あなろぐちっく

mintonのスナップと気まぐれつぶやきブログ。コメントは古い日記でもお気軽に。写真の無断利用は厳禁。

空色 桃色

2012年04月26日 22時55分54秒 | Finepix X100
昨日は社員と名古屋に出張。
会社を出るときはまだ寒くて二人ともベストを着ていたが、名古屋は暑くて上着まで脱いだ。
もう桜はどこにもなくて、ちょっと夏気分だ。
帰りは伊勢湾岸から東海環状道を経由して中央道に入った。
恵那山トンネルを越えると急に春に逆戻り。花桃は今からが見頃。
これから咲く桜さえある信州の春はまだまだ続く。
中央アルプスは一部が真っ白で、ここ数日でまた雪が降ったようだ。

それでも平地の桜は終わりつつある。
会社の近くの山吹の花も黄色いレンギョウも白い梨も桃も水仙も咲き始めた。
もう少しで林檎の花が咲く。


FINEPIX X100
2日前、出張途中に地元で撮影。

コメント (8)
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ガッツある人 2

2012年04月26日 08時27分23秒 | Finepix X100
先月テレビや新聞で報道されたので皆さんの記憶に残っているであろうし検索すれば出てくるので簡単に記しますが、バイオリン修復家中澤宗幸さんが被災された陸前高田を訪れたときに瓦礫の松を持ち帰り2台のヴァイオリンを作った。
1台は被災地にてイヴリー・ギトリスさんが演奏され、もう1台はヨーロッパに渡って千人のヴァイオリニストたちに演奏される。
3月の演奏会の準備のため陸前高田に入ったスタッフが瓦礫の中からスキー板をみつけて長野に持ち帰った。
製造したメーカーの小賀坂スキーはそれを陸前高田に返してあげようと修復をした。

世界でも数少ないストラディヴァリウスの修復を手がけることの出来る中澤先生の財団は長野市の日本ヴァイオリン文化芸術振興財団で、この財団の設立に奔走したのが僕のカヌー友達であり大先輩の美谷島健さん。
美谷島さんは小鹿坂スキーの社長とも懇意で、このスキーを先日陸前高田に届けに行って来た。

長野駅から1分ほどの場所にバイオリン工房を開いていて、ここには中澤先生の作業台やテーブルや古楽器などがあり、バイオリンを作ることに興味を持ってもらいできれば世界に通用する楽器職人が生まれてくることを願っている。

美谷島さんの活動の場は広いのでこれはほんの一部。実に魅力的な方だ。


これが作業台。


これが美谷島さん。

FUJIFILM FINEPIX X100
美谷島さんが抱えている板はメープル。長期間乾燥保存された良質の板をヴァイオリンの材料とする橋渡しもしている。
コメント (6)
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