風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

アップルパイ

2022-03-05 05:30:16 | こころ
アップルパイに似合うのは
珈琲?

やっぱり紅茶?
レモンかな?シナモンかな?

だけど
いつも裏切られる

やっぱりリンゴは
丸かじりがいいと

午後のひととき
アフタヌーンティーに憧れる

けれど口にするものはいつも
必要不可欠なことと

だらだら時間はあっても
楽しむ余裕がない

優雅に時間をこなせない
そう私の時間は

過ごすのでなくてこなすもの
あたふた先ばかり見つめてる

だからアップルパイに憧れて
そのアップルパイに失望する

そうだった
お米を研ぐときだって

美味しくなーれの願いと
感謝を忘れていた

昔 苦しいときに乗った
タクシーの運転手さんが

感謝して米洗ってるか?と声を
かけてくださった事があった

一人暮らしになって
緊張感のない日々に

ご飯を炊くのも一度に炊いて
小分けし冷凍しチンをする

なーんか感謝が足りないな
だからか

夫の乗る車イスを押して
散歩した頃のように

道端の小さな草の芽吹きにも
感動できなくなっている

アップルパイが不味いのでなく
不味いのは自分の心なんだな

コメント (2)
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