長島充-工房通信-THE STUDIO DIARY OF Mitsuru NAGASHIMA

画家・版画家、長島充のブログです。日々の創作活動や工房周辺でのできごとなどを中心に更新していきます。

440. グループ展『精筆の画家 11』展 が始まっています。 

2021-10-18 14:50:53 | 個展・グループ展
今月、9日から東京銀座の青木画廊企画により開催されている『精筆の画家 11』展もちょうどターニング・ポイントを過ぎ、後半に入りました。僕もここまで初日と16日は午後から在廊しました。

このブログで以前にも投稿しましたが、僕自身はコロナ禍となってからは個展を延期または中止とさせていただいている。それはご来場いただく方々のことに配慮した結果なのだが、このことを「英断ですね」と言ってくれる方もいるし「何故、作品を発表しないのですか?」と心配して聞かれる方もいる。このコロナ禍の中でも企画展を開催している画廊も多いのだが、開催する、しないは作家の方の考え方にもよると思っている。

初日、画廊への行き、地下鉄の東銀座駅から地上に出て銀座通りをゆっくり歩いてみた。週末の歩行者天国である。「人が多い!!」まぁ、東京都の緊急事態宣言も解除となり、多くの人たちが自粛生活の鬱屈した気持ち解放されたのだろうか?人間ガマンにも限界があるということなのだろうか? 予想以上の人手にちょっと驚いてしまった。

13時前に画廊に到着するとすでに何人かの出品作家とお客さんが来ていて作品を前に歓談されていた。当然会場は換気や、消毒等感染症対策には十分に配慮している。今回は青木画廊の開廊60周年記念企画展。銀座の同じ場所に60年も営業して来たというだけでも凄いことだが、取り扱う美術家、作品もシュールレアリズムや幻想美術に関係するものばかりをブレずに続けてきたことが驚嘆に値する。以前よりも減少したからといってもまだまだ画廊の多い銀座だが、そんな画廊は他には存在しない。まさに「都市伝説」の画廊なのである。

午後、人の流れが多く集中する時間帯があり、「密」になるため、出品作家は遠慮して画廊の外へ出たりした。午後、4時半を過ぎると通常ならばお酒とオードブルが出て、オープニング・パーティーになる時間なのだが、今回はこの状況下なのでいつもより密やかに軽くワインでの乾杯となった。

ベテラン、中堅の幻想美術家の作品、約30点が展示される今回の企画展、10/22(金)17時迄の開催となります。お近くにお寄りの際はご高覧いただければ幸いです。

●青木画廊 HP http://www.aokigallery.jp

画像はグループ展、初日の風景と僕の絵画作品新作3点の展示状況


      



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1 コメント

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いつもお立ち寄りいただきありがとうございます。 (uccello)
2021-11-28 21:29:17
ブロガーのみなさん、いつもマイブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。リアクションいただいた方々、感謝いたします (^_^)。
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