大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

まるボーズ(モンゴル料理/京都元田中)

2006年04月02日 08時29分38秒 | その他
 モンゴル料理といえば、昔は鴫野に『モンゴル・オルゴ』という店があったんだけど、こちらは閉店してしまった。馬乳酒という、馬の乳から作った酒も飲むことは出来なくなってしまったか…、と思っていたら、京都に日本一美味しいモンゴル料理店があるとの噂が…。それならば行かねばならんと言うことで行ってきた。

 モンゴル料理は、肉と小麦粉、塩を基本とするシンプルな中にも味わいの深い料理何だけど、今回メンソールが目指したのはボーズというモンゴル風の小龍包とでも言うべき料理。それとやっぱり羊肉料理かな。

 店は、叡山電鉄の元田中駅を降りて徒歩一分ほど南に下りたところ。カウンターが八席くらいと、奥に四人がけのテーブルが二つある。セットメニューもあるけれど、メンソールはアラカルトでオーダー。まずはボーズ、続いてホーシュールという小判型の揚げ料理。中身は肉、カレー、ジャガイモの三種類からセレクトできる。イメージ的には、大型の揚げ餃子といった感じ。ただ、野菜類が入っていないので、餃子の具のようなシャキシャキした感じはない。皮がものすごくモチモチしてる。さて、メインとしてオーダーしたのが骨付き羊肉の石焼き煮込み料理のホルホグ。羊肉というと、臭いがキツいと言って敬遠する人が多いけど、この料理は全然臭くなかった。麺類としては、手打ちの焼きうどんと、つけ麺。つけ麺の方は羊のスープが漬けダレになってる。

 料理全体に共通する味として、岩塩を使った塩味がある。日本人からすると若干塩辛いんだけど、その塩辛さが鋭いものではなくてまろやかに感じる。手打ち焼きうどんの麺は、きしめんのような扁平なもの。しかも、太さが均一ではないところが楽しい。つけ麺の方の同じ麺を使ってるんだけど、漬けダレの味が複雑で豊かだ。

 テーブルの上には、岩塩の塊と、岩塩用のすり下ろし金が置かれているので、好みで塩分を調節できる。

 もう一つの目的であった馬乳酒だけど、現在ではモンゴル内でも馬の乳からは酒は造っておらず、一部牛乳から作られているものがあるだけだとか。今回メンソールが飲んだクムイスも、牛乳から造られた酒なんだけど、マッコリのように白濁したもので、アルコール度数は2%となっている。味の方は、かなり強烈に酸味が強い。それでも、飲み慣れると癖になりそうな感じ。




(店  名) まるボーズ
(ジャンル) モンゴル料理店
(所 在 地) 京都市左京区田中里の内63
(電  話) 075‐712‐6086
(営業時間) 12:00-14:30、18:00-23:00
(定 休 日) 月曜日
(ウ ェ ブ) http://www.marubooz.com/index.html
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