宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

スターチス現地検討会を開催しました

2014年06月05日 16時12分58秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年6月3日,JAみやぎ登米花き部会スターチス専門部のスターチス・シヌアータの栽培に取り組んでいる生産者や関係機関の職員などが参加し現地検討会を開催しました。
 生活に潤いと安らぎをもたらす花ではありますが,ここ数年市場規模,消費は横ばい傾向にあります。
 現地検討会では,栽培に取り組む米山町と迫町の簡易栽培施設2カ所を巡回し,各施設のこれまでの管理方法の紹介,栽培農家の感想,普及センターからは今後の栽培管理,最近の障害発生の事例やその要因分析等の説明を行いました。
 参加者からは,これから出荷盛期を迎えるので,適切な栽培・病害虫管理の励行と出荷規格・品種を厳守した良質なスターチスの出荷に努め,産地としての確立に取り組む活動が申し合わされました。
 普及センターでは今後も花き栽培の技術向上と普及・定着に向けて支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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いちご育苗講習会が開催されました

2014年06月05日 09時21分50秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 5月29日(木),JAみやぎ亘理本所大ホールにおいて,いちご育苗講習会が開催されました。
 当普及センター管内のいちご産地は,東日本大震災による大津波により栽培面積96haのうち95%が被害を受けました。亘理町と山元町はいちご産地の復興のために約40haのいちご団地の整備を行い,平成25年9月からは135名の生産者が栽培を開始し,平成26年5月からは山元町の16名の生産者が栽培を始めています。
 今回は,宮城県農業・園芸総合研究所園芸環境部の関根崇行副主任研究員を講師に,ハダニと炭そ病についての生態と防除方法の講義を行いました。当地域のいちご栽培において炭そ病とハダニの対策は大きな課題となっていることから,参加者も熱心に受講し,関心の高さが伺えました。さらに当普及センターからは,いちご育苗期の肥培管理や薬剤の使用例などについての話を行いました。
 普及センターでは,今後とも技術指導と情報提供を継続し,いちごの産地復興を支援していきます。


<連絡先>

宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

TEL 0223-34-1141 FAX 0223-34-1143

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