながりがまた1つ増えた。

今日は15夜 

近くにないススキを途中で2本 ハギを1枝いただいて・・中将餅を団子代わりに・・
でもお月さまは雲の中で「月より団子」
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