登米市農業士会では,毎年,農家経営の発展と地域活動への参画の両立について,研修・情報交換する「地域農業振興懇談会」を開催しています。
今回は「あつまれ~“今のこせがれ”と“昔のこせがれ”,“こせがれ”の嫁さん,母ちゃ~ん」と銘打ち,農業士と農業後継者の皆さん,そしてその「こせがれ達」を支えてきた嫁さん,母ちゃんと,これからの農業について語り合う交流会を開催しました。
基調講演に一般社団法人宮城のこせがれネットワーク代表,自身は有限会社 竹鶏ファーム常務取締役である志村竜生氏を講師に招き,「こせがれ親子経営論 ~みやぎをおもしろくする世代~」と題し講演をいただきました。
志村氏は大学卒業後,東京でサラリーマンを2年経験し,就農。子供の頃は家業を継ぎたいとは思っていなかったそうですが,一度家から離れて,外から改めて家の仕事を見た時に,父親が楽しそうに仕事をしている姿を見て就農を決意したとのこと。よく「どうして後を継いだの?」の問に,「親父が楽しそうに仕事をしていたから」と決まって答えていらっしゃるとのことです。
現実には,毎日けんかをしない日はないそうですが,振り返ってみたときに,親が自分をどのように育ててくれたか,親が自分にしてくれたことを心にとめ,後継者が1歩退くこと,親子ではなく人と人として認め合うこと,けんか・議論をしてもいいが,その内容はいつも前を向いていることが大切なのではないかとお話しいただきました。
また地域の未来をつくる若き担い手=「こせがれ」同士のネットワークと,こせがれ達を応援したい社会人・学生たちの集まり「宮城のこせがれネットワーク」について,「物を持つ幸せ」から「人とつながる幸せ」を大事にしながらプロジェクトや学習会など活動している様子を紹介していただきました。
地に着いた,心にしみるお話しに,「うちの息子にも聞かせたかった」「とても共感できた」との意見も聞かれました。
普及センターでは今後も継続的に地域の担い手・農業後継者の育成を支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8503 FAX:0220-22-7522
今回は「あつまれ~“今のこせがれ”と“昔のこせがれ”,“こせがれ”の嫁さん,母ちゃ~ん」と銘打ち,農業士と農業後継者の皆さん,そしてその「こせがれ達」を支えてきた嫁さん,母ちゃんと,これからの農業について語り合う交流会を開催しました。
基調講演に一般社団法人宮城のこせがれネットワーク代表,自身は有限会社 竹鶏ファーム常務取締役である志村竜生氏を講師に招き,「こせがれ親子経営論 ~みやぎをおもしろくする世代~」と題し講演をいただきました。
志村氏は大学卒業後,東京でサラリーマンを2年経験し,就農。子供の頃は家業を継ぎたいとは思っていなかったそうですが,一度家から離れて,外から改めて家の仕事を見た時に,父親が楽しそうに仕事をしている姿を見て就農を決意したとのこと。よく「どうして後を継いだの?」の問に,「親父が楽しそうに仕事をしていたから」と決まって答えていらっしゃるとのことです。
現実には,毎日けんかをしない日はないそうですが,振り返ってみたときに,親が自分をどのように育ててくれたか,親が自分にしてくれたことを心にとめ,後継者が1歩退くこと,親子ではなく人と人として認め合うこと,けんか・議論をしてもいいが,その内容はいつも前を向いていることが大切なのではないかとお話しいただきました。
また地域の未来をつくる若き担い手=「こせがれ」同士のネットワークと,こせがれ達を応援したい社会人・学生たちの集まり「宮城のこせがれネットワーク」について,「物を持つ幸せ」から「人とつながる幸せ」を大事にしながらプロジェクトや学習会など活動している様子を紹介していただきました。
地に着いた,心にしみるお話しに,「うちの息子にも聞かせたかった」「とても共感できた」との意見も聞かれました。
普及センターでは今後も継続的に地域の担い手・農業後継者の育成を支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8503 FAX:0220-22-7522