みどりの野原

野原の便り

3月31日 畑にも春の花や虫たちが・・

2011年03月31日 | Weblog
珍しく、花畑の草引きでもしようと畑へ出かけた。
飛鳥川のサクラもチラリと花。もう間もなく見ごろになるだろう。やっと春・・

 
             上の段にはタチツボスミレの花園           
 
      カンサイタンポポ        ツクシと過ぎなの関係は?

 
土手で「あっここにもイヌノフグリ」花色がちょっと違うけど・・と思って、帰って写真をよく見たらタチイヌノフグリだった。まだ草丈が伸びてないので尖った葉が伸びていなかったのだ。

草抜きをしているとアマガエルの子供が飛び出した。この春生まれ? 
ヒシバッタのようなのもいた。テントウムシも日を浴びて気持ちよさそう。 
もうすぐ野菜を食べる虫達も活動開始して妹を悩ませる?
「ケ~ンケ~ン」と鳴くキジの声を聞きつつ草むしり。


 クビキリギス 正面の顔 

 
   法面にもいろんな花が咲く         これは多分コスミレ


畑からの帰り道 ウワミズザクラもいっぱいツボミが付いている。 
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3月30日 ベランダのイヌノフグリとフラサバソウ

2011年03月30日 | Weblog
ベランダのイヌノフグリとフラサバソウが咲いている。
何年か前に種を播いたもの。
今日見たら1階の裏庭(ベランダの下)にもイヌノフグリが飛んで生えていた。   さすがは野草。案外強い。
 
                   イヌノフグリ

 
                    フラサバソウ

こうやって見たら違いがよくわかりますね。
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3月29日 金剛山麓 ウソのペアがすぐそばに

2011年03月29日 | Weblog
例のごとくのんびり歩いていると、もう山から降りてきた人が5人、また2人・・。

今日はいい天気で寒くはないが、今年は寒かったせいで去年見た花もまだ咲いていない。


ダンコウバイ? の黄色い花が唯一目立った。  ニワトコ ツボミ 

 
       ショウジョウバカマ            ヤマネコノメソウ

 
      ハンノキの雌花雄花     ツルキンバイ?ミツバツチグリ?

 
林道の崩れが激しい。イノシシらしい穴ぼこも崩壊を早めている? 道端に落石も多い。

去年はアカゲラをメンバー3人が見たのだった。今年もちょっと期待して来た。
大きい声が聞こえて、もしやアカゲラかアオゲラかとの期待むなしく、声も聞こえなくなってしまった。


少し谷へ入ってみたが少し雪が残っているところやツララもあった。
咲いている花はほとんどなし。

 
左)鮮やかな黄緑色はノブキの芽ばえ 右)カメノコテントウ 体長約1㎝

去年は私もミソサザイを見れたので「今年も見たい」と思うのに、誰かが見つけそこへ行くと飛んでゆく。4、5回も見た人もいるのに、ちらっと見えて双眼鏡を合わせようとすると繁みに入ってしまう。まったく落ち着かない鳥だ。

「初心者向きのサービスをしてくれる鳥はいないんかい」ぼやいていると、「あそこあそこ!」
「どれどれ? アッあれか」「ウソウソ」わあウソ?うっそお?


すぐ近くの見えやすい所に「ウソ」が。しかも雌と雄のペアだ。Tさん撮影(私のはピンボケ)

5mあるかどうかの近距離で、盛んにウツギの実を食べていた。
「きれい~!」頭の黒、喉の周りの濃いピンク 胸にかけてのピンクのグラデーション。なめらかな羽根。尾羽近くにちらりと見える白い羽根。 横の少し地味なのはメスらしい。

興奮しまくりながら観察。何分ぐらいいたか・・まだお食事が終わらない。
もうそろそろ帰らねば・・「頑張ってねー」と離れた。
こんなにはっきりと見たのは初めてだった。最後に大サービスをしてくれてうれし~。

まだ花は少なかったが来た値打ちがあった。
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3月28日 京都植物園&武田薬品薬草園

