梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

リンカーンの言葉

2012-07-04 17:03:03 | 雑記
電力会社は原発事故率計算を本気で出してきたのだろうか、そんなわけは有るまい、原子力発電と言う装置は物理学でも最高の知識と工学的にも最高の技術で成り立つ物だろう、
まさか確率の計算が解らないと言う事など有る訳は無いだろう、個々の事故確立同士掛け合わせると言う事はいわば鎖のリングが全て同時に破損する事の確率になる、
リングの1つが破損すれば鎖の効力は失われるしその時点で他のリングに掛かる負担はなくなるのだからリングの事故確率がその数だけ有ると言う事になる、この場合の確率計算はわからないが少なくとも掛けると言う事は逆である事だけは誰でも解る。
こんな計算を堂々と発表すると言う事が電力会社の体質そのものを明確に表現しているだろう、国民をなめているのでだろう。「此れが正しい、国民はこんな程度で充分だ」と言う事だ。
現実に見える部分の説明すらこんな酷い言い訳をいけしゃあしゃあと出来ると言う事は「内部資料の提示」など全く信じる事など出来る訳もない、
独占的にライフラインを握り、一旦事故を起こせば日本のみならず隣国にも地球そのものにも大きな被害をもたらす可能性のある物を保持している電力会社が全く国民の監視が届かないと言う事はきわめて危険な状況だ、
実質的に日本の軍隊である「自衛隊」には文民統制、シビリアンコントロールの箍が一応とはいえ嵌めてあるがこの巨大な組織にはその箍すらない、
それも政府、官僚が一緒になって維持を推し進めるのでは民意は一体何なのだと言いたい、、国会は国民の多数意見を実行する組織として働かなくなったら民主国家は名ばかりだ。自由民権運動を草の根から発進するのは若い人達だ、ツイッターでもフェイスブックでもどんどんと広めゲリラ的な其れでも統率されたデモンストレーションを広げて欲しい、そうすれば寝たふりをしている中高年でも必ず参加してくるだろう、
もう政治家と言う者に全く期待出来ない、「人民の、人民による、人民の為の政治」言うまでも無くリンカーンの名言は今の日本に充分通用する。