大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

フルートフルート(醤油&シャンパンバー/北新地)

2015年03月09日 14時25分43秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 醤油とシャンパンという組合せはなにかと話題になっているみたいなので行ってきました。カウンターの正面には、黒板があっておすすめメニューが書かれているんだけど、ここはシャンパーニュ・セット(4,500円)をオーダーした。これには、月替わりの料理5種類とシャンパン2杯が含まれている。シャンパンについてはちょいと制限はあるみたいだけど、デイリーのグラス(6種類くらい)からセレクトできる。とは言いつつ、デイリーのグラスはスパークリングなので、シャンパンではないものが含まれていたりはする。そのあたりは、分かった上でシャンパンだけをオーダーすれば良いんだけど、スパークリング・ワインとシャンパンの違いが分からない人もいると思われるので、このあたりはどうなんかなと思ったりはする。


 まず最初の料理がこれ。筍、白菜、蓮根などの白色野菜をシャンパン・ビネガーと醤油で調理したもの。乗せられているのは刻みオリーブ。料理と酒が、何をもってマッチしていると捉えるのかについては非常に難しいところがあると思う。メンソール的には、日本酒で合わせたい。白ワインでも良いけど、酸味の強いものは合わないような気がする。そういった意味では、シャンパンでも合うのかなと言う気はする。ただ、シャンパンの進み具合が早かったので、シャンパンでは少し弱いのかもしれない。



 
 こちらはふろふき大根。大根は、水&醤油だけで炊きあげたもので、ダシ等は使っていないらしい。かけられているのはホワイトソースにチーズと卵黄を加えたもの。乗せられているのはトリュフだそうだ。ソースの味が濃厚なので、ふろふき大根の微妙な味が吹っ飛んでるような気がしないではない。軽い目の赤ワインの方が良いような気が…。




 三品目はテリアテッレの和風ボンゴレ。料理としては美味しいんだけど、これに何を合わせるかとなると、かなり考えると思う。何もあわさずに、パスタだけ食べるというのが正解じゃないかな…。



 
 四品目ですが、牛ほほ肉です。置くに移っている『尾張のたまり』という醤油を使っているらしいです。味が濃厚なので、手前にジャガイモと玉ねぎのペーストが添えられています。シャンパンと合わせてみましたけど、赤ワインに替えました。赤ワインの方が合うと思います。




 五品目は、セレクトできるんですけど、卵かけ御飯にしました。各種醤油が楽しめると言うことだったので…。画像は、卵かけ御飯ではなくて、用意された醤油たちです。ただし、これらはごく一部で、実際にはこれの三倍程度の醤油が揃えられました。醤油による、卵かけ御飯の味の違いを楽しむにはいいかと思うんですけど、確かに、それぞれに異なった味が楽しめて楽しいんですけど、同時に落ち着かないです。インパクトのある醤油に出会っても、それが記憶に残りません。




 醤油とシャンパンというコンセプトは面白いんですけど、どうなんかなと言う感じ。少なくとも、シャンパンがベストマッチングになるという料理にはあえなかったです。もう一つ気になるのはタバコ。シャンパンのような繊細なものを扱っていて喫煙可というのはダメだろうと思ったりしました。



(店  名) フルートフルート
(ジャンル) シャンパン&醤油バー
(所 在 地) 大阪市北区曽根崎新地1-2-3 新地東商ビル地下一階
(電  話) 06-6347-1900
(営業時間) 18:00-26:00
(休  日) 日祝
(予  算) 5,000円くらい
(カ ー ド) 不可
(ウ ェ ブ) http://www.anjou.co.jp/shop/fluteflute/index.html
コメント
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