ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

でるんです。

2005年05月15日 | 京都
待ちに待ったお休み日。寝たおしてしまいました。あはははは。夕方キコキコ自転車でお買い物へ。ちょっと肌寒い。ゆたゆたとたゆたう有栖川も、川岸がちょっとばかりうっそうとしてきました。つがいのカモとシラサギが川底を探って夕食中。釣り糸を垂れているおじさんもいます。のどかだわ~。

うちのカボチャと加賀太胡瓜は元気です。本葉が出てきました。これからどれだけ伸びるかな?アサガオの双葉も出てきた。これを見ていると、小学校の「観察」を思い出して思わずクスリと笑ってしまいます。ベロニカ(Veronica longifolia)も、急に蕾が成長し出して、ちょこッと青いかけらが緑の萼の間にのぞくようになりました。隣のダリア‘ムーンワルツ’(Dahlia pinnata‘moon waltz’)は、なんと葉っぱが食われまくり。なんですかねえ。やっぱ○○クジですかねえ。

でるんですよ。ここ。○○クジが。いっぱい。しかも、食べる好みがあるらしい。今までやられたのは、パンジー、オクラ、チンゲンサイ。ベロニカの蕾も、なんだか先っちょがない気がする???何で蕾や双葉を食べるのよお~。葉っぱで我慢しなさいよお。もお!初めは、分かんなかったんですよね。ヨトウムシ?バッタ…?まさか、砂利庭に「奴ら」が潜んでいようとは。

朝、水をやっていて、やたらきらめくのに気が付いて、「???なに?」とおもったら、コンクリの上のずいぶん長い距離をヌタ線が。ここ、コンクリの上よお?なんでわざわざそんなとこまでくるのお?水の匂いが分かるのかしら。で、鉢の裏にいらっしゃる。夜に鉢を見たら、あちこちでお食事中。「ぎぃゃあ~!」と思わず後ずさったけれども、もう、慣れました。移植ゴテで、ポイ。あっちいけあっち、と、集めてフェンスのむこうへ。え?畑がやばいって?大丈夫。おじさんせっせと農薬撒いてるし、○○クジはミミズが苦手っていうし。(おじさん、ごめんなさい)ビールで生け捕りとかいろいろ聞いたのですが、勢ぞろいなさってるところはあまり見たくない…。

どうやら、砂利の下は粘土層なのが○○クジにとっては嬉しいらしい。そんならタンポポとカタバミを食っときなさい。うちの鉢に手出しをしないで。ね。(鉢の水抜き穴は厳重に不織布でガードしてある!どーだ!)

そんなこんなで、今のところまだ薬は使っていません。だいぶ薔薇の芽にアブラムシもハダニもたかりだしましたが、水やりホースの先をジェットに切り替えて、水圧ではねとばしています。これが一番手っ取り早いかなあ。クロケシツブチョッキリも見ました。しおれたバラの若い蕾の元のところに小さな穴がぷつりと開いている。むむむ。幸いチュウレンジバチはまだ来てないけど。ムシ達との攻防戦も始まりましたね。アゲハチョウが遊びに来るのは嬉しいんだけど。虫種差別だねえ。そういや草種差別もしてるわけだ。複雑だわっ。

追加。先日の金曜日に造園やさんでお昼休みに親方さん達の話を聞くともなく聞いていたのですが、「竹垣は竹屋に頼む」とおっしゃるので、「えっ、竹屋さんが作るんですか?」と思わず聞き返してしまいました。実は、市中といわず、近所にも「竹屋さん」が多いので気になっていたのです。「ほうや。四つ目とか建仁寺垣くらいまでかな、簡単なのは自分で作るけど、さすがに長いのとかめんどくさいのは手間かけてる時間もないし、いつもやってる訳やないから慣れてないし、竹屋にまかせた方が仕上がりがきれいや。さすが、あいつらようやってくれよるでえ。ちゃんと合わん部分も調整してきれいに削りよる。」とのこと。そういう住み分けだったのかあ。

そうなのよ。本の虫君。竹屋さんの店先で、よく枝折り戸を師匠と弟子みたいな感じで2人がかりで作るのを見かけるのです。ああ、つくってるなあ~、なんて、ついそっと覗き込んでしまう。そういえば、親方ンちの玄関先に、宅急便で届いた枝折り戸が立て掛けてあった…。分業だったのねえ。私にはちょっと目からウロコなのでした。

☆今日のちび庭気温 10~25℃ 夕方ちょっと寒かったです。曇ってたなあ。
5/14: あ、ねてしまった…。がっくし。結構しっかり日が差していましたが、かぜは涼しくてお昼寝日和。花売りは暑かったです。