2011年03月28日 | Weblog
京都植物園

サクラも開花直前。他にニリンソウ・キブシ・サワオグルマ・ゲンカイツツジ・イヌガシ等

 
   ナツトウダイ          ハナネコノメソウ       

 
    スズシロソウ                   ゴモジュ

イカルがはっきり見れ、林の中でシロハラが大きいミミズを盛んについばんでいる面白い光景を目にした。

ずいぶん暖かい日で、広場ではお弁当を広げる家族連れが目立った。

午後はバスに乗って予約していた武田薬品薬草園へ 今日は公開日

昭和8年に京都薬草園として開園され、薬用・有用植物の栽培・収集保全等に努めておられる。敷地面積は甲子園の2倍?2.5倍?とにかく広大。

お話を聞いた後、今日のメインの椿園へ
577種のツバキが植栽されているとのこと。

 
「ここから山の上までずっとツバキが植えてあります」山道を登る。

 

 
唐古咲きと言われる品種 左)卜伴 月光  右)紅唐古 日光

山から下り道
 
    カタクリが咲いていた          セリバオウレン        

 
ザゼンソウの花も間近で見れた。花の匂いから英名はスカンクキャベツというらしい。                               右)ナニワズ

マンサクやアセビや山野草も楽しめるいい山道だった。

展示棟内を見学 


この建物は明治41年に野口孫市氏が設計したもので、阪神大震災後に神戸からここに移築・再生されたという。うろこ模様の壁も素敵な洋館

 
         生薬の標本などいい雰囲気で展示してあった。
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3月27日 平群 アオモジ花盛り

2011年03月27日 | Weblog
お天気もまずまず、寒さも少しはましになって歩けばちょうどよい気候だった。


商店街の軒先ではコシアカツバメとツバメの古巣が仲良く並んでいる。
今年ももうそろそろツバメが帰って来るかなあ。去年の巣は利用するのかなあ。
手を伸ばせば届きそうな低いところにある巣もある。人間を敵としてではなく、警備員代わりに利用しているように見える。

 
オウバイ(左)とウンナンオウバイ(右)・チョウセンレンギョウとシナレンギョウなどを見比べて観察。


石垣のイヌノフグリは抜かれ、実を付けたままちぎれて落ちていた。いつまで健在やら。イヌノフグリの実は丸い

 
田んぼ道ではキジムシロ(写真左)・レンゲ(写真右)など賑やかに咲き始めた。
満開のホトケノザ・タネツケバナ・タチツボスミレ・・・アザミやウマノアシガタ・キジムシロ・キランソウも花をつけ始めた。

 
        ベニシジミ                 モンキチョウ
まだ冷たい風に身を縮めているよう。でもここ2・3日に比べれば今日はまだ暖かい。

 
白山神社のイヌガシの花はまだ残っていた。森の中にも1本あった。

 
尾根道はケイオウザクラが真っ盛り。カラミザクラとヒガンザクラからできた枝変わり。早咲きで切り花用の品種だが山道沿いは切られることもなく咲いている。株立ちの姿はソメイヨシノなどとはずいぶん違う。

 
    アオモジ雄花                アオモジ雌花


他の地域ではあまりないアオモジはここではもっともポピュラーな木だ。今日の観察会のメインでもある。
栽培から逃げ出したらしいが、そこここに拡がってその繁殖力はすごく、平群独特の景色となっている。
でも陽樹なので木の繁った森の中には育たないので、向こうの矢田丘陵の方には拡がってはいないと前に聞いた。
でも山が切り開かれたりしたら埋土種子となって眠っている種が一斉に芽吹くことだろう。
環境のバロメーターになるかもしれない。

今年は寒さがいつまでも続き、ハクモクレンなども開花が遅れている。

 
ケイオウザクラ・アオモジ・サンシュユ満開  レンギョウやモクレンがまだツボミで少しさみしい花の谷 右)シキミ

お昼に観察会は終わりになり、残った人たちで午後から大回りの道を「雄や・雌や」アオモジ談義をしながら帰った。

帰り道、カンザクラがバッサリと幹に近い大枝から切られていた。蕾を付けたままほおってあった。
開花前に何で~。何でこんなことするの~? 枝を出荷? そんな雰囲気ではなかった。 
せめてもとツボミのついた枝をもらって帰った。

