大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

懐紙

2012年06月09日 18時42分38秒 | 独り言
 少し前からなんですが、和食を食べに行くときに懐紙を携帯するようになりました。ジャケットを着ているときは、内ポケットに入れておくことが出来るわけなんですが、ラフな格好の時に、わざわざサイドバッグに懐紙を入れるということをあまりしないというか、メンソールは基本的には両手は開けておきたいのでバッグを持つということをしないので、ノー・ジャケットでOKな店となると、つい忘れてしまうわけですね。
 
 メンソールがこんなことを考えるようになったのは、洋食系の店の場合は、おしぼりとナプキンがあって、その使い分けがそれなりに明確になっているからです。基本的には、おしぼりは手を拭くものであって、ナプキンは口を拭くものです。
 
 和食系の店の場合、おしぼりは出してくれるんですけど、紙ナプキンを出してくれるわけではないので、手を拭くものはあるんですが、口を拭いたりするものがなくなってしまうわけですね。大衆的な居酒屋の場合は、もう一つおしぼりをもらって使い分けるということが出来たりするわけですが、割烹とか鮨屋とかになると、そういうわけにもいかないので、やはり懐紙を持って行きたくなるわけです。
 
 懐紙は、手皿の代わりに使うという話が一番に出てくるんですけど、日本のマナーでは、皿を持ち上げてもかまわないので、こうした使い方をすること自体があまりないような気がしますし、汁物を取るときに使って、懐紙に汁が垂れた状態というのは、見ていてあまり素敵なものではありません。茶会で菓子を取るならいいですが…。
 
 で、基本的には、西洋料理のナプキンと同じような使い方をすればいいと思っています。ナプキンと違うところは、複数枚用意されているわけですから、口を拭いたり、グラスの水滴防止に使えたり、魚料理と格闘するときに、懐紙で頭を押さえたりと、使い方は臨機応変なわけですね。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きわ心(鮨/中崎町)

2012年06月09日 16時17分30秒 | すし
 噂を聞きつけて行ってきました。良い鮨屋を見分けるポイントとしては、カウンターにネタケースが置かれていないことと言うのがあるんですけど、こちらのお店にはネタケースはありません。
 
 たぶん、混んでいるだろうなと思ったので、秘技、『開店と同時に飛び込む』を使いました。カウンター8席のみのお店なんですけど、無駄がものが置かれていないシンプルな造りになっています。もちろんネタケースはないです。
 
 最初から日本酒で攻めようかとは思ったんですが、トリビーをオーダー。瓶ビールのみで生ビールは置いてないようなんですが、このあたりも潔さですね。
 
 コースは2種類、3,600円と6,500円のものがあるんですが、メンソールは6,500円のものをオーダーしました。突き出し、刺身の盛り合わせ、にぎり7貫と大阪寿司1切れ、細巻き1/2本、赤だしという内容です。
 
 まず、ビールをオーダーしたんですが、一番最初にしじみ汁を猪口サイズの器で出してくれます。これがいい感じの旨味で、これか飲む酒へのプレリュードなんでしょうか。
 
 ビールは、名物の富士山の形をしたグラスに注いでくれます。泡が雪冠に見えたりしてそれなりにセクシーです。斜め上から撮影しましたので、富士山具合が良く分からなかったりしますが…。




 まずは、もずくと小柱。酸味系は大好きなんですし、酸味が唾液と胃液の分泌を促してくれるので、身体の方も万全の体制でこれに続く料理が味わえるわけですね。




 続いてトコブシ。ビールは残ってたんですが、これはビールじゃなくて日本酒で攻めたかったので、日本酒にスイッチ。




 続いては雲丹。そのままと、わさびのみと、醤油のみ、塩とそれぞれ食べ分けてみると、微妙な味わいの違いが楽しかったりします。




 子持ちワカメ。歯ごたえもいいんですが、ダシが旨いです。




 造りの盛り合わせ。少数精鋭です。思わずうなってしまいました。メニューには刺身の盛り合わせになってます。関西では造りと言いますけど、関東では刺身ですね。




 メンソールはにぎり鮨を撮影しない主義なので、にぎり寿司&大阪寿司の画像はありません。料理というのは、出された瞬間がベストの状態であって、時間が経つとだんだんと味が落ちてくるものです。鮨の場合は、その度合いが早いので、出されたものはすぐに食べるという癖が付いてしまっているからです。先輩からもきつく言われましたし、箸を使う客と手で食べる客とでにぎり方を変えてくる鮨職人に会ったこともあって、その時は、「崩れるからすぐに食べてくれ」と言われたりもしました。
 
 また、メンソールは鮨を食べるときは箸を使わないので、右利き用に作られているカメラを左手一本でホールドして撮影する自信がないと言うこともありますが…。


 大阪には割烹の文化があって、一見客であっても大将が相手をしてくれるわけですね。また、それに慣れていると、そうしたサービスを期待してしまったりするわけです。料理は食べているときよりも、何を食べようかとあれこれ迷う時間の方が楽しいですし、それを大将と会話しながら決めていけるというのは、それはそれは至福の時間な訳ですね。
 
 個人的には、次回は大阪寿司をメインに食べてみたいです。大阪寿司を出してくれる店は少なくなりましたけど、大阪の文化ですからね。
 

(店  名) きわ心
(ジャンル) 鮨
(所 在 地) 大阪市北区中崎1-1-22
(電  話) 06-6311-9556
(営業時間) 17:00-23:00
(定 休 日) 日曜日
(席  数) カウンター8席
(予  算) コース3,600円、6,500円
(カ ー ド) 可(Nicos、VISA、Master、JCB、DC、American Express等)
(ウ ェ ブ) http://ameblo.jp/kiwacoco6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする