NY市長(民主党)側近ら11名が辞職
州知事補佐官が中国のスパイだった。これら民主党の醜聞の影響は?
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NY州知事の筆頭補佐官が中国人女性スパイだった。この事件は全米を揺らした。その後の捜査で新しい事実が判明した。
主犯の孫斐は台湾当局者との連絡をたびたび妨害していたが、とりわけNY市が台湾に貿易事務所を設立する計画を妨害していた。
長年にわたった中国人スパイ妨害工作を知ったニューヨーク州経済開発局(エンパイア・ステート・デベロップメント)は台湾にニューヨーク国際貿易事務所を開設すると発表した。
孫斐と夫の胡暁は外国代理人登録法違反、ビザ詐欺、人身密航などの容疑で起訴された。胡暁は追加で銀行詐欺、資金洗浄などの犯罪関与容疑だ。
ただしホークルNY州知事自身は「ひとつの中国」の立場に立って台湾を主権独立国と認めるかとの質問に対し、「バイデン政権を支持する」と述べた。
孫夫妻はロングアイランド州マンハセットの350万ドルの住宅、ハワイ州ホノルルの高級コンドミニアム、2024年型フェラーリ・ローマ、中国特産品など中国から数百万ドルの返礼品を受け取った疑惑がある。
▼もっと醜悪なのはNY市長のエリック・アダムズだ
アダムス市長の側近11名が辞任した。最後まで腰を上げなかったシーナ・ライト首席副市長も10月8日に正式に辞任した。
市教育部長の夫デービッド・バンクスらNY市政府高官が次々と辞任を発表したにも関わらず、ライトは辞任を拒否してきた。
ライト首席副市長は市役所の副司令官であり、権限内のすべての副市長を監督し、市長が不在の場合は市長の職務を引き継ぐ重責をになった。
アダムス市長は「育児問題に関する彼女(ライト補佐官)の取り組みに言及し、「ライト氏は自分の仕事をうまくやり遂げ、私たち全員が人々の気持ちを理解できるようにしてくれた」と強調した。
フィル・バンクス公安担当副市長、上級顧問のウィニー・グレコ、イスラム社会連絡担当のモハメド・バヒ。国際問題担当補佐官ラナ・アバソワ、南アジア担当顧問アサン・チュクタイらが相次いで辞任した。
NYCは行政が麻痺している。民主党の牙城。選挙でどういう結果がでるか?
☆○◎☆み◎☆◎○や○☆◎○ざ☆○◎☆き☆◎○☆
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)10月11日(金曜日)
通巻第8454号 より
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