川沿いはきれいに整備されてギンヨウアカシアなどがなくなり、山手では山を切り開いて赤々とむき出しの肌が痛々しい。

ここもどんどん変わって行くなあ。
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3月26日 主賓なしのバーベキュー

2011年03月26日 | Weblog
退職祝いの会の予定だったが、主賓が都合が悪くなり、体調不良や用事で欠席の人あり、5人になったが、欠席の人の分も楽しんで、全員参加は後日に延期することになった。

スーパーで買い物をして午後からバーベキュー

 
蕾も膨らんでピンクの色が覗いているサクラ    バーベキュー開始

寒い! 風が強く突風にキャア~! 吹雪にワア~・・

メンバーの最若手の男性は小食。それをじゅぶんカバーするおばさんパワーの食欲。  キャベツの葉・シシャモの骨・・何一つ残さず完食。
・・それにしても隣のテーブルの若者4人組の肉の量・・すごい! あれをみんな食べるのか?気になってついチラチラ見てしまう。


日本庭園前のアメリカハナノキ 1本は花盛りだった。

 
遠目にきれいな梅林 もう遅いかと近寄ってみたら、まだきれいな花もあった。
  右)ウメの木の下でヒヨドリが盛んに草をついばんでいた。草をついばむ姿ってあまり見たことがない。 1mぐらい近づいても食べるのに夢中。
飛べないんじゃないの? うんと近づいたら飛び立った。ただ夢中だっただけか・・

 
       トサミズキ            ヒュウガミズキ

 
 キブシ 写真で見ると雄株らしい。

  
雪が積もったようなユキヤナギ           ボケも満開    

 
     ハクモクレン            コブシのツボミ 

暖かい日になれば一気にサクラが開花するだろう。そして賑やかになることだろう。
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3月24日 没後80年 金子みすず展

2011年03月24日 | Weblog
招待券を1枚もらっていたのを思い出して、急きょ予定変更して京都大丸でやっている金子みすず展へ行ってきた。

薄幸の童謡詩人のイメージで、知っている詩もいくつかあったが・・・
展示量の多いこと。手紙や自筆の原稿や写真など内容がすごく豊富だった。
よくこんなものまで残っていたなと思うような通信簿まであった。

本当はついでにもうひとつ美術展に行こうと思っていたが、掛け持ちで行けるようなものではなく、美術展は今日はあきらめた。

詩に出てくる 子供の遊び・空や雲や水、虫や草や魚・・昔はこんなに自然は身近な存在だったのだ。

それに同じものを見ても、感じ方がすばらしい。見る目がやさしい。

今まで知らなかったけど、今日好きになった詩がいくつもあった。

その中の1つ 「芝草」

    名は芝草というけれど、
    その名をよんだことはない。

    それはほんとにつまらない、
    みじかいくせに、そこら中、
    みちの上まではみ出して、
    力いっぱいりきんでも、
    とても抜けない、つよい草。

    げんげは紅い花が咲く、
    すみれは葉までやさしいよ。
    かんざし草はかんざしに、
    京びななんかは笛になる。

    けれどももしか原っぱが、
    そんな草たちばかしなら、
    あそびつかれたわたし等は、
    どこへ腰かけ、どこへ寝よう。

    青い、丈夫な、やわらかな、
    たのしいねどこよ、芝草よ。





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3月22日 馬見丘陵公園

2011年03月22日 | Weblog
昨日雨で延期になった馬見丘陵公園へ、もう一度下見のつもりで行く。

さすが季節の変わり目、3月初めに行った時とはずいぶん季節が進んでいた。


ヒュウガミズキ・サンシュユ満開         カンヒザクラも満開

本番の日には叉違った景色を見せてくれるだろう。


山の端を歩いていたら・・カラスの死骸 何に襲われたのかな?


