梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

同窓会の連絡

2012-07-27 16:46:59 | 雑記
中学校の同窓会の連絡が来た、来年の3月で50年になると言う、実を言うと此処数ヶ月妙に同窓会の事が頭に浮かんでいた、今まで殆ど出ていなかったのだが今回は出てみようかと考えて居たのだが改めて場所と時間の連絡を見ていたら段々行く気が薄れて来た、
思い返してみて(あいつの顔を見てみたい)と言う奴が全くと言って良いほど居ないのだ、場所も新幹線で行けば2時間も掛からないし駅からバスが仕立てて有ると言うのだからそれ程面倒ではない、しかし自分は昔から日が高いうちに酒を飲むとどうも調子が悪い、最近は酔っ払って電車やバスに乗ると気持ちが悪くなる、そうかと言ってその為にわざわざ泊って来るのも面倒くさい、
まあ、なんだかんだといっても要は同窓会そのものに魅力が感じられないんだろうな、
段々と故郷と疎遠になる、15の時から田舎には何も無くなった事も有るが思い出と言う物が故郷の景色であっても友人と言う者に結びつかないせいかもしれない、そう考えるときっと自分は相当面倒くさい性格なんだろうな、
子供の頃の遊びは恐らく他の人とそれ程変らないとは思う、凧を揚げたりコマを廻したり、かくれんぼだったり或いはちゃんばらだったり、同じ様な遊びをしていたのだが一緒に遊んでいた友達の顔が殆ど浮かばないのだ、名前は確かに覚えている、しかし思い返しても「楽しかったな」と言う形で結びついていないのだ、遊びの記憶は殆ど1人遊びのものだった、
野苺を採りに言ったりイタドリを採ってきたり、山を越えると何が見えるかどんどんと歩いていったりしたのだが殆ど1人だった気がする、川で泳ぐのも誰かと誘い合わせてではなく勝手に1人で行った、其れを考えると恐らくあまり子供同士でも好かれる子供ではなかったんだろうな、まあ本人はそんな事は全く考えても居なかったのだが
結局この性格は今でもさほど変っていないのかもしれない、日立の寮にいる時も遊びに行くのは1人が多かった、同僚の女の子と浅草花やしきや後楽園に行った事も有るがカメラを持って庭園や神社仏閣を巡る方が好きだったので特定の彼女と言う人は居なかった、
労音も自分が面白いと思ったものを見に行くのだが誰かと一緒に行った事は全く無い、若しかしたら何度か誘って断られたからかもしれないがその記憶も無い、
その割りに「レクレーションリーダー」なんて物をやっていてイベントを企画する事は好きだったし進行係りは進んで引き受けたが結局進行係りなんで其処で楽しむ側に行った事が無い
20代の前半に転職して行き付けの喫茶店で知り合った連中と仲良くなってつい最近まで飲みに行ったりしていたが結局今では殆ど音信が無い、家族の縁が薄い自分だが孫が懐いていて少しは人間味が出たのかなと思っているのだが友人と言うのはやはり余り居ないな、
それでも子供が小学生の頃は子供繋がりで海に行ったり山に行ったりはした、しかし子供が成人するとその関係も薄れてしまい結局今どこにいるのかも分らなくなってしまう、
同窓会の連絡に「物故者となられた方も多数云々」とあったがやはり飲み仲間も何人か欠けた
最後は女房とどちらが先かと言う様な年齢もそろそろか、やれやれ