大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

漸(中国家庭料理/朝潮橋)

2007年06月09日 01時31分54秒 | チャイニーズ
 9月のオフは、毎年恒例の中華料理オフではなくイタリアンにすることを決めたので、別にその反動というわけではないんだけど、中華料理食べて来た。一部の方々には、新町の『空芯』でオフをするとかしないとか言ってたんですけど、中華料理オフをするなら、メンソールが絶賛する豊中の『彩菜』でやってほしいというリクエストももらったりするんですけど、そうしたことはとりあえず置いといて、今回は朝潮橋の『漸』へ。

 駅からはちょいと遠いし、裏通りにあるので判りにくいかもしれない。内装は、基本的には白&黒の色調で、シックでソリッドな感じ。随所に竹があしらってあったり、カウンターの後ろの壁が赤色だったりする。奥には12席分のテーブル席もある。もちろん照明は暖色系。

 中華料理と言えば紹興酒なんだけど、メンソールは久しぶりにトリビーで行く。メニューは一ヶ月ごとに入れ替わる。定番メニューもあるけど、創作系のメニューが多い。

 メニューは通常、前菜がトップにあって、主菜があとの方に書かれてるんだけど、メンソールはいつの頃からか主菜を一番最初に決め、それに至るまでの課程と言うことで、前菜とかパスタとかを決めていく。なので、メニューが決定するまでに若干時間がかかることがある。フレンチとかだったら食前酒をなめながらメニューを吟味できるし、居酒屋だったら突き出しとビールをオーダーしておいて、それを食べながらオーダーを決めていけるんだけど、中華料理はこのあたりが難しい様な気がするかな。

 それはさておき、メンソールはお勧めに従って、黄ニラとセロリの和え物風サラダ。ソースはえび風味。香辛料とかは控えめの軽やかな味付けなんだけど、香菜が使われているのは、香菜好きのメンソールとしてはうれしい限り。駅から歩いてきたこともあって、ビールが一気に空になってしまった。

 二皿目は、沖縄産豚肉の梅辛醤蒸し。梅辛醤と言う言葉に惹かれてオーダーしてしまった。豚肉を使って、添えられている野菜を巻き込んで食べる。梅というと、メンソールは酸っぱくて塩辛いのが好きなんだけど、どちらかと言えば蜂蜜かと思うくらいほんのりと甘みがあり、梅辛醤蒸しと言うことを忘れてしまいそうになる。ビールはとっくに空になっていたので、二杯目の紹興酒。

 さて、三皿目。メニューに見つけてしまったので、ほぼ延髄反射的にオーダーしてしまった麻婆豆腐。ただの麻婆豆腐ではなくて漸特製の麻婆豆腐らしい。麻婆豆腐は土鍋に入れられて供される。華椒の味はものすごく控えめで、それほど辛くはなかった。ただ、メンソールが辛くないと言っても、実際にはかなり辛い場合があるので注意が必要だと思う。事実、食べ終わる頃には汗がダラダラだったし…。特徴は、甜麺醤とかではなくて日本の味噌を使ってることだと思う。メンソールも回鍋肉とか作る時に合わせ味噌とかで作ることはあるので、合わせ味噌で作った麻婆豆腐とかは全然OKだと思う。

 メニューが月替わりというのは、罪で酷だと思う。メンソールも、何品か気になったメニューがあったんだけど、そのメニューって来月ではもう食べられないと言うことなんだよな。それはさておいて、定期的に行きたくなる店だと思う。カウンターで店主や料理長と話が出来るのも面白いし。


(店  名) 漸
(ジャンル) 中華料理
(所 在 地) 大阪市港区磯路3-26-11
(電  話) 06-6599-1515
(営業時間) 11:30-14:00、17:00-22:00
(定 休 日) 水曜日
(店  主) 酒井晃彦
コメント (5)
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