宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水田を活用した露地園芸に取り組もう!品目拡大推進研修会を開催しました。

2024年12月09日 15時41分53秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

11月18日、柴田町のJAみやぎ仙南本店大会議室において「仙南地域における水田を活用した露地園芸品目拡大推進研修会」を開催しました。

研修会では宮城県農業・園芸総合研究所から、ばれいしょ、たまねぎ、さつまいもなどの水田を活用して栽培する露地園芸品目を導入するための経営シミュレーションシステム「水田を活用した露地園芸品目導入の手引き」について説明しました。これは水稲や大豆などの土地利用型作物と園芸作物を組み合わせ、各作物の栽培規模に応じた労働力、経営収支を計算できるシステムで、水田をベースに農業経営を進める経営体において活用が期待されています。

続いて当普及センターから管内で栽培されている露地園芸品目の状況報告を行うとともに、JAみやぎ仙南からは、たまねぎを中心とした露地園芸品目への取組状況について説明がありました。

また、実践事例として水田でばれいしょを栽培している東松島市の農事組合法人「おおしお北部」の大崎康代表から大豆や飼料作物等との輪作体系や耕畜連携体制、機械化一貫体系への取組についてご講演いただきました。

 研修会には、水田における高収益作物として園芸品目の導入を検討している農地整備事業実施地区及び予定地区の農業法人や農業者、関係機関等およそ90名が参加し、熱心に聞き入っていました。

 普及センターでは、引き続き水田を活用した露地園芸品目に取り組む経営体を支援して参ります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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令和6年度リーダー研修会が開催されました

2024年12月09日 10時31分55秒 | ②新たな担い手の確保・育成


 令和6年12月3日(火)に、柴田郡川崎町で栗原市生活研究グループ連絡協議会のリーダー研修会が開催され、会員12人が参加しました。
 午前は、さつまいもの生産と焼き芋や干し芋への加工・販売を行っている「おいもや芋蔵(いもくら)」を視察しました。岩渕代表にさつまいもの加工場をみせていただきながら、生産・加工・販売についてのお話をいただき、参加者からはさつまいもの定植や管理、貯蔵方法など様々な質問が出されました。
 午後は、商品陳列の工夫やSNSを活用した情報発信、食品ロスを減らすための取り組みを行っている「株式会社生駒農場」を視察しました。生駒代表取締役に取り組みについての説明をいただき、参加者は店内を見回りながら商品の陳列等について学んでいました。
 普及センターでは、今後も同協議会の活動を支援していきます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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(有)川口グリーンセンターが内閣総理大臣賞を受賞しました

2024年12月09日 10時29分15秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化


 令和6年11月23日(土)に明治神宮会館で第63回農林水産祭式典が執り行われ、有限会社川口グリーンセンター(栗原市一迫)が多角化経営部門で内閣総理大臣賞を受賞しました。
 同社は、「ふるさとを明るく元気に賑やかに」という方針のもと、中山間の水田地帯で約80haを耕作し、花きの生産や米粉パンの製造・販売、米の通信販売や輸出など、米にこだわった多角的な経営を行っています。
 今回は、「米」の付加価値を高める販売展開で水稲部門の規模を拡大したことや、経営の多角化により雇用を創出したことが評価され、受賞に至りました。
 この度は誠におめでとうございます!

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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