午後、ベランダのコンクリートの上に何やら大きいものが転がっていた。
わっ!キマダラカミキリや!と思った。
どこから来たのか足にはクモの巣とゴミがついていたので取ってやった。
動いているが逃げそうにもない。
図鑑ではキマダラカミキリは別名で、キマダラミヤマカミキリが正式名。体長は22~35㎜
でも、図鑑のキマダラ・・とはちょっと雰囲気が違うなあ。大きさも違う。
身体測定。体長を図ってみると50㎜強ある。頭部の両横には突起がある。
どうやら「シロスジカミキリ」のようだ。初めて見た。南方系の大型カミキリムシとのこと。
『コナラ・クリ・ヤナギ類の葉柄を食べる大型種で都市周辺では生息地が減少体は灰色で前翅に黄色紋が散らばる。この黄色紋は死ぬと白色になる』(日本の昆虫1400)
体長は40~55㎜ これも合う。頭部の両横には突起があった。
腹部の側面に白い筋がある。雌なのか雄なのか??
背中の模様 印伝のような黒い点。黄色い模様も毛。その他も短い毛で覆われてきれい!
複眼もよく見えた。(写真には撮りづらい)
写真を撮って、その辺においておいたら好きなところへ飛んでいくかと思って、植木鉢の土の上に置いておいたがしばらくしてもそのまま。だいぶ弱っていそう。
昆虫採集しそうな子供は近くにいない。 とりあえず家に連れて入った。