郵便局に行って送金の手続き。
帰ったのが9時半。
テレビが壊れたままだから読み止しの本を眺めていたらそのまま転寝。
目が覚めて壁に掛けている時計を見たら11時半。
「あ!何だ!もう夜か!そんなに寝てたのか。けど、外が明るいような・・・」。転寝しただけなのに11時半ってどういうこと?
数秒間、理解ができなかった。
「もう11時半😵 !」、じゃなくて「まだ、11時半😓 」
まだ午前中だったんだ、と、やっと納得。
「これも斑ボケ」と分類されたら、たまったもんじゃない。けど、浅知恵で分類するんだよ、世の中ってのは。
特にそれが身内だったら余計に簡単に、非情に、やってしまう。そして曖昧な部分をボケの坂道に追いやってしまう。他人なら遠巻きに眺めているだけだけど、どうしても身内は心配のあまり、却ってそうやってしまう。身内がないからその心配はないんだけど。・・・それも良いような悪いような。
1時半頃、着替える。
ここ十数年してなかったネクタイを結ぶ。
丸首のセーターばかり着るのを良いことに、長い間全くネクタイをしなかったが、いつの間にか数十本持つことになったネクタイを墓場まで持って行けるわけでなし、断捨離の気持ちは全くないし。
第一、これらは全てその時々に(大袈裟だけど)全力を尽くして選び、購入した物なんだ。物欲の結果だけではない(と思う)。使わないで終えるのは自分に対して、そしてネクタイに対して失礼だ。だから、スーパーに行く時だってネクタイを締めてみようじゃないか、と以前日記に書いた覚えがある。ん?あれはジャケットだったか?・・・ネクタイも一緒!
ということで、厚手のウールのネクタイにした。上にマフラーを巻き、ダメ押しにダッフルコートも着た。十数年ぶりにしたネクタイは外からは全く見えない。それでもネクタイをして気持ちがしゃんとしたことは事実。
その格好でホームセンターに行き、手付き鍋、先日切れた代わりの蛍光管を買う。続けて給油に行く。野菜を買いにひよどり台へ。
さらに神戸の街まで出て、コーヒーを買う。
カッコつけなきゃ。「人は見た目が9割」、だ。
爺さんなんだから、せめて、ね。