大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

亜州食堂 チョウク(南インド料理/福島)

2008年08月06日 21時04分21秒 | カレー
 中華料理とひとまとめにされていたものが、四川料理、広東料理、北京料理、上海料理はそれぞれに特徴があることが認識されるようになってきましたが、同様なことがインド料理にもある。大別してナン、チャパティ、ロティ等のパンを主食とし、ギーやヨーグルトなどの乳製品を使う北インド料理に対して、米を主食とし、乳製品よりはココナッツミルクを使う。
 
 日本にあるインド料理店は、ほとんどが北インド料理店で、南インド料理店はきわめて少ない。南インド料理店ができても、「タンドリーチキンはないの?」とか客に聞かれて北インド料理店に転向してしまうことも多いらしい。
 
 
 さて、そんな珍しい南インド料理の店ができたと聞いたので、福島へ。2008年5月のグランドオープンだから、まだ3ヶ月くらいしかたってない。店にはいると、まずカウンターがあって、奥にはテーブル席もある。メンソールはランチタイムに行ったんだけど、メニューはミールス(850円)とマレーシア定食(750円)の他にサモサ(200円/個)とかもあった。メンソールの目的はミールスなので、もちろんオーダーはミールス。
 
 本場では、バナナの皮を葉の代わりとして、ご飯を手前中央に乗せ、それを取り囲むように各種のカレーを並べる。ここでは、バナナの葉ではなく、バナナの葉が書かれた四角い皿が使われている。ご飯については白飯とジャスミン・ライス(プラス100円)からセレクトできるので、メンソールはジャスミン・ライスを選んだ。
 
 まず、ダール(豆カレー)をライスにつけて食べ、次にサンバルを食べる。その後、この二種類を混合して食べる。あとは、ポリヤルも混ぜちゃう。一つ一つの味を確認したら、全部を混ぜて食べるのが南インドの流儀らしい。
 
 もちろん、メンソールは、スプーンは使わずに手で食べた。料理の感触を楽しむために、スプーンを使うのは嫌うらしい。実際にやってみると判るけど、スプーンを使うより、手で直接食べた方が旨いと感じる。メンソールは手で食べるのが旨いと言われてしまったが…。ちなみに、ミールスを手で食べると50円引きとなる。また、記念撮影してくれて、壁に貼りだしてくれる。グランドオープンから3ヶ月で、手で食べ切った人は45人程度。予想より多いのでびっくりしてるという話だった。
 
 メンソール的にはアチャールやパパドも添えてほしいとか、もう少し現地風に辛くしてほしいとかはあるんだけど、これからに期待しよう。ということで、食後はチャイで〆。ちなみに会計は前金制。入り口が狭いので、混雑を防ぐという配慮らしい。
 
 
 
 

(店  名) 亜州食堂 チョウク
(ジャンル) 南インド料理
(所 在 地) 大阪市福島区福島2-4-17
(電  話) 06-6453-0020
(営業時間) 11:00-15:00、17:30-20:30
(定 休 日) 日曜日(祭日は不定休)


◆ミールス
 南インド料理で言う定食のこと。英語のmealから来ているらしい。
 
◆ダール
 豆カレー
 
◆サンバル
 野菜カレー
 
◆ポリヤル
 野菜の炒め物
 
◆アチャール
 スパイスを使ったピクルスの様なもの
 
◆パパド
 ダールとスパイスで作った豆センベイのようなもの。

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