2月13日及び14日の両日,白石刈田地区酪農組合連合会主催による乳房炎対策研修会が開催されました。白石刈田地区酪農組合連合会は白石市,蔵王町及び七ヶ宿町の3市町の酪農組合の連合会であり,酪農の資質向上のために年数回の研修会を開催しています。
今回の研修会は,渥美牛群管理サービス及び(株)日本全薬工業のご支援をいただき,エムズ・デーリィ・ラボ 三好志朗獣医師を講師に乳房炎対策について研修しました。
13日は蔵王町の(株)ゼルコバドリームにおいて,バーンミーティングを実施し,牛舎環境を見ながら今後さらに改善できる点についてご指導いただきました。参加者は自分の農場でも活用できそうな乳房炎対策を得るために真剣に話を聞いており,また活発に質問が飛び交い有意義なバーンミーティングとなりました。翌日の14日は大河原合同庁舎において「乳房炎コントロールのための次のステップ」という演題でご講演をいただきました。座学でじっくりと乳房炎対策について学べ,バーンミーティングとは違った視点で乳房炎の機序や対策を学習することができました。
2日間の研修会を通して,参加者からは「わかりやすくて非常に参考になった。」,「具体的な対策について話を聞くことができて良かった。」との声が聞け,農場での乳房炎対策のさらなる意欲を増した様子でした。
普及センターでは今後も白石刈田地区酪農組合連合会会員や酪農ガールズ等の酪農生産者の酪農技術及び経営向上を支援してまいります。
バーンミーティングでの様子 講演会の様子
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138