この界隈でうろうろすることが多かったりする。で、偶然見つけたトラットリア。その後、雑誌で紹介されたりしたみたいだし、シェフの実家が魚屋で魚料理が美味しいトラットリアだという評判も聞いたので、行ってみた。
今回は六人だったので、予約の時点でコース料理をサジェストされた。ウェブによるとディナータイムのコースはAコース(3,500円)、Bコース(5,000円)、Cコース(7,000円)の三種類。メンソールが予約時のオーダーしておいたBコースの構成は、前菜、パスタ、肉料理か魚料理、デザート、コーヒーとなっていて、しかもプリフィックスだったが、メンソールの場合はプリフィックスではなかった。やはり六人でバラバラなオーダーが出されると辛いところがあるんだと思う。店は、表通りから少し入ったところにあって、ガラス張りになっているので中はよく見える。マンションの一階に店があるので、マンション住人が出入りするのが見えたりもする。メンソールが行ったときも、満席状態で、予約なしで来た何組かが断れれていたようなじょうたいだったので、予約は必須と思った方がいいかもしれないが、実は三月号の『あまから手帳』で紹介されているので、その反響があるのかもしれない。
さて、コースの一品目はかぶらのポタージュスープ。illyのカップで供される。かぶらの繊維がそれほど気にならないけど、ほのかにかぶらの甘みが味わえる一品。メンソール的には、もう少しバターを使ってもらった方が好みでけど、この時点で味付けが濃厚だと、後に続くコースに影響が出るかもしれない。
二品目が、海の幸サラダ。シェフの力量が発揮されるだろうと期待したけど、ををっと唸るほどではなかったか。海の幸が彩りよくちりばめられていて、見た目にはすごく楽しい。サラダなので、ドレッシングが使われている。メンソールは酸味のきいたドレッシングが好きだといつも書いてるけど、こちらのドレッシングは酸味とともに若干の甘みを感じたりする。でも、それほど違和感はなかったから、これはこれでいいんだと思う。
さて三品目はパスタ。リングイネのズワイガニトマトソース。う~む。これはあかんだろうの一品だったかな。パスタはちょっと茹ですぎだったと思う。メンソールは別に、出された時点でアルデンテになってなければいけないとは思ってないんだけど、パスタにソースががなじんでない。つまり、パスタがそれ以上水分を吸収できなくなってからソースと合わされた可能性が高い。あと、ソースも若干薄かったように思う。ズワイガニのトマトソースと言えば、もっとかにの味と香りが濃厚に味蕾と鼻孔を刺激してくれるもんだと思うんだけどな。
四品目が、アンコウのロースト、パンチェッタ添え、ケッパーバターソテー。サラダ、パスタに続く魚介類系メニューの三品目で、かなり力の入った一品なんだろうと思う。アンコウの肉にはなかなか味がしみこむものではない。あえて煮込みではなくてローストしてバターソテーという料理法を選んだのは、多分ぷりぷり感があって淡泊な味わいのアンコウと、パンチェッタとケッパーでアクセントをきかせたソースのコントラストを狙ったものなんじゃないかと思う。添えられている春野菜などの苦みも、いい感じにまとまっている。因みにパンチェッタというのは、豚肉を塩漬けにして乾燥させたもので、イタリアンには欠かせない食材。日本では、レシピが紹介されるときにパンチェッタに代えてベーコンを使うようになってる場合が多いらしい。
パンの方はバゲットとハーブ入りフォカッチャの二種類。それはいいんだけど、出されるのが遅い。海の幸サラダを食べ終わって、パスタが運ばれてくる頃にようやく出てきた。二度ほどお代わりをしたんだけど、二度目は食事が終わる頃に運ばれてきたりした。ワインは白と赤の二本をオーダーした。白はワインクーラーに入れて冷えてからテーブルに持ってきてくれたんだけど、ワインストッカーってないんだろうか?。ちょっと心配になったりする。
五品目が、牛ホホ肉の赤ワインに込み。非常に濃厚な料理で、この日はノンアルコール組だったメンソールが、我慢できずにワインを飲んでしまった一品でもある。最初の一口目が若干甘すぎるように感じるんだけど、食べ進むにつれていい感じにまとまってくるような感じ。
次がドルチェ・ミスト。ティラミスと、松の実のパンケーキ、それからシャーベット。エスプレッソはデュピオと言ったら通じなかった。発音が悪かった中と思ってドォッピオと発音してみたけどだめだった。で、ダブルと言ったら通じたんだけど、やや大きい目のカップの底の方にわずかにエスプレッソが入っているという感じ。ちょっとバランスが悪くて情けないかも…。
コストパフォーマンスはいい店だと思う。料理が運ばれてくるタイミングがちょっと悪くて、料理と料理の間でかなり待たされたんだけど、満席なんだから仕方がないかもしれないとも思う。『あまから手帳』効果が去ったときに、落ち着いてもう一度行ってみたいかなとは思う。
(店 名) トラットリア・コバ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市北区西天満3-12-4 クリサンテームウェスト一階
(電 話) 06-6363-6338
(営業時間) 11:30-15:30、17:30-22:30
