菜の花と、帰ってきた「はやぶさ」
ブルートレイン「はやぶさ」が九州に帰ってきました。
ちょうど1年前に、惜しまれながら廃止された寝台特急「はやぶさ」。
九州内のみを走るリバイバル列車として、今日(平成22年3月20日)復活運転が行われたのです。
→「ブルートレイン」時刻表と「はやぶさ」「なは」運行記念入場券のご案内(肥薩おれんじ鉄道公式ホームページ)
今回の運転区間は門司港―鹿児島中央間。
残念ながら現役当時そのままに東京駅までは走りませんが、
JRの鹿児島本線と、九州新幹線開業後は第3セクター鉄道の肥薩おれんじ鉄道として分離された区間を直通運転します。
鹿児島本線の熊本より南の区間を「はやぶさ」が走るのは、平成9年に熊本―西鹿児島(現:鹿児島中央)間の運転が打ち切られ運転区間が東京―熊本に短縮されて以来、実に13年ぶりのことです。
ちょうど今、九州熊本は桜もほころび始め春うららの季節。のんびりと“見る鉄”をするにはいい季節です。
という訳で…
復活「はやぶさ」が数分間運転停車する肥薩おれんじ鉄道の肥後高田駅に見る鉄しに行ってきました。
自宅最寄りのJR鹿児島本線の駅から八代駅へと向かい、肥薩おれんじ鉄道に乗り換えて発車。
車窓には桜の花が見えていますね。


線路際には菜の花も満開です。
いつの間にか、熊本も春本番になっていました。

桜と菜の花を見ているうちに、肥薩おれんじ鉄道の列車は球磨川を渡ります。
この球磨川鉄橋は、有名な鉄道の撮影地。河岸の堤防上にはカメラを構えた人たちがズラリ。
全国的に、「撮り鉄」と呼ばれる連中の傍若無人な暴走ぶりが問題視されていますが、皆さんマナーを守って楽しく鉄道を楽しんで欲しいものです。

肥後高田駅に到着。
ここで列車を降りて、「はやぶさ」の到着を待ちます。
駅構内は狭くて、「はやぶさ」の先頭の機関車はプラットホームの先に飛び出して停車しそうだったので、機関車の顔とヘッドマークがよく見えるように駅から出て裏の公道上に移動。
暫くすると、列車の接近を知らせる放送が鳴り響きます。駅にも見物に来た人たちが集まってきました。
やがて…
ゆっくりと、見慣れた懐かしい赤い顔の電気機関車ED76が「やぁ、久し振り!」という感じで現れました!


柵の側まで寄って、間近からじっくりED76を見ます。
今日は66号機が牽いて来ましたねぇ。
ヘッドマークは現役時代に使われていたものとは異なり、隼の身体が灰色に塗られた「本州タイプ」のデザインに近いものですね。今回の運転のために新調したんでしょうか、真っさらでピカピカです。
やがて川内方から、行き違いの肥薩おれんじ鉄道の普通列車が到着。
「はやぶさ」はまたゆっくりと、春の駅を離れていきます。
「あ~あ、行っちゃった…」
やっぱり、列車を見ていると乗りたくなりますね。でも、もう「はやぶさ」に乗って東京へ行くことは出来ないんだよなぁ…
最後にちょっと寂しくなってしまいましたが、うららかな午後と見る鉄を満喫した春の休日でした。
(尤もこの後、「はやぶさ」が出て行った直後に天気が急変して春の嵐が襲来、暴風と豪雨に襲われて散々な目に逢いましたが…w)

ちなみに「はやぶさ」は、来週もう一回走るそうですよ。
今度はどこで“見る鉄”しようかなぁ…
ブルートレイン「はやぶさ」が九州に帰ってきました。
ちょうど1年前に、惜しまれながら廃止された寝台特急「はやぶさ」。
九州内のみを走るリバイバル列車として、今日(平成22年3月20日)復活運転が行われたのです。
→「ブルートレイン」時刻表と「はやぶさ」「なは」運行記念入場券のご案内(肥薩おれんじ鉄道公式ホームページ)
今回の運転区間は門司港―鹿児島中央間。
残念ながら現役当時そのままに東京駅までは走りませんが、
JRの鹿児島本線と、九州新幹線開業後は第3セクター鉄道の肥薩おれんじ鉄道として分離された区間を直通運転します。
鹿児島本線の熊本より南の区間を「はやぶさ」が走るのは、平成9年に熊本―西鹿児島(現:鹿児島中央)間の運転が打ち切られ運転区間が東京―熊本に短縮されて以来、実に13年ぶりのことです。
ちょうど今、九州熊本は桜もほころび始め春うららの季節。のんびりと“見る鉄”をするにはいい季節です。
という訳で…
復活「はやぶさ」が数分間運転停車する肥薩おれんじ鉄道の肥後高田駅に見る鉄しに行ってきました。
自宅最寄りのJR鹿児島本線の駅から八代駅へと向かい、肥薩おれんじ鉄道に乗り換えて発車。
車窓には桜の花が見えていますね。


線路際には菜の花も満開です。
いつの間にか、熊本も春本番になっていました。


桜と菜の花を見ているうちに、肥薩おれんじ鉄道の列車は球磨川を渡ります。
この球磨川鉄橋は、有名な鉄道の撮影地。河岸の堤防上にはカメラを構えた人たちがズラリ。
全国的に、「撮り鉄」と呼ばれる連中の傍若無人な暴走ぶりが問題視されていますが、皆さんマナーを守って楽しく鉄道を楽しんで欲しいものです。

肥後高田駅に到着。
ここで列車を降りて、「はやぶさ」の到着を待ちます。
駅構内は狭くて、「はやぶさ」の先頭の機関車はプラットホームの先に飛び出して停車しそうだったので、機関車の顔とヘッドマークがよく見えるように駅から出て裏の公道上に移動。
暫くすると、列車の接近を知らせる放送が鳴り響きます。駅にも見物に来た人たちが集まってきました。
やがて…
ゆっくりと、見慣れた懐かしい赤い顔の電気機関車ED76が「やぁ、久し振り!」という感じで現れました!


柵の側まで寄って、間近からじっくりED76を見ます。
今日は66号機が牽いて来ましたねぇ。
ヘッドマークは現役時代に使われていたものとは異なり、隼の身体が灰色に塗られた「本州タイプ」のデザインに近いものですね。今回の運転のために新調したんでしょうか、真っさらでピカピカです。
やがて川内方から、行き違いの肥薩おれんじ鉄道の普通列車が到着。
「はやぶさ」はまたゆっくりと、春の駅を離れていきます。
「あ~あ、行っちゃった…」
やっぱり、列車を見ていると乗りたくなりますね。でも、もう「はやぶさ」に乗って東京へ行くことは出来ないんだよなぁ…
最後にちょっと寂しくなってしまいましたが、うららかな午後と見る鉄を満喫した春の休日でした。
(尤もこの後、「はやぶさ」が出て行った直後に天気が急変して春の嵐が襲来、暴風と豪雨に襲われて散々な目に逢いましたが…w)

ちなみに「はやぶさ」は、来週もう一回走るそうですよ。
今度はどこで“見る鉄”しようかなぁ…