平成26年2月10日(月)に、農産物直売所「平沢穀菜センター」を運営する色麻町穀菜会の主催で「大崎地域の農産物等の放射性物質対策問題と対策」をテーマにした研修会が開催されました。
色麻町穀菜会は、平成9年に設立され、現在の会員53名で、平沢穀菜センターでの農産物や加工品販売などの運営に当たっています。研修会は、同会の通常総会終了後に開催されたものです。
普及センターから、色麻町を含む大崎圏域の農林産物の放射性物質検査の状況や対策について説明し、会員の皆さんは、真剣なまなざしで聞いていました。
放射性物質の対策については、「カリ肥料の散布や堆肥の施用による土壌中のカリ含有量の増加、適切な作土深の確保、土壌酸度の改良、刈り取りの際は土からの汚染防止」を今後も引き続き徹底いただくように説明しました。
生産活動を前に、「食品を生産する者としての責任と自覚を持ち、緊張感を持って生産活動を展開すること」を会員同士が確認しあう研修会でした。
普及センターでは、この地域における放射性物質の状況や対策についての最新情報を提供するとともに、安全・安心な農産物生産に向け関係機関と連携して支援してまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910