令和5年7月7、10、12日の3日間、気仙沼市、南三陸町の各営農センター管内で、JA新みやぎ主催の水稲あぜ道相談会が開催されました。
気仙沼3か所、志津川1か所の計4か所の水田を会場に、合計27名の農家が参加しました。
相談会では、気仙沼農業改良普及センター担当者から現在の生育と追肥・防除等の今後の注意点について説明後、農薬販売店・メーカーから自社商品の紹介を受け、ほ場を見ながら管理の要点を確認しました。
今年は5月の移植以降、高温で推移しているため、水稲の生育も早まっています。
そのような中、いずれのほ場も生育は良好で、雑草・病害虫の発生も確認されず、畦畔の草刈り等もされ、適切に管理されていました。
参加した農家からは、幼穂形成期の追肥の判断や施用量、今後予定されるいもち病や斑点米カメムシ類の防除、後発雑草等の対策や高温下での水管理等について、熱心に質問があがり、盛んに情報交換が行われました。
普及センターでは、HP等で随時稲作情報を発行するとともに、現場の相談にも対応していますので、お気軽にお問合せください。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606