宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大崎地域農業未来塾現地視察研修会を開催

2014年02月03日 16時34分16秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成26年1月14日,地域若手農業者の経営感覚の向上と復興状況を確認の上,沿岸部との連携を模索するため開催しました。
 当日は,震災復興のため各方面からの支援を受け新たに設立,または再開した大規模施設園芸の「株式会社一苺一笑(山元町)」,「株式会社みちさき(仙台市宮城野区)」及び土地利用型農業の「株式会社耕(カルチェ)(仙台市若林区)」,6次産業化に取り組む「農事組合法人仙台イーストカントリーのおにぎり茶屋 ちかちゃん(仙台市若林区)」を視察しました。
 参加者は各視察先において,「震災で貴重な農地や施設機械等を失ったものの,少しでも地域との連携を維持したい」,「不幸中の幸いで残った味噌を被災者支援に活用したい」,「農地・施設が被災したが,地域農業の未来形を発信したい」等,経営者の強い思いと先進的な取り組みに感銘を受けていました。
 普及センターでは,関係機関と連携しながらこれからも若手農業者の育成支援をしてまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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高城ごぼう交流会Ⅱ~地域特産物利活用研修会~

2014年02月03日 13時14分44秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成26年1月27日に,色麻町下高城集落営農組合員と宮城県加美農業高等学校2年生が「高城ごぼう」をテーマに2回目の交流会を開催しました。
 今回は農業高校調理実習室を会場に,料理教室「具楽」を主宰する早坂具美子先生を講師に招き,生活技術科19名と組合員(組合長と女性組合員5名)が6グループに分かれ,「高城ごぼう」を使った総菜づくりにチャレンジしました。
 鶏肉の下ごしらえ等で苦戦する生徒もいましたが,無事に出来あがり,出席者全員で試作品3種類と,「きんぴらごぼう(下高城のお母さん達が普段どおり味付けしたもの)」1品の計4種類を試食しました。
 生徒からは「混ぜご飯は,炊き込みよりもしっかりした味でおいしい。」「油で揚げたごぼうは初めて食べたが,香ばしくておいしいことがわかりました。」「教えていただいたレシピを参考に自分の家でも作ってみたい。」等の感想が述べられました。
 何といっても「アレンジ前の下高城のお母さん達のきんぴらごぼうがおいしくて食べすぎてしまった。」とのコメントに,お母さん達は顔をほころばせていました。
 最後に浅野靖郎組合長が,「収穫体験交流等で組合員が高校生の皆さんからパワーを貰って元気になったこと,これからも『高城ごぼう』の生産に力を入れていきたいこと,高校生地産地消お弁当コンテスト等様々な場面で,下高城・色麻町産の農畜産物をどんどんPRしてほしい。」とまとめてくださいました。
 普及センターでは,組合の経営力強化を目指して「高城ごぼう」の生産拡大とPRのため,これからも支援してまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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