宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

パソコン簿記で青色申告を目指そう!

2014年02月10日 12時03分30秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 「くりはらMMN塾」農業経営コースパソコン簿記講座は,平成25年8~9月に開催した「農業簿記基礎講座」の受講者30名を対象として,パソコンを使った複式簿記による青色申告の実施に向けて行いました。
 開催日は,平成25年12月25・26日,平成26年1月22・23日,28・29日の6日間で,受講者の都合に合わせ,2回に分けてそれぞれ3回の講習を行いました。
講座は,東北職業能力開発大学校のパソコン室を会場に行われ,参加者は一人一台のパソコンと向き合い,農業簿記の体験ソフトを使って演習問題に取組み,最終日には,決算修正までの演習問題を終え,青色申告決算書を打ち出す作業を行いました。全講習終了後,受講生には修了証書が授与されました。
受講生の中には,パソコン簿記を初めて行う方も多く,「付いていくのがやっとだった。」という声もありましたが,第2回,第3回と進める中で「なるほど」と納得する様子が見られました。
パソコン簿記講座を受け,今年度の青色申告の実施のための準備を行っている方も多いため,受講者に対するアフターフォローにも力を入れていきます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0228-22-9437 
FAX:0228-22-6144


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「せん定講習会」と「防除暦説明会」で栗原のおいしいりんご作りスタート!

2014年02月10日 11時49分44秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成26年1月30日(木),栗原市高清水福塚を会場に,栗原市果樹連絡協議会(会長:佐藤常秋,会員43名)がせん定講習会を開催しました。農業・園芸総合研究所の講師陣にせん定をお願いして3年目になる樹はほぼ樹形が完成し,着生した花芽をフルに活かし「より収量を上げるには」,「樹勢・樹形を維持するには」を視点に,結果枝の配置を重点に指導を受けました。また,気象条件や有機質肥料を使用した場合の肥効の現れ方などについて指導を受け,参加者は自園のりんごの樹を思い浮かべながら,講師の実演を見入っていました。
せん定講習会終了後,高清水コミュニティセンターに会場を移し,普及センターより「堆肥の正しい知識」と「平成26年産りんご病害虫防除暦説明会」を開催し,平成25年産りんごにおける降水量と防除のタイミングによる病害の発生状況の違いについて解析結果を情報提供し,それを踏まえ輪紋病と炭そ病,褐斑病の発生生態について深く掘り下げ講習会を実施しました。
せん定講習会,防除暦説明会ともにその年のりんご栽培のスタートを切る大事な講習会であり,参加した30名の生産者は講師の話に真剣に耳を傾けていました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9437       
FAX:0228-22-5795・6144

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農業未来塾簿記研修会を開催しました!

2014年02月10日 10時29分12秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
若手農業者を対象に,農業簿記と税金を学ぶための農業未来塾農業簿記研修会(全3回)を開催しました。開催時期は,平成25年12月17日,平成26年1月17日,1月29日で延べ38人が参加しました。
研修会では,板倉税理士を講師として,農業簿記の基本から税金の概要,節税対策などを学びました。
 農業簿記の基本な考え方から記帳の実務,決算整理などのほか,複式簿記記帳による青色申告控除などの説明を受けました。
 また,税金については,税金の種類や税のしくみ,消費税や農業に関わる税制度の解説を受けたほか,法人化による税控除や相続税と贈与税の扱いなどについても講義を頂きました。参加者は関心を持って聞き入っており,簿記の必要性や税金のしくみを知ることの大切さについて理解が向上したようでした。
 普及センターでは今後も若手農業者の資質向上を支援してまいります。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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