(定 休 日) 水曜日
(席 数) 18席
(ウ ェ ブ) http://coba.bz/
今回は六人だったので、予約の時点でコース料理をサジェストされた。ウェブによるとディナータイムのコースはAコース(3,500円)、Bコース(5,000円)、Cコース(7,000円)の三種類。メンソールが予約時のオーダーしておいたBコースの構成は、前菜、パスタ、肉料理か魚料理、デザート、コーヒーとなっていて、しかもプリフィックスだったが、メンソールの場合はプリフィックスではなかった。やはり六人でバラバラなオーダーが出されると辛いところがあるんだと思う。店は、表通りから少し入ったところにあって、ガラス張りになっているので中はよく見える。マンションの一階に店があるので、マンション住人が出入りするのが見えたりもする。メンソールが行ったときも、満席状態で、予約なしで来た何組かが断れれていたようなじょうたいだったので、予約は必須と思った方がいいかもしれないが、実は三月号の『あまから手帳』で紹介されているので、その反響があるのかもしれない。
さて、コースの一品目はかぶらのポタージュスープ。illyのカップで供される。かぶらの繊維がそれほど気にならないけど、ほのかにかぶらの甘みが味わえる一品。メンソール的には、もう少しバターを使ってもらった方が好みでけど、この時点で味付けが濃厚だと、後に続くコースに影響が出るかもしれない。
二品目が、海の幸サラダ。シェフの力量が発揮されるだろうと期待したけど、ををっと唸るほどではなかったか。海の幸が彩りよくちりばめられていて、見た目にはすごく楽しい。サラダなので、ドレッシングが使われている。メンソールは酸味のきいたドレッシングが好きだといつも書いてるけど、こちらのドレッシングは酸味とともに若干の甘みを感じたりする。でも、それほど違和感はなかったから、これはこれでいいんだと思う。
さて三品目はパスタ。リングイネのズワイガニトマトソース。う~む。これはあかんだろうの一品だったかな。パスタはちょっと茹ですぎだったと思う。メンソールは別に、出された時点でアルデンテになってなければいけないとは思ってないんだけど、パスタにソースががなじんでない。つまり、パスタがそれ以上水分を吸収できなくなってからソースと合わされた可能性が高い。あと、ソースも若干薄かったように思う。ズワイガニのトマトソースと言えば、もっとかにの味と香りが濃厚に味蕾と鼻孔を刺激してくれるもんだと思うんだけどな。
四品目が、アンコウのロースト、パンチェッタ添え、ケッパーバターソテー。サラダ、パスタに続く魚介類系メニューの三品目で、かなり力の入った一品なんだろうと思う。アンコウの肉にはなかなか味がしみこむものではない。あえて煮込みではなくてローストしてバターソテーという料理法を選んだのは、多分ぷりぷり感があって淡泊な味わいのアンコウと、パンチェッタとケッパーでアクセントをきかせたソースのコントラストを狙ったものなんじゃないかと思う。添えられている春野菜などの苦みも、いい感じにまとまっている。因みにパンチェッタというのは、豚肉を塩漬けにして乾燥させたもので、イタリアンには欠かせない食材。日本では、レシピが紹介されるときにパンチェッタに代えてベーコンを使うようになってる場合が多いらしい。
パンの方はバゲットとハーブ入りフォカッチャの二種類。それはいいんだけど、出されるのが遅い。海の幸サラダを食べ終わって、パスタが運ばれてくる頃にようやく出てきた。二度ほどお代わりをしたんだけど、二度目は食事が終わる頃に運ばれてきたりした。ワインは白と赤の二本をオーダーした。白はワインクーラーに入れて冷えてからテーブルに持ってきてくれたんだけど、ワインストッカーってないんだろうか?。ちょっと心配になったりする。
五品目が、牛ホホ肉の赤ワインに込み。非常に濃厚な料理で、この日はノンアルコール組だったメンソールが、我慢できずにワインを飲んでしまった一品でもある。最初の一口目が若干甘すぎるように感じるんだけど、食べ進むにつれていい感じにまとまってくるような感じ。
次がドルチェ・ミスト。ティラミスと、松の実のパンケーキ、それからシャーベット。エスプレッソはデュピオと言ったら通じなかった。発音が悪かった中と思ってドォッピオと発音してみたけどだめだった。で、ダブルと言ったら通じたんだけど、やや大きい目のカップの底の方にわずかにエスプレッソが入っているという感じ。ちょっとバランスが悪くて情けないかも…。
コストパフォーマンスはいい店だと思う。料理が運ばれてくるタイミングがちょっと悪くて、料理と料理の間でかなり待たされたんだけど、満席なんだから仕方がないかもしれないとも思う。『あまから手帳』効果が去ったときに、落ち着いてもう一度行ってみたいかなとは思う。
(店 名) トラットリア・コバ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市北区西天満3-12-4 クリサンテームウェスト一階
(電 話) 06-6363-6338
(営業時間) 11:30-15:30、17:30-22:30
(定 休 日) 水曜日
(席 数) 18席
(ウ ェ ブ) http://coba.bz/