梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

果物

2017-11-10 15:58:36 | 雑記
夕食には大抵果物が出る、まあ決まっている訳ではないが晩酌の後に食べるのが習慣になっている、
春先のイチゴから夏場に西瓜、余談だがこれが果物か野菜かと言う話を喫茶店でしていたらやっちゃばの人が「走りは果物扱いで最盛期には野菜になるな」と言っていた覚えが有る、
秋に入ると梨で今時分は柿になる、私の好みを言えば柿→梨→葡萄→林檎だったが最近はキウイとアボガドが入って来た
しかし両方とも女房の好みに合わないらしいのであまりと言うか全く上がらない、
まあ私にとってアボガドは果物の範疇よりつまみの部類なんだが、
梨は幸水が好みで長十郎も二十世紀も嫌いではないが水気と硬さが好みに合っている、
柿で言えば生まれの関係であろうか「次郎柿」が一番の好みである、数十年前までは東京では柿と言えば冨有か平種無しだったが最近は次郎柿も並ぶようになったのはありがたい、
原産は遠州の森町か袋井あたりだと言うのだが現在は三ケ日が主産地で且つ大きく甘い、
子供の頃山に自生している小さな山柿と言うものがあり子供の頃おやつ代わりに上って取ったがやたらに背が高く枝の先端になっているので竹を使ったり登ったりしてとるのだが労のわりには種ばかり大きく味もあまり甘くはなかった、これに似た柿で川崎の生田区に禅寺丸と言う小丸柿が有るがこれは黒いゴマが出る頃になると結構甘い、
枝が曲がるほど密生してなるが今ではとる人もあまり居ない様で衰退しているみたいだが時々住宅の庭に植えられている様だ、庭木の割合は冨有が多いようであまり手入れをしていない様だが毎年よく実をつけている、
柿は食べるだけでなく葉が全部落ちた後初冬の空には映える景色も好きで結構写真に写してきた、今時分甲州から信州に向かうと車窓に目を楽しませる景色が有るが甲州の柿は甲州百目と言う渋柿で干し柿ようだ、そう言えば会津の見知らずも同じような大きな砲弾型だった
桃栗三年柿八年と言うが実際の所桃と栗を植えている家がない所を見ると難しいのかもしれない、この辺りの古い家にあるのは柿と蜜柑が多い様だがそれも段々減ってきている、
実のなる木を家に植えると言うのはやはり都会なんだろうな、田舎では畑には有ってもあまり屋敷には飢えていない、あるとすればスモモか梅位だ
そう言えば梨を庭に植えている家は見たことない所を見ると難しいのかもしれない、
ミカン狩り梨狩りなんかは昔からあるが最近は柿狩りリンゴ狩りもある様だ
ぶどう狩りは有名だが友人が塩山でぶどう農家をやっているので観光ブドウ園と言う奴は未だ行った事は無いが最近孫にせがまれてリンゴ狩りに群馬に言って来たので残るは柿狩りだけになったが孫も再来年は中学になる、中々じじばばだけでは行く機会は少なくなるな