CubとSRと

ただの日記

包丁研ぎ

2023年02月25日 | バイク 車 ツーリング
 2月18日(土)

 今朝は4時前に起きる。が、散歩に出たのは5時を10分ほど回ってから。
 
 起き掛けのストレッチ。身体が硬い。昨晩の酒?寝るのが遅くなったから?

 明るくなるのがだいぶん早くなった。
 考えてみれば春分は3月21日。今日は2月18日。あと一ヶ月後。
 月は中天に懸かっている。
 いつもと同じく40分足らずで散歩から帰る。

 昨晩からの目論見通り、今日は包丁を研いでもらいに行くことにした。
 包丁研ぎは8時から11時の間だが、早いに越したことはない、と9時には着くつもりでいた。しかしいつもの通り、出たのが9時。

 ガレージのドアを開けようとしたら路面に雨粒が当たった跡が見えた。
 当たった後というより、今降ってる。ポツリぽつりと跡が増える。
 「昼から」或いは夕方から、という予報だったのに朝から?

 出ていくらもしないうちに、ヘルメットシールドを濡らすほどでもない雨粒は当たらなくなった。
 やれやれと思ったのはほんの一瞬。止んでしまえば雨のことなどすぐに忘れる。
 忘れっぽくなった?いや、これはバイクに乗り始めた昔から。バイクに乗っている時は考え事も続かない。それは~いいことだろう~♪ ん?

 それが隣市の市街に入ったら、いきなり小雨になる。ヘルメットシールドに雨粒が当たり、景色が歪んで見え始める。
 一瞬、引き返そうかと思ったが、ここまで来て引き返したら包丁研ぎは来週まで延期ということになる。
 雨具は持ってきてないが着ているものは冬用。防風=防寒=防水みたいなもの。少し辛抱して行った方が良いと覚悟を決める。
 覚悟を決めると妙なもので、雨が止む。

 ステンレスの安い包丁だから、研ぎに出すのはちょっと恥ずかしい、と思っていた。それで自分で研ごうと砥石を買って何度も研いだ。でも、普通に研げているかどうか分からない。
 本当の切れ味が分からないのに硬度の高いステンレスの包丁を研ぐ、というのはどんなもんだろう、ちゃんと研げているのだろうかと思い始めたのはいつからだったか。

 或る時、昔からの製法で作られた出刃包丁を買った。魚をおろすことがないから、買ったまま何年もほったらかしにしていた。
 偶々切り身を買って刺身にしようとした時、思いついて出刃包丁を取ってみた。そして切れ味の鋭さに驚く。
 鯖を三枚におろすことだけを考えて買ったのに、普段使っている三徳包丁より遣い勝手がよく、また、能く切れる。

 ひとつ奮発して、少し高めの鋼を付けたステンレスではない三徳包丁を買おうかと思ったりもした。
 けど、この包丁、料理なんてまともにしたことがなく、写真のたくさん入った料理の冊子を買ったとき、初めて購入した自分の包丁だ。24の時から45年、使い続けている。安物だって一生使えるものだ。いや、使うべきだ。
 「やっぱり研ぎに出そう」。そう思って持ってきた。

 夕方、早速使ってみた。
 特に切れ味が良くなったとは思わなかった。
 期待外れ?
 いや、思わないだけで、ほとんど抵抗なく鶏の筋が切れる。これまでとは明らかに違う。
 思わなかったのではなく、感じ取る能力ができてなかったということなんだろう。
 ということは、やはり自分ではまともな研ぎ自体ができてなかったという反証にもなるかもしれない。

 
 前後するが、帰路、また雨粒が当たり始める。
 結局、家に着くまでずっと雨を気にしながら走っていた。
 やっぱり雨や曇りの日は、乗っていてあまり楽しくはない。

 
 

 
 
 
コメント
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