宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

亘理町逢隈地区しゅんぎく相互視察が開催されました

2024年12月05日 18時21分20秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

管内のしゅんぎくは、昭和40年代初め頃から亘理町を中心に栽培が始まり、生産量は年間90トンにのぼり、周年出荷の産地として消費者・実需者からの人気も高く、主に京浜や仙台市場に出荷されています。

本格的な秋冬期の出荷シーズンを前に、生産者同士のほ場を視察しながら技術研鑽を行う目的で相互視察が開催されました。

当日は、3戸の農家を訪問し、灌水方法、追肥方法等の管理のポイントを各生産者から説明していただきました。出席した生産者からも技術的な情報交換が積極的に行われ、しゅんぎくの生産歴が長いベテラン農家らしい経験や工夫に富んだ技術について教えていただき、活発な情報交換となりました。

当普及センターからは、栽培管理のポイントや生理障害、病害虫の見分け方等について資料に基づき情報提供を行いました。

当普及センターでは、しゅんぎくの安定生産を引き続き支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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岩沼ハウス組合のきゅうり抑制作反省会が開催されました

2024年12月05日 18時09分23秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

名取岩沼地域は、きゅうりの周年産地です。7月から11月まで栽培・出荷を行う抑制作型の終盤となり、令和6年11月12日(火)に「岩沼ハウス組合抑制作反省会」が開催されました。

各組合員からは、夏季高温下で栽培に苦慮したことや9月の曇雨天での管理が難しかったこと、またウリノメイガの防除に苦慮したこと等の反省点が挙げられました。他方、コーヒー残渣を活用した土壌還元消毒を実施したことにより「ホモプシス根腐病の発生が全ほ場で抑制された。」との嬉しい報告もありました。

当普及センターからは、次作に向けた土壌分析診断書の説明を行いました。以前よりも土壌中の肥料分の蓄積は抑えられているものの、苦土加里比や石灰苦土比を適正に保つ肥料の種類や施肥量について熱心に耳を傾ける姿が印象的でした。

当普及センターでは、きゅうりの安定生産に向け、引き続き支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 


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農福連携事業を活用したさつまいも熟成貯蔵庫のお披露目会が開催されました

2024年12月05日 16時56分45秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

11月29日(金)「ノウフクの日」に名取市にある障がい者就労支援施設「一般社団法人こねくと ラ・フレーズ(以下、ラ・フレーズ)」でさつまいも熟成貯蔵庫と作業場のお披露目会が開催されました。収穫されたさつまいもは、腐敗防止のため温度30〜35℃、湿度85〜90%で4日間処理してから、13℃の定温庫で熟成させることで、より甘くなると説明がありました。

ラ・フレーズは、いちご、ぶどう、さつまいもの栽培に取り組んでいる障がい者就労支援施設です。さつまいもは名取市北釜地区で栽培されていた「仙台金時」を2年前に引き継ぎ地元の生産者から技術指導を受けて栽培しています。

お披露目会では、名取市長から障がい者の方々が適正な賃金を得て働き、活躍できる場として期待しているとの祝辞を述べられていました。代表からは、さつまいも栽培の経過について、地元の生産者や働いている方からの感想をもらいながら報告されました。その後、さつまいも収穫の実演と施設見学が行われました。

当普及センターでは、今後も農福連携の活動を支援していきます。

<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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女性交流研修会が開催されました

2024年12月05日 09時34分50秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会の女性交流研修会が令和6年11月29日に開催され、グループ員19人、市町や普及センターが参加しました。

 研修会では、最初に講演が行われ、非営利活動法人ウィメンズアイ南三陸事務所の栗林美知子所長から女性の社会参画をテーマに活動の経緯や内容を紹介していただきました。続いて、3班に分かれ、若い世代に継承するための協議会活動についてワークショップが行われました。いずれの班においてもグループ員が積極的に意見を交換して盛り上がり、交流も深めた様子でした。

 普及センターでは、これからも生活研究グループの活動を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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