梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

ようつべとジーザーズクライストと

2019-06-29 10:50:52 | 雑記
ネットで「ようつべ」と言うスラングが乗っていた
Youtubeをローマ字読みしたらしい、
ネット住民はこういう事を昔からよくやるがかなり前に(調べたら1971年初演だった)ジーザーズクライスト・スーパースターと言うロックミュージカルがあった、
ジーザーズクライストはラテン語の(だったと思う程度です)イエスキリスト表記(Jesus Christ)を英文読みしたのだと聞いた、
この時代アメリカはベトナム戦争の泥沼に落ち込んでいて徴兵と志願兵を次々戦場に送り込み戦費も増加一方になってアメリカ国内に厭戦気運が広がっていた、
その中で兵役を逃れファッションも長い上着と長いパンタロンを着て髪と髭をのばし街中でマリファナを吸って反戦の歌を歌う様な若者が増えていった、
大人達はこのスタイルを非難したとき彼らの反論が「このスタイルはイエスキリストのスタイルだ」と言う事だった
これをブロードウェイにかけたのがミュージカル・ヘアーだが内容はあくまでイエスの苦悩だったらしい、
「フランシーヌの場合は」と言う歌が流行った、
「フランシーヌの場合はあまりにもお馬鹿さん、フランシーヌの場合はあまりにも悲しい、
3月30日の日曜日パリの空に消えた命一つ」と言う歌の元はベトナム戦争に抗議して焼身自殺をした10代の少女の話だった、
アメリカは結局ベトナムから手を引いた、有体に言えば敗北である
しかしその後も中東戦争に若者を送り込んで多くの犠牲者を出し続けている、
トランプの言う通り「なんで我が国が他の国で金を使って」と言う事だが彼は若者の命には言及しない、
そして第二次中東戦争を起こしたのもアメリカ自身だろう、
日米安全保障条約は不公平な条約だから破棄するともツイートしているらしいがこの条約の時に日本の若者は大反対デモを繰り返し条約締結のために羽田に向かう岸総理を阻止しようとして若い女性が機動隊の手によって死亡した、
橘美智子さんだったと思うが結局事故と言う事で幕を引かれてしまったこの事件を踏まえて「日米安保条約」はアメリカにとってではなく日本にとって不平等な条約だと当時は認識していた、
安倍総理はこの事をどう認識しているのか、“偉大な祖父“に追いつきたいのかもしれないが国民の意見を無視して強引に進める手法を踏襲しても時代が違う、
アメリカの国体も日本の国体も世界の状況も大きく違う、アメリカが安保協定を破棄すると言うなら日本はアジア圏の為に中国とロシアを巻き込んだ旧大陸圏安全保障条約を推進する躯体の気概をもったらどうだ