梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

お盆に

2010-08-08 15:31:24 | 日記
暑い日が続く、昔はこんなに暑くなかったと思うが。去年の夏休みは「混むし高いしサービスは低下するし」何処にも行かないで家に居ようと夫婦で決めたのだが、いざ近くなるとどうにも間が持ちそうもない、もし空いて居ればと前日にネットで探してみたら泊れる事は泊れると言う事で急遽出掛ける事にした、正確な場所は覚えて居ないのだが他のページで出て居たスキー場の百合園を見てみようと言う事になった、栃木県の那須の近くだった、先に塩原に向かう途中の紅葉谷大吊橋を見てくる、しかし吊橋と言っても建築構造的に吊橋だと言うだけでコンクリート製で揺れるような事は全くない、女房は揺れる吊橋を想像していたので落胆していた、静岡の寸又峡にある夢の吊橋は長さもさることながら揺れを止めるロープが少なく、幅も狭い上に渡し板はさらに狭く足元から下が見える、危険なので一度に渡れる人数も制限されていた、真ん中辺で動けなくなる女性もいてスリル万点である、これを想像していたので吊橋と言うイメージからはかなり離れて居いた、カーナビに従って百合園に行く、リフトで上まで行き帰りは一面の百合の間を歩いて降りて来た、リフトは百合の上を上がってゆくので色とりどりの百合を見下ろす形になっている、余り花畑をこう言う角度で見る事は出来ないので良い経験だった、戻りは百合の間を歩いて降りる、百合にこんないろんな種類があるのかと思いつつ降りてゆく、百合の畑では無い所には山百合が咲いていた。リフト入口でそばを食べる、結構いい味で「これだけでも来たかいが有るな」と夫婦で話す、その日泊る宿はじつは来る時に前を通過して来た、たしか「紀伊鉄道観光ホテル」と言うホテルだったと思う(紀伊観光ホテルが何で那須に)と思った記憶がある。これは期待以上のホテルだった、空いていたのがこの部屋だったと言う事だがトリプルでベッドは普通の言い方だといわゆる「クインサイズ」と言う大きさで幅が1500mm位ある、それが3台並んでいてそれでも狭く感じない部屋だった、食事はバイキング形式だったが十分に楽しめた、風呂は有ったが川べりで向かい側の山の林が迫っているのであまり見晴らしが良いわけではないがそれなりに楽しめた、アメリカから帰国したばかりと言う親子と一緒になったが小学校低学年と思われる男の子はひとなつこくかわいかった。あくる日の予約は群馬の伊香保温泉、那須塩原から高速に乗って佐野藤岡でおりると一般道を桐生方面を目指したがこれは全く失敗だった、那須のホテルを8時頃出て伊香保に就いたのは4時近かった、ナビに従って登るが全く解らない、旅館に連絡してやっと見つける事が出来たが伊香保の石段近くにある古い旅館で車はかなり下の方にある車庫に置く事になった、旅館の送迎車に迎えに来て貰い旅館に入ったのだが、確かに位置は石段の直ぐ近くで悪くないのだが余りに古く、前夜のホテルの印象が残って居るので女房は「帰りたい」と言い出す始末だった、夕食は食事処でと言うので言ったが窓も無い狭い部屋で、何と献立が8月なのに炉端焼きである、隣に若いカップルが居たのだが「暑い」と上半身裸になる位だ、とてものんびり酒を楽しむ気にもならない、早々に部屋に引き揚げてあの石段を散歩でもと思ったら急に雨が降って来た、山の上なので天候は急変する、風が強く窓が酷い音を立てる、あくる朝階段を散歩した時は好天だったので何とか楽しめたが、ネットの旅行はまさにこの当たり外れが難点だ。しかし今年は旅行所の状況では無く暑くても家に逼塞する事になる、本当に景気が回復してほしいものだ