宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

色麻町穀菜会で「放射能問題」をテーマに研修会を開催

2014年02月18日 18時08分12秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成26年2月10日(月)に、農産物直売所「平沢穀菜センター」を運営する色麻町穀菜会の主催で「大崎地域の農産物等の放射性物質対策問題と対策」をテーマにした研修会が開催されました。
 色麻町穀菜会は、平成9年に設立され、現在の会員53名で、平沢穀菜センターでの農産物や加工品販売などの運営に当たっています。研修会は、同会の通常総会終了後に開催されたものです。
 普及センターから、色麻町を含む大崎圏域の農林産物の放射性物質検査の状況や対策について説明し、会員の皆さんは、真剣なまなざしで聞いていました。
 放射性物質の対策については、「カリ肥料の散布や堆肥の施用による土壌中のカリ含有量の増加、適切な作土深の確保、土壌酸度の改良、刈り取りの際は土からの汚染防止」を今後も引き続き徹底いただくように説明しました。
 生産活動を前に、「食品を生産する者としての責任と自覚を持ち、緊張感を持って生産活動を展開すること」を会員同士が確認しあう研修会でした。
 普及センターでは、この地域における放射性物質の状況や対策についての最新情報を提供するとともに、安全・安心な農産物生産に向け関係機関と連携して支援してまいります。

 


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910
         


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成25年度集落営農組織研修会が開催されました

2014年02月18日 16時15分52秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 仙台農業改良普及センターでは,2月13日(木),JAあさひな集落営農組織連絡会と共催で,集落営農組織研修会を開催しました。
 黒川郡内には,現在集落営農組織が42組織(うち特定農業団体26組織)設立されており,このうち3つの組織が法人化し,現在4つの組織が法人化を目指して準備をしています。
 今回は,ホライズンコンサルティンググループ株式会社代表取締役 庄司和弘先生を講師に「儲かる農業をデザインしよう」と題した講演をいただきました。
 当日は,集落営農団体の関係者をはじめ,関係機関などから会場いっぱいの参加者が集まり,組織として存続・成長していくために,いかに売上げを上げていくかというお話に,熱心に聞き入っていました。
 講演終了後も,先生に直接質問をする参加者が出るなど,集落営農組織関係者は大変刺激を受けた様子でした。
 普及センターでは今後も集落営農組織を支援して行きます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする