梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

平成最後の政府がこれではたまらない

2019-02-21 10:34:15 | 雑記
「平成最後の」と言うハッシュタグが流行っているという、
昭和で生まれて育ち平成を生き抜いて齢70、まあ実際は71歳だけど
高度成長期と後半のバブル経済で昭和が終えた年に会社を立ち上げて
25年で倒産させて何とか妻の名義の会社を運営しているうちに平成は消滅する
消滅と言ってはいけない、昇華したと言おう
お疲れさまでした、昭和天皇が被った「大東亜戦争」と言う十字架を子供としてずっと背負ってきた
戦後の吉田内閣から始まって2度ばかり政権を下がったがずっと担ってきた自民党は平成の後半になってまた同じ方向を向いてきた感じがする

民は由らしむべし,知らしむべからず
封建時代の政治原理の一つ。出典は『論語』泰伯編。「人民を従わせることはできるが,なぜ従わねばならないのか,その理由をわからせることはむずかしい」という意味である。つまり,人民は政府の法律によって動かせるかもしれないが,法律を読めない人民に法律をつくった理由を納得させることは困難である,といっているにすぎない。ところが江戸時代には,法律を出した理由など人民に教える必要はない,一方的に法律(施政方針)を守らせればよいという意味に解されて,これが政治の原理の一つとなった

安倍政権はまさしくこの政治原理で政治を動かしているとしか見えない、
官僚の「頭の良い人達」が安倍政権が喜んでくれる方向に解釈しそれに沿って公務を行う
忖度と言う言い方をしているが基本的な意味は自らの利益を勧化手と言う事とはかなり違う

他人の気持ちをおしはかること。推察。 「相手の心中を-する」

基本は思いやりだ、自分の事は二の次に相手が言い出しにくいことを思いやって行う行動だろう
お目見えが良ければ自分の立場がよくなるというのは忖度ではなくおべんちゃらだろうが
それが利益に絡めばそれでは済まない
「相手が勝手にやったことだから私には関係ない」と言うのだろうが言外の圧力はあったんだろうな
しかしやった役人は全くの阿呆と言う訳だ
ほめると思ったらお前のせいだといわれ法的に、倫理的に責任を取れと言われる
政府が気に入らないからとサボタージュ絡みの対応をして(官僚の言う事を聞かなければ政治なんかできっこない)と陰で豪語していた結果民主政権の時に政治主導の法律を作られたら恥も外聞もなく時の政府にすり寄った彼らの資質がこうした事態を招いたのだと思うが人事権を逆手にとって省庁の公平なるべき事柄を政府に都合よく捻じ曲げるなんぞは言語道断だ
官僚の横暴を抑えるためにあの法律は必要だとは思うがやりたい放題、統計をごまかして効果をねつ造する政府も何とかしなければなるまい
それには選挙でいったん下野してもらうしかないのだがとりあえずでも日本の政治を司る実力のある、野党が見当たらない、
経験不足は致し方ないが勝ちもしないうちから勝ったら誰が上に出るかでは戦に勝てるわけもない
本当に何とかしてくれよ
平成最後の政権は新元号とともに新しい希望の持てる政府になってもらいたいものだ