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ただの日記

百聞は一見に如かず

2020年05月25日 | 心の持ち様
2017.07/02 (Sun)

 首相演説に「辞めろ」「帰れ」の声 都議選で初の街頭に  

 安倍晋三首相(自民党総裁)は1日夕、東京都千代田区のJR秋葉原駅前で、都議選(2日投開票)の応援演説を、初めて街頭で行った。学校法人「加計学園」の獣医学部新設などをめぐり政権への批判が高まっており、聴衆の一部から「安倍辞めろ」「安倍帰れ」コールが巻き起こった。

 同駅前には、自民党の支援者が集まり、日の丸の小旗を振る姿などが見られた。一方で、「安倍政治を許さない」「国民をなめるな」「臨時国会をいますぐ開け」などの横断幕やプラカードを掲げる一団も。党関係者が「自民党青年局」と書かれた旗を林立させて、プラカードなどを見えなくしようとした。
 首相の演説が始まっても「辞めろ」「帰れ」コールはやまない。これに対し、首相が「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」「憎悪からは何も生まれない。こういう人たちに負けるわけにはいかない」と反論する一幕もあった。
 首相はこれまで、ヤジが飛ぶ可能性が高い街頭で演説は行わず、党支援者が多い小学校の体育館に限っていた。都議選での街頭演説は、この日が最初で最後となった。

 http://www.asahi.com/articles/ASK715Q1DK71UTFK00C.html?ir...


 朝日新聞のデジタル版に出ていた記事です。
 やはり上手ですね、印象操作が。

 ・学校法人「加計学園」の獣医学部新設などをめぐり政権への批判が高まっており、聴衆の一部から「安倍辞めろ」「安倍帰れ」コールが巻き起こった。

 →「政権批判が高まっている」から「安倍辞めろ」「安倍帰れ」コールが巻き起こった。
 政権批判が高まっていることと、帰れコールの直接のつながりはないんですよ?しかしこの文章からは、自民党の支持勢力の中に批判的な者がいて、そのグループが帰れコールをやっていたようにしかとれません。

 ・同駅前には、自民党の支援者が集まり、日の丸の小旗を振る姿などが見られた。一方で、「安倍政治を許さない」「国民をなめるな」「臨時国会をいますぐ開け」などの横断幕やプラカードを掲げる一団も。

 →「同駅前には、自民党の支援者が集まり~」「一方で、~を掲げる一団も。」
 「自民党支持者と妨害者の集団」、と捉えず、飽く迄も「安倍政権支持者」と「批判者グループ」という形で、「ここにいる者は基本的には自民党支持者」としています。

 ・首相はこれまで、ヤジが飛ぶ可能性が高い街頭で演説は行わず、党支援者が多い小学校の体育館に限っていた。
 →この文章はアサヒの面目躍如、といった趣があります。この文章、何の意味があるんでしょうか。
 本来なら、
 「首相はこれまで、街頭で演説は行わず、小学校の体育館で行っていた」
 、で終わる文章につけられた説明が、
 「ヤジが飛ぶ可能性が高い街頭で」は行わない。
 「党支援者が多い」小学校の体育館に「限っていた」。

 全体をまとめると、
 「安倍政権への批判が高まり、自民党支持者の中にも反対者が増えてきた。結果、「安倍辞めろ」「安倍帰れ」コールが巻き起こることになり、これまで支持者の集会でのみ行われてきた首相の演説は、演説が始まってもやまない「辞めろ」「帰れ」コールのために、この日が最初で最後となった」
 、ということになりますか。
 
 そういうわけで「百聞は一見に如かず」。
 保守速報さんのところにあった写真を持ってきました。
 演説が始まるよりもだいぶ早く、取材陣の確保している場所の隣に陣取る。(勿論、大きく映るためですよ)そうやって、用意していた大きな幕を広げる。
 幕には「安倍辞めろ」と書いてある。
 どう見たって、これはよそから来た単なる妨害者集団でしょ?

 朝日新聞、この写真を挙げてこの記事、ということなら、「能くやった!」とほめたいけど、それはできないでしょうね。
 「お前、どこ見て記事書いてんだ!」と突っ込まれるだろうから。
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