大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

なか(しゅん彩華)(中華料理/心斎橋筋)

2012年06月21日 22時40分56秒 | チャイニーズ
 一年くらい前だったかに教えてもらって、行きたいとは思ってたんですけど、なかなか行けなかった店です。
 
 まずはトリビーをオーダーしてメニューを吟味しているときに出されたのが、突き出し。中華料理で突き出しというか、前菜盛り合わせを一人分という感じで出してくれる店は珍しいと思うんですけど、たぶんこれは和食店で修行されたところが影響してるんじゃないかと思ったりします。



 
 まずは、太刀魚のサラダ。太刀魚はしっかりと脂がのっていて旨いです。サラダなので、メインは野菜達なんですけど、その中で太刀魚がしっかりと存在感を見せています。




 続いて、豚肉のニンニクソース。こちらも豚肉が旨いです。ニンニクはそれほど感じないんですけど、若干の甘味があって、優しさが感じられる味になっています。この優しさが、すべての料理を貫いていますので、シェフはたぶん優しい方なんでしょう。




 がしらの蒸し物。メンソールには若干辛口に感じました。関西風の甘辛くといった味付けではないというところもあるかと思うんですが、紹興酒が進みますねぇ。




 セロリとトマトのふわふわ卵は、本当にふわふわしていい感じです。このまま丼飯に乗せて食べても旨いだろうなと思ったりします。




 辛い物好きのメンソールがどうしても外したくなかったのが麻婆豆腐なんですが、これは肉の代わりにフグの白子を使ったもので、オーダーするときに辛い味付けが好きと伝えていたこともあって、辛い目に味付けはしてくれたんですけど、メンソールにはそれほど辛いとは感じなかったです。それよりも、辛口ではあるんですけど、柔らかい味なんですね。それに、フグ白子のとろとろ感と、豆腐のふわふわ感が絶妙のコンビネーションです。




 最後は水菜ともやしの焼きそばにしました。こちらも水菜ともやしのしゃきしゃき感と、麺のもちもち感がすごいコントラストです。




 インド料理でも同じような傾向があるんですけど、中華料理の場合は、どこの店に行っても同じような鯵の料理が出てくるわけですね。もちろん最近は、四川料理や北京料理、広東料理、台湾料理などがあって、それを売り物にしている場合もあるんですけどね。
 
 この店は、そうしたところとは違ってます。冒頭にも書きましたけど、たぶん和食店での修行の影響が大きく出てるんじゃないかと思います。なので、強烈なごま油の香り、甘酢の酸味などを求めていくと裏切られたりします。もちろん、いい意味での裏切りがあるわけなんですが…。その意味で行くと、エビチリソースと、エビマヨネーズソースがどういう風に仕上げられているのかはものすごく興味があるんですけどね。


(店  名) なか(しゅん彩華)
(ジャンル) 中華料理
(所 在 地) 大阪市中央区心斎橋筋2-3-5 日宝ファインプラザ二階
(電  話) 06-6213-3730
(営業時間) 18:00-26:00
(定 休 日) 日曜日
(席  数) カウンター10席
(ウ ェ ブ) http://verite-west.com/shop/shop11.html

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