伊勢原に大山阿夫利神社と言う処が有る、江戸時代から「大山参り」と言う娯楽的な信仰の山で今でも山岳信仰の山伏、修験者が定期的に参拝する所でもある、
今では途中からケーブルカーが有って簡単に登れるようになっているが本社は海抜600m位の所に有るので参道の入口からお土産屋に混ざって宿坊が有った、
今でもあるかどうか暫く言っていないのでどうなっているのか、話の時代は昭和の40年代の事、
土産店が始まるとすぐの所にある宿坊に泊まる事になった、
当時友人連中で年に2~3回泊まり込みで飲みに行く事を続けていた、何処にするかを選定するのは大抵私の役だった、
私の趣味でもあったので苦にはならない、一番つるんでいた友人と泊る所を探していて近場と言う事で神奈川で探す事になったが有名所は何度か言っているし結構高額だ、
近くに七沢温泉と言う処があるがどうだろう、と二人して下見に行く事にする、
その前に未だ行った事の無かった大山神社に行ってみようと言う事になり参道を上がって行ったら「お宿」と言う看板が有る、
造りが古く重厚である、取り敢えず覗いてみる、正直に「下見させてください」と言ったら気持ちよく入れてくれたので上がって飲み始めてしまった、
車出来ているのでどうしようと話し合ったのだがすでに勢いが止まらない、結局下見はそのままそこに泊まって本格的な下見となった、
予約を入れて後日友人連と泊まるが来たのは5人位だったので本番と下見はあまり変わらない、
参道は此処から幅の広い石段で15分位続きそこからケーブルカーになる、
参道に入るとすぐ近くの右側にある宿だが玄関の手前に池が有ってそこに大きな鯉がゆったりと泳いでいた、
「いい形の鯉だな、洗いにしたら旨そうだ」とか言いながら泊めて貰ったらその日の料理が鯉の洗いと鯉こくだった、「聞こえたのか?こいつはあいつか?」と言いながらおいしくいただいたが問い合わせたかどうかは覚えていない、
此処では伊勢原から芸者が呼べると言うので地方と立ち方を一人づつ呼んだ、
この話を仕事先でアルバイトに来ていた大学生に話したら「大人だなあ、やってみたいので紹介してくれ」と言うので手配をしてあげた事がある、
大人と言っても自分の年は未だ30前なんだが大学生の彼らからすると「芸者遊び」と言うのをやってみたかったのだろう、
同じ宿坊に電話してついでに芸者を手配してもらう、
彼らには「結構かかるから気を付けろよ、過分に金は持って行けよ」と言ったのだが戻った彼らに聴いたら案の定だった、
予約した芸者が若かったのと彼らの人数が多かったので追加に座敷を掛けたらしい、
当時は確か線香代は45分単位で3500位だったと思うが彼女たちにしてみれば扱いやすい客である、
座敷を伸ばして「楽しいお客さん、※ちゃんも呼んで」とか言われて調子に乗ったらしい、
帰りになったら玉代が足らない、二人ほどで伊勢原まで車を飛ばして銀行が開くのを待って降ろして払ったそうだ、
「参りましたよ」と言ってはいたが楽しかった様だ、「金が持たないから」もう行かないと言ってたのだが結局その後何回か言ったらしい、
しかし我々はついぞその後は無かったな
今では途中からケーブルカーが有って簡単に登れるようになっているが本社は海抜600m位の所に有るので参道の入口からお土産屋に混ざって宿坊が有った、
今でもあるかどうか暫く言っていないのでどうなっているのか、話の時代は昭和の40年代の事、
土産店が始まるとすぐの所にある宿坊に泊まる事になった、
当時友人連中で年に2~3回泊まり込みで飲みに行く事を続けていた、何処にするかを選定するのは大抵私の役だった、
私の趣味でもあったので苦にはならない、一番つるんでいた友人と泊る所を探していて近場と言う事で神奈川で探す事になったが有名所は何度か言っているし結構高額だ、
近くに七沢温泉と言う処があるがどうだろう、と二人して下見に行く事にする、
その前に未だ行った事の無かった大山神社に行ってみようと言う事になり参道を上がって行ったら「お宿」と言う看板が有る、
造りが古く重厚である、取り敢えず覗いてみる、正直に「下見させてください」と言ったら気持ちよく入れてくれたので上がって飲み始めてしまった、
車出来ているのでどうしようと話し合ったのだがすでに勢いが止まらない、結局下見はそのままそこに泊まって本格的な下見となった、
予約を入れて後日友人連と泊まるが来たのは5人位だったので本番と下見はあまり変わらない、
参道は此処から幅の広い石段で15分位続きそこからケーブルカーになる、
参道に入るとすぐ近くの右側にある宿だが玄関の手前に池が有ってそこに大きな鯉がゆったりと泳いでいた、
「いい形の鯉だな、洗いにしたら旨そうだ」とか言いながら泊めて貰ったらその日の料理が鯉の洗いと鯉こくだった、「聞こえたのか?こいつはあいつか?」と言いながらおいしくいただいたが問い合わせたかどうかは覚えていない、
此処では伊勢原から芸者が呼べると言うので地方と立ち方を一人づつ呼んだ、
この話を仕事先でアルバイトに来ていた大学生に話したら「大人だなあ、やってみたいので紹介してくれ」と言うので手配をしてあげた事がある、
大人と言っても自分の年は未だ30前なんだが大学生の彼らからすると「芸者遊び」と言うのをやってみたかったのだろう、
同じ宿坊に電話してついでに芸者を手配してもらう、
彼らには「結構かかるから気を付けろよ、過分に金は持って行けよ」と言ったのだが戻った彼らに聴いたら案の定だった、
予約した芸者が若かったのと彼らの人数が多かったので追加に座敷を掛けたらしい、
当時は確か線香代は45分単位で3500位だったと思うが彼女たちにしてみれば扱いやすい客である、
座敷を伸ばして「楽しいお客さん、※ちゃんも呼んで」とか言われて調子に乗ったらしい、
帰りになったら玉代が足らない、二人ほどで伊勢原まで車を飛ばして銀行が開くのを待って降ろして払ったそうだ、
「参りましたよ」と言ってはいたが楽しかった様だ、「金が持たないから」もう行かないと言ってたのだが結局その後何回か言ったらしい、
しかし我々はついぞその後は無かったな