梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

天皇の基本的人権

2019-05-03 14:25:35 | 雑記
今朝新聞を見ていたら面白い記事を見つけた、
曰く
「天皇家には基本的人権があるのか」
と言う記事で哲学者と皇室歴史家の学者のコメントである
哲学者は「ある」歴史学者は「ない」と言うキャプションがつけられているのだか
内容を読んでみると当然だが言い切っているわけではなく微妙なニュアンスだ
皇家には戸籍がない、極端に言えば国籍としての登録もないらしい、
従って憲法で保障されている「宗教の自由」「結婚の自由」「政治信条の自由」「職業の自由」は制限される、
宗教をどう読みどう信じるかは内面的な問題でそれを制限するわけではないがどこかの宗教に帰依すると言う事は当然できない、
結婚の自由に関しては昭和天皇から一般女性と恋愛関係とも言える経過からご成婚されたわけだが「両性の遺志により成立」と言う様な問題では済まない事は間違いない、
政治信条は間違いなく「まずい」だろう、当然である
職業の自由は全くない、生まれたときから生活が仕事そのものである、
国民の義務のうち「納税の義務」は存在しないだろう、元々税金である国庫金で生活しているわけだから矛盾してしまう、
現人神から神の部分を削除されて「人」になった訳だが人間が等しく持っていると保証されている人権が法的に認められていない、
歴史学者の教師だった学者は「皇籍を離れると言う自由は認める必要があるのではないか」と発言していたそうだが「ある」と発言している哲学者は「希望されたら自由に臣籍降下できるとされたら皇室自体成り立たなくなる可能性」を示唆している、
確かに大変なお立場で嫌になる事も多々あるんだろうなと想像するがこう見てゆくと皇室特に天皇とその系属の人達は「現人神」ならぬ「神でも人でもない」と言う状態にあるわけで日本国日本人の象徴と言うより他の言い方が無い方々だとつくづく思う、
安倍政権以下「戦争のできる日本」に加速しているようにみえるが国事の責任(韓国は判を押した日王が責任を持って謝れと言っているので)だけ押し付けられるが基本的に政治信条の自由は無い立場で昭和天皇と平成天皇の苦衷は想像に余りある、
せめて憲法で保障されている「武力による国家間の解決は放棄する」と言う事で何の抑止力もないのに責任を負わされる日本の象徴を守って行きたいものだ,
拒否権の無い責任者が子供の決めた契約の保証人の印鑑を押させられると言う様なものだ、せめて国連の常任理事国位に拒否権位持たせてあげたいものだがそれも憲法の規定があるからな
国連にはこの事を先に周知してもらっておく必要があるな、もし日本が戦争に加担したらそれは天皇の意見とは関係ない、国民投票権すらないのだからと