CubとSRと

ただの日記

「ニュースには尻尾がある」、のだそうだ。

2020年06月26日 | 心の持ち様
2015.11/05 (Thu)

 以前に何度か「ぼやきくっくり」さんのブログで目にしたのですが、青山繁晴氏、標題の言葉を能く使われるそうです。
 読めば何となく意味は分かるような気がする言葉です。
 おそらくは
 「ニュース報道は表面だけ見て額面通り受け取ると読み間違えることがある。誤報でなければ、その報道のどこかに物事の本質が垣間見えている筈だから、引っ掛かってみること。そして引っ掛かったことを調べれば、その報道の真意や事実が分かる」
 、ということなんでしょう。

 そうは言われても、これがなかなか難しい。自慢じゃないけど私のような重箱の隅つつきが趣味、みたいな人間だって一回聞いたくらいじゃわからない。文字で書き留められたものを二度三度、とにかく読み直さなければ「?」は出てこない。
 ニュースキャスターだって、コメンテーターだって、深刻そうな顔をして自分の(?)意見述べてるわけで、その「嘘なんかついてません!まるっきり本心、心の叫びです!」という顔つきから「物事の本質」を読み取ることなんて不可能です。
 彼・彼女だって本心から、(彼・彼女のレベルで)把握したことを口にしているだけなんだから(そりゃ、時にはプロデューサーの指示のまま、ということもあるでしょうけど)。

 けど、ニュースの本文を読めば、何となくそれらしきものが見えることもある。
 でも、またまた自慢じゃないけど(ホントですよ)、そんなの十本、二十本読んだ中で一つあれば良い方で。
 それも何度も読んで、のこと。やっぱりそう簡単には「尻尾」は掴めません。

 でも、青山氏の言通り、尻尾を掴まなきゃ、良く言えば「読み間違える」、悪く言えば「騙される」。
 先日の安保法制整備のための法律作りがそうでしょう?共産党の提唱する「野党連合」がそうです。
 「力を合わせ、安倍政権打倒だ!とにかく倒すのだ。倒せば結果はついてくる。」
 聞いただけならとにかく「勢い」「熱気」に押され、「なるほど、納得!がってん!」となる。

 でも、倒した暁には「明るい未来」「明るい世界」が広がっている!・・・・?具体的な「明るい未来」、「明るい世界」は、どこに提示されている?いや、いつ提示された?
 「とにかく明るい~」というお笑いのような根拠のない、「騙りもどき」、具体策のない「政権倒せ!」「戦争法案ぶっ潰す!」で明るい未来はできるのか。それじゃ「最小不幸社会」と何が違うんだろう。

 「尻尾を掴む方法」。
 それが昔から能く言われてきた「複眼視」、或いは「多面的思考」というやつだ。

 もっとも、この言葉を知った時、
 「複眼なんて持ったことないもの。目は二つしかないし。『多面的』ったって新聞くらいしかニュースは入ってこないじゃないか」
 、と絶望的になるかも。少なくとも私はそうでした。

 でも、そうするしかない。じゃあ、具体的にどうするんだ!



                 (続く)
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