ホトケノザの種 エライオソームが付いていた。

下見なので後は省略。本番の日はお天気でありますように。
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3月21日 墓参り

2011年03月21日 | Weblog
雨で予定が中止になり、小雨の中、別の日に予定していた墓参り。


途中の香具山公園で今にも咲きそうなサクラのツボミ 何ザクラかな?


畑の近くのウワミズザクラもツボミが出来てきた。

ひと雨ごとに春が近づく。
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3月19日 宇治~仏徳山~天ヶ瀬ダム 鳳凰湖

2011年03月19日 | Weblog
「土曜日空いてない?」2日前に突然電話 「空いてるよ」ということで宇治へ。
幸いにも今日はお天気もよい。
宇治で待ち合わせる。10分遅刻。ごめ~ん。1点減点


宇治川の水量の多いのに驚く。滔々と流れている。後で上流の天ヶ瀬ダムの放流を知る。


        宇治神社

 
宇治上神社 宇治神社と1対をなす。拝殿(左)・本殿(右)とも世界遺産
拝殿では結婚式挙行中 思い出に残ることだろう。

ここから山裾に玉石の石垣を施した整備されたつづら折りの道を登って仏徳山(大吉山)へ。
そして、目の前の階段を登ると山頂という時になって、友達が「カメラがない!」
「うっそー。さっきのお寺で写してたやん」「そうそれでポシェットに入れたんだけど・・」
トイレかな? トイレを覗いたり、リュックを探したり・・「ない。ない。」
でも途中で落としたら音がするはず。下まで戻ってみることに。人はそう多くない。

半分下ったところで「もう1回トイレの周り見てくるわ」「そんなら私はさっきのお寺まで戻ってみるわ」と言うことで分かれ、私はせっかく登った道をふもとまで降り宇治上神社へ。 
神社では結婚式が終わったらしく新郎新婦が参列者に囲まれて写真を撮ったり・・境内が華やかな雰囲気に包まれていた。
私はさっき歩いたあたりを歩き、見回して見るが・・ない。
そして、お守り売り場で人が途絶えたのを見計らって「カメラの落し物届いていませんか?」と聞いてみる。「これですか?」あったぁ。最敬礼してもらい受け、2度目の登山。

途中まで降りてきた友達と合流。「よかったねえ」「日本人も捨てたものじゃないね」「神社だったからよかったのかも」などと言い合って、さっきの所で弁当を食べた後、階段を登る。

 
階段を上がれば仏徳山山頂(大吉山)131.8m 周辺は「京の景観保全林」 
ここから下る。

仏徳山 興聖寺という禅寺に出る。 下ると石の門があり、そこはもう宇治川のほとり。

上流に向かい、天ヶ瀬ダムが見えてきた所で支流の志津川沿いの道へ。

 
天ヶ瀬ダム左の建物は旧志津川発電所 見えないがダムの右手に天ヶ瀬発電所がある。 右)志津川の渓谷

登り道を登りつめた所は天ヶ瀬公園になっている。
 
公園からみた天ヶ瀬ダム ここからダムに向かって突っ込むような形で下りていくとダムサイト。 右)ダムサイトからみたダム。1か所だけ放流していた。
梅雨時には3つの門全部から放水するのを見られるとそこにいた人が教えてくれた。さぞ豪快なことだろう。

ダムサイトを反対側に渡り、下流に歩く。カルガモが流れの端に10羽ぐらいいた。
体の後ろの方で水を掻いている赤い足を見て「前足はどうなってんの?」というので大笑い。
私は私で北枕のことを西枕といってしまい、笑ったり笑われたり・・愉快 減点±0


       天ヶ瀬吊り橋
 
ずっと下流に下って 喜撰橋 たもとには鵜飼舟がつながれ、女性鵜匠さんが飼っているというウミウの鳥小屋があった。 鵜飼はウミウを使うらしい。カワウではダメなの?

朝霧橋を右岸に渡り、帰る途中抹茶パフェをおごってもらった。ごちそうさま~。

JRの彼女と京阪宇治の私は宇治橋でお別れ